雲南病院だより
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◆服部修三 読売新聞社「第41回医療功労賞」受賞 |
「医療功労賞」は、離島、へき地、豪雪地帯といった地理的な医療困難地域や、救急、難病、重度心身障害者施設等の厳しい環境の中で医療業務に携わり、国民の健康管理と増進のため長年尽力された方の功績を表彰するものです。 |
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医療功労賞を受賞した服部修三医師 |
服部医師は、昭和52年3月に雲南の地に内科医として赴任し、当時の雲南共存病院に3年間勤務した後、大学等での研鑽を積み、昭和60年1月に再び当院に赴任以来、郷里から離れた山陰の地で通算30年間にわたり内科医として日夜、患者の為に献身的に尽くしました。昭和63年5月からは副院長、平成22年4月からは統轄副院長に就任し、雲南圏域の医療に対する安心と信頼を確保するため、地域の高齢化を考慮し、地域ニーズに対応した医療サービス等の提供に尽くしてきました。また、平成14年度開設の介護型療養病棟の責任者、平成23年4月には健康管理センター所長に就任し、積極的な検診活動及び地域医療連携の強化など地域に密着した高齢者等の健康保持推進にも寄与し、広く地域や住民に対する地域医療に貢献しました。
この功績が認められ、島根県の受賞者2名のうち1名に選ばれ、読売新聞社より「医療功労賞」を受賞しました。 |
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◆雲南市立病院 奨学金制度のご案内 |
◆ 制度の目的は
看護師及び助産師を志す方に奨学資金を貸与し、修学を容易にすることにより、安定的な看護職の養成を 図ることを目的としています。
◆ 貸与することができる方は
高等学校を卒業し看護大学、助産師学校、看護短期大学、看護学院(以下「看護学校」という。)に入学が決 定した方及び、看護学校に在学中の方。
◆ 奨学資金の額は
奨学資金の額は、月額5万円とします。
◆ 貸与期間は
奨学資金の貸与期間は、看護学校に在学する期間とします。
◆ 貸与人数は
貸与人数は、各学年3人までとします。
◆ 奨学資金の申請は
奨学資金の貸与を希望する方は、雲南市立病院看護師等奨学資金貸与申請書を、3月15日までに提出し て下さい。
(申請書は総務課までご連絡下さい。ホームページにも掲載しています。)
◆ 貸与の決定は
貸与については、申請者の審査及び面接を行った上で決定します。
◆ 返還の免除は
看護学校を卒業後、看護師及び助産師として、雲南市立病院に継続して6年間勤務した方。
この制度についての詳しいことはホームページをご覧頂くか、下記までお問い合わせ下さい。
雲南市立病院 総務課 電話 0854-43-2441 |
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◆院内サロンふれ愛 |
3月・4月の開催日:3月8日(金曜)、22日(金曜)
4月12日(金曜)、26日(金曜)
時間:午後1時30分から3時30分
場所:雲南市立病院 南棟2階 ドック検診室
★4月12日は、1周年記念を行います。
※あとは毎月のとおり表示をお願いします。 |
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糖尿病教室の開催のご案内
~糖尿病教室の開催のご案内~ |
今回のテーマ「合併症予防 糖尿病から腎臓を守れ!!」
~内容~
■『腎症を防ぐために』島根大学医学部附属病院 清原 信昭医師
■透析治療中の方の体験談
■透析食の試食
■ワンポイント指導(インスリン注射方法・血糖測定方法・運動療法)
日時:平成25年3月7日(木曜)11:00~14:00
会場:雲南市立病院 4階大会議室
参加費:1,000円
※予約が必要です。下記までお気軽にお問い合わせください。
ご予約・お問い合わせ
雲南市立病院 保健推進課
電話 0854-43-3602 |
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◆雲南市立病院の最上階にあるレストラン「ビューレストランオランジュ」の紹介 |
当院は、患者さんをはじめ一般の住民の方々にもご利用いただけるレストランを営業しています。コーヒー、ホットケーキ、パフェなどの軽食から定食まで幅広くメニューを用意しています。ぜひご利用下さい。 |
場 所:雲南市立病院 南棟5階
営業時間:10:30~17:00
定休日 :土、日、祝日 |
500円で提供している「日替わり定食」は、季節に合ったメニューで、かつ健康的で家庭的なメニューとなっています。 |
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▲Aセット |
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▲Bセット |
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▲とんかつ定食 |
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▲オムライス |
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毎日、オランジュで昼食をとっている外科医師の庭野先生からのコメントです。
「毎日オランジュで、昼食を食べています。日替わり定食は、栄養バランスも考えてあり、肉や魚、野菜、豆腐料理などレパートリー豊富で、飽きのこない家庭的なメニューです。おかげで毎日元気に働いています。」 |
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◆病院ボランティアの会「てごっ人」の活動紹介 |
平成21年5月に、「がんばれ雲南病院市民の会」、「雲南病院を支えよう市民の会」の皆さまのご協力のもと、「病院ボランティアの会(石川勝会長)*愛称“てごっ人”」が設立されて以来、「病院ボランティアの会」の皆さまには、病院周辺の草刈りなどの美化活動や、外来患者さんの案内、車イス介助、花の展示など多岐にわたって活動していただいています。
病院ボランティアの会「てごっ人」のみなさまには、今年度も大変お世話になりました。
平成24年度の主な活動を紹介します。 |
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院内美化作業 |
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平成24年4月 「桜山草刈り」
桜山の通路の草刈りと桜のヤドリギ取りを行っていただきました。
通路の草が無くなり歩きやすくなりました。 |
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▲桜山草刈り |
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▲桜のヤドリギ取り |
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平成24年5月 「院内網戸補修」
院内の網戸の補修を行っていただきました。流れ作業と分担で手際良い作業でした。
汚れのついた網を綺麗な網に張替え、すがすがしい風が病室に入りました。 |

▲網戸の張替え |
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平成24年6月 「合同美化作業」
職員労働組合ユース部(若者中心の部)と合同で、病院の5階浴室と外来の長イス清掃、病院周辺の草刈りを分担して行いました。 |
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平成24年7月 「敷地内の溝掃除」
病院敷地内の溝の掃除を行っていただきました。溜まったごみや草をきれいに取り除きました。 |
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平成24年8月 「七夕飾り付け&七夕コンサートの会場設営」

8月の作業は厚い日でしたが、七夕の笹飾りと七夕コンサートの舞台準備をしていただき、素晴らしい笹飾りと舞台が完成しました。 |
▲大きな笹飾り |
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▲正面玄関のスイカちょうちん飾り |
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▲七夕コンサートの舞台準備 |
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平成24年9月 「病院祭への参画」
9月29日に開催した第2回病院祭には、事前の実行委員会から参画いただき、前日の会場準備にも多数参加していただきました。安来節ショーでは、「てごっ人」の石川会長と安来節保存会の皆さまのご協力により、当院の医師とドジョウすくいの練習の時間を設けていただき、医師を交えた踊りで祭を盛り上げていただきました。 |
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平成24年10月 「避難スロープ・外壁清掃」
避難用のスロープは屋外に設置してあるため汚れています。これを綺麗に掃除していただきました。
高所のため危険な作業ですが、“いざ避難を要した時のため”にと真剣に取り組んでいただきました。 |

▲高所でのスロープ清掃 |
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平成24年11月 「車イス点検・補修」
患者さんが利用されるが利用する車イスを点検し、タイヤに空気が入っているか、補修が必要な箇所はないかなど1台1台丁寧に作業をしていただきました。この日は隠岐病院のボランティアの会「筍の会」から4人の方が作業に参加され、作業後の意見交換会では活発な意見交換があり、「今後も交流の場を持ち、お互いの励みになると良い」との感想がありました。 |

▲車イス点検、清掃の様子 |
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平成24年12月 「クリスマスコンサート準備」
12月17日に行った、院内クリスマスコンサートの会場設営を行っていただきました。舞台から看板の設置、照明の取付、イスの配置など分担して手際よく準備していただきました。クリスマスの飾りも持ち寄っていただき、とても素晴らしい会場となりました。 |
▲電飾のツリー取付け |

▲舞台完成 |
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平成25年1月 「階段滑り止め補修」
病院内のすべての階段の滑り止めの補修作業を行っていただきました。滑りやすくなっていたゴムを交換して、安心して階段を使うことができるようになりました。 |

▲新しいゴムの交換 |
※平成25年2月は「手すり・長イスの清掃」、3月は「車イス点検・補修」を行う予定です。 |
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その他の活動 |
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■平成24年6月11日 ボランティア総会開催(1階南病棟「てごっ人ミーティングルーム」にて)
■平成24年8月29日 火災非難訓練への参加
(1) 模擬患者として訓練参加
(2)消火栓と消化器を使用した消化訓練に参加
■正面玄関での車イス介助(毎日)
★車イスの取り扱い講習会も開催しました。
当院リハビリテーション技術科・田中科長による車イスの取り扱い講習で、介助ボランティアに活かせるよう昨年に引き続き行ったものです。実際に車イスを使用し、前回より少し実用的な内容で、患者さんのために真剣に臨まれました。 |
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▲リハビリ科長から指導をうける様子 |
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▲実際の訓練の様子 |
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■ふるさと教育
平成25年1月16日、雲南市立阿用小学校6年生を対象に「ふるさと教育」を実施されました。講師は、「病院ボランティアの会」事務局長の矢壁敏宏sん。阿用小学校のふるさと教育(地域医療教育)の講師依頼を受けて、“なぜ病院を支えるために住民自らが立ち上がったのか”“病院のために住民に何ができるのか”を生徒にわかりやすく説明し、語りかけられました。生徒からの「ボランティアをするうえでのモットーは何ですか?」という質問に、矢壁さんは「ボランティアをすることで“地域と病院を結ぶ架け橋”になりたい」と話されました。生徒からは最後に、「病院は病気になったら行く所という印象だけだったが、ボランティアというかたちで関わることができることを初めて知った」という感想が矢壁さんにおくられました。 |

▲講義の様子 |
今後も、病院ボランティアの皆さまと病院スタッフとが、手と手を取り合いながら一緒に活動し、地域の皆さまに愛される病院を目指していきたいと思います。 |
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