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市報うんなん2016年9月号

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うんなんの若チャレ

若者による地域課題解決をすすめる「若者チャレンジ」を紹介します。

雲南市地域おこし協力隊
吉田真琴(よしだまこと)さんです。

吉田真琴さん

念願の雲南市民になって

○Iターンするまでの経緯について教えてください。

私は広島県生まれ、広島県育ちなのですが、父の実家が美郷町にあり、幼いころから島根大好きっ子でした。長期休暇になると、島根に来るのが一番の楽しみで、姉との旅行先も島根、友達と少し遠出するのも島根、家族とのお出かけも島根がほとんどでした!
そんな中、大学の授業で雲南市との出会いがありました。その授業は、雲南市について知り、若い女性の目線で雲南市の魅力を探り、PRするというものでした。2年前の秋に現地研修ということで初めて雲南市を訪れ、たくさんの方にお会いすることができました。皆さんとの交流の中で一番に感じたことは、「雲南市が好きで、自分たちの手で雲南市を盛り上げたい!」そんな思いを皆さんが持っておられるなということでした。交流していくうちに私もこの中に入りたい、といつの間にか思っていました。
その後、雲南広域連合との交流で広島県内にて行われる雲南市のPRイベントに呼んでいただき、観光PRをさせていただいたり、ときにはイベントのステージに出たりと、大学生活の後半は雲南市を追いかけていて、気づけば周りから雲南市ファンと呼ばれていました。
そして、雲南市に住みたい、住みたいと言い続け、今年の4月、就職を機に雲南市民になり、雲南市の地域おこし協力隊員として、雲南広域連合で雲南地域の情報発信をしています。

○雲南市への思いを聞かせてください。

私が雲南市に来ようと決めた理由、それは「人」です。出逢った人が皆さん、雲南市のために一生懸命で、地域外から来た私を快く受け入れてくれました。いつからか、この人たちと一緒に働きたい、大好きな雲南市を盛り上げたいと思い始めていました。実際にIターンしてみると、若者の多さ、元気さ、行動力、そしてそれを支える、大人の方の存在の大きさに驚きました。一人でやってきたはずなのに、全く寂しさを感じさせない雲南市はやはりあたたかさに包まれた地域だな、と改めて実感し、雲南市に来させてもらえて幸せだなと日々感じています。私が感じたように、多くの方にこの雲南市のあたたかさを実感してもらいたいです。

○今後、雲南市でどのような活動をしていきたいですか?

現在、雲南広域連合として写真共有サイト「インスタグラム」などのソーシャルネットワーキングサービスを利用して雲南地域の情報発信をしています。観光地やお店だけでなく、何気なく暮らしている風景や何気なく使っている出雲弁、また、「地域の人」にも焦点を当てて発信したいです。地域外の人への発信ももちろんですが、地域の人へ向けても、ここでは当たり前のことが外から来た人にとっては当たり前じゃないかもしれない、ということも発信できるのではないかなと思っています。
雲南市についてまだ知らないことばかりなので、イベントなどに積極的に参加し、地域の方々との交流を深め、雲南市のいいところをさらに発見し、発信していきたいです。また、市外から雲南市へ足を運んでもらえるような企画も作り上げていきたいです。私が初めて雲南市を訪れた時のように、雲南の人のあたたかさを感じてほしいです。
まだまだ未熟ですが、私の雲南市愛を原動力に多くの方に雲南市に訪れていただけるよう、活動していきたいと思います。


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