第23回永井隆平和賞発表式典
永井博士の精神を後世へ伝えましょう
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9月8日、三刀屋文化体育館アスパルで、第23回永井隆平和賞発表式典が行われ、市内全小学校の6年生や市民600人などが出席しました。
永井隆博士が全世界に訴え続けた「如己愛人」、「平和を」の精神を21世紀を担う若い世代に伝えようと、平成3年度から始まった永井隆平和賞。今年は全国34都道府県、海外2カ国から合計1,688点の作品が寄せられました。応募された作品は、戦争の悲惨さを後世に残したい作品や、自分の考え、思いを述べている作品が多くありました。また、「愛」や「平和」をテーマにした作品もありました。
式典では、部門ごとに入賞者の表彰の後、最優秀賞受賞者が作品を朗読し、雲南市から愛と平和のメッセージを発信しました。
小学生低学年の部で最優秀賞を受賞した三刀屋小学校2年の勝葉はなさんは、自分の体験から「へいわ」とは、だれかを大事にし、幸せな気持ちになることと考え、「毎日の暮らしで『へいわ』を広げていける自分になりたい」と発表しました。
また、小学生高学年の部で最優秀賞を受賞した久野小学校6年の西村望美さんは、永井博士が、なぜ、人のために生きることができるのかという疑問を持ち続けて、地域の方からその答えを教えてもらった中から、「久野小は、今年で閉校し、ふるさとがなくなるようでさみしい気持ちだったが、ふるさとは人とのつながりの中にある。まわりの人からたくさんの愛をもらった私が、これから出会う人を大切にしていく」と発表しました。
式典終了後の記念イベントでは、ご両親が雲南市出身の「おかある星野らぶれ~す」さんのコンサートが行われ、『星の祈り火』など永井博士の強い祈りとメッセージ「平和を!」を歌の中で表現し、命の尊さと平和への願いを訴えられました。 |

永井隆平和賞入賞者のみなさん |

小学生低学年の部で最優秀賞
を受賞した勝葉はなさん |

小学生高学年の部で最優秀賞
を受賞した西村望美さん |

『星の祈り火』を歌う、
おかある星野らぶれ~すさん |
部門 |
賞 |
氏名 |
テーマ |
都道府県 |
学校名・学年 |
小学生低学年 |
最優秀賞 |
勝葉はな |
わたしのかんがえた「へいわ」 |
島根県 |
雲南市立三刀屋小学校・2年 |
優秀賞 |
石倉かなめ |
どんなこんなんにもまけない |
島根県 |
松江市立八雲小学校・3年 |
佳作 |
廣澤寧己 |
いのちを大事に |
島根県 |
雲南市立三刀屋小学校・3年 |
佳作 |
大坂真也 |
ぼくのしあわせ |
島根県 |
雲南市立久野小学校・1年 |
佳作 |
落合飛竜 |
学校も心もピカピカに! |
島根県 |
雲南市立久野小学校・3年 |
佳作 |
今岡煌喜 |
みんなとなかよくなりたいな |
島根県 |
雲南市立鍋山小学校・1年 |
小学生高学年 |
最優秀賞 |
西村望美 |
人とつながり深まる想い |
島根県 |
雲南市立久野小学校・6年 |
優秀賞 |
田中太士 |
平和ってなに |
島根県 |
雲南市立三刀屋小学校・5年 |
佳作 |
石飛佳代 |
日本人も中国人も人間だよ |
島根県 |
雲南市立鍋山小学校・5年 |
佳作 |
坪倉優衣 |
平和を |
島根県 |
雲南市立木次小学校・6年 |
中学生 |
最優秀賞 |
伊藤正子 |
知って感じて考えたい |
愛知県 |
滝学園滝中学校・3年 |
優秀賞 |
玉城美織 |
祖父の思いを受け継いで |
沖縄県 |
糸満市立糸満中学校・3年 |
佳作 |
伊野波盛瑛 |
祖父から僕へ |
沖縄県 |
本部町立本部中学校・3年 |
佳作 |
金城由佳 |
やるべきこと |
沖縄県 |
糸満市立糸満中学校・3年 |
高校生 |
佳作 |
奥原龍 |
沖縄が教えてくれたこと |
岡山県 |
県立倉敷南高等学校・2年 |
佳作 |
陶山聡史 |
みえる平和とみえない平和 |
島根県 |
県立三刀屋高等学校・2年 |
佳作 |
藤原南 |
自分にできること |
島根県 |
県立飯南高等学校・3年 |
一般 |
最優秀賞 |
松川千鶴子 |
平和な春の空の下で |
兵庫県 |
入賞作品の全文を雲南市ホームページに掲載しています。ぜひご覧ください。 |
優秀賞 |
川井康之 |
日常の優しさ |
広島県 |
佳作 |
長坂隆夫 |
戦争に大義はない |
千葉県 |
佳作 |
神馬せつを |
「ありがとう」が平和の絆 |
石川県 |
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