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雲南市の地域特性雲南市の地域特性について説明しています。

雲南市の地域特性について

雲南市の特産など

地勢と歴史

地理・地形

雲南市は、島根県の東部に位置し、南部は広島県に接しています。

市の南部は毛無山(1,062m)を頂点に中国山地に至り、北部は出雲平野に続いていることから、標高差が大きくなっています。市内には、斐伊川本流と支流の赤川、三刀屋川、久野川、その支流である阿用川、吉田川などが流れています。

加茂町から大東町、木次町、三刀屋町にかけて、斐伊川と赤川、三刀屋川の合流地点を中心とした平坦部が広がっていますが、吉田町、掛合町では中国山地に至る広範な山間部を形成しています。

総面積は553.18平方キロメートルで島根県の総面積の8.3%を占め、その大半が林野です。

島根県雲南市拡大地図

社会的条件

雲南市は、県都松江市と出雲市の南に隣接し、通勤や通学、商圏など社会的および経済的に大きなつながりがあります。

また、平成26年度に中国横断自動車道尾道松江線が全線開通し、新たに山陽、四国方面と高速道路で結ばれ、産業や観光の分野において、さらなる交流の促進が期待されます。

中国横断自動車道尾道松江線

歴史・文化

雲南市にはヤマタノオロチ伝説で知られる斐伊川が流れ、各地に神話や伝説、神楽などが伝承されており、加茂岩倉遺跡や神原神社古墳をはじめとした多くの遺跡や古墳が発掘されています。

古くから斐伊川の支流周辺の低地では農耕が営まれ、山間地ではたたら製鉄や炭焼きがさかんに行われてきました。また、山陰と山陽を結ぶ主要街道上に位置することから、陰陽を結ぶ交通の要衝として栄えてきました。

銅鐸
たたら製鉄

気象

気候的には北部の大東町や加茂町での平均気温は14℃前後であり、南部の吉田町や掛合町では13℃前後となっています。年間降水量は約1,700~2,000mm程度で、冬季には北部の加茂町でも降雪があり、南部の吉田町や掛合町、大東町や木次町の山間部などでは降雪や積雪により農作物や交通などへの影響もあります。

春 桜並木
夏 田園風景
秋 山の紅葉
冬 雪道を歩いている学生

人口

総人口

雲南市の総人口は、令和2年国勢調査によると36,007人で、平成27年から令和2年の5年間に3,025人減少しています。

世帯数

雲南市の世帯数は、令和2年国勢調査によると12,432世帯で、平成27年から令和2年の5年間に95世帯減少しました。また、1世帯当たりの人員は平成27年国勢調査では3.05人でしたが、2.82人となっており、世帯規模は引き続き縮小しています。

人口構成

国勢調査によれば、年少人口割合の低下と高齢化率の上昇が続き、平成2年調査で、高齢化率が年少人口割合を上回りました。近年、その変化は加速しており、令和2年の年少人口割合は11.2%、高齢化率は40.1%となっています。

人口動態

島根の人口移動と推計人口によると、自然動態では出生数を死亡数が上回り、社会動態では転入数を転出数が上回り、ともに人口減少の要素となっています。特に、出生者数は年々減少してきており、平成16年10月から平成17年9月までの1年間は328人でしたが、令和3年10月から令和4年9月の1年間は157人となっています。

笹巻づくりをしている様子

雲南市の特色

水と緑に囲まれたうるおいのある穏やかなイメージをもつ地域

雲南市は、豊かな森林や河川、滝など、中山間地域ならではの豊かな自然環境に囲まれています。桜や蛍が息づく自然と市民の生活が融合したまちづくりや、地域資源を活かした温泉施設、観光施設が整備され、水と緑が醸し出すうるおいのある穏やかな印象をもった美しい地域です。

木次の桜並木
赤川ホタル
山王寺の棚田
龍頭が滝

個性あふれる歴史・文化が息づく地域

雲南市は、ヤマタノオロチ退治を中心とした出雲神話の舞台であるとともに、国宝に指定された銅鐸やたたら製鉄など、地域特有の歴史や文化をもつ地域です。また、農村景観や神楽、囃子など、暮らしに根ざした農村文化が豊富であり、日本のふるさとの原点ともいうべき歴史・文化が息づいています。

神楽
神社
もみじ
雲見の滝

新鮮で安全な農産物が生産され県内有数の製造業が集積する地域

雲南市では、有機農業の取り組みが盛んで、新鮮で安全な農産物や食材が豊富に生産されています。また、県内有数の製造業の集積地であり、加えて、商業集積もすすむなど地域の雇用を支えています。

有機農園
唐辛子

斐伊川流域を形成する地勢的に一体性のある地域

雲南市には、中国山地を源とする県東部最大の河川である斐伊川が流れ、古くから内陸水運が暮らしや経済を支えていました。斐伊川本流とその支流である三刀屋川や赤川、久野川等の結びつきから、地勢的な連続性があり、水系による一体性のある地域といえます。

斐伊川と白鳥
尾原ダム

お問い合わせ先

政策企画部 広報広聴課
〒699-1392
島根県雲南市木次町里方521-1
Tel 0854-40-1015
Fax 0854-40-1029
kouhoukouchou@city.unnan.shimane.jp
(注意)メールアドレスの「@」は半角「@」に書き換えてください。

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