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市報うんなん2016年6月号

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保健師・研究所うんなん・国際交流員のコーナー

こんにちは、保健師です。

健康推進課 電話0854-40-1045

子どもの歯を守るのは家族の役目

雲南市の1歳6ヵ月児歯科健診を受けた子どもが、3歳児歯科健診の時に、むし歯がどれぐらい増えたのか見てみました。3歳児健診時にむし歯を持っている子どもの割合は、1歳6ヵ月児健診時より急激に増えています(図1)。また、県内でも他市町村に比べ、むし歯が多い状況です(図2)。
歯は、「食べる」、「お話しする」、「表情をつくる」等とても重要なはたらきをします。子どもの歯と口の健康を守っていくのは、家族の大切な役目です。“むし歯ゼロ”をめざし、よく噛んで食べ、からだの成長・発達と五感を通した味わいや満足感、楽しみなどの心も育んでいきましょう。

むし歯をもっている子の割合の変化
[雲南市幼児歯科健診結果から]

平成26年度3歳児の一人平均むし歯数
[平成26年度島根県市町村歯科保健評価表から]

≪むし歯にしないためのポイント≫

(1)食事やおやつの時間・回数を決める:食事やおやつのたびに口の中は酸性になり、むし歯のリスクが高まります。規則正しくとることで生活リズムが整います。
(2)飲み物やおやつの内容: 乳酸菌飲料やイオン飲料、ジュースなどは酸性飲料で口の中を酸性にします。飲む回数やダラダラ食べ、甘いおやつは注意しましょう。
(3)歯みがき習慣と丁寧な仕上げみがき:食べることでむし歯菌が増え、歯垢をつくり、酸を出し、歯を溶かしていきます。むし歯菌を増やさないことが大切です。
(4)強い歯をつくる:歯の質を強くする働きがある“フッ化物”を積極的に利用しましょう。よく噛んで「だ液」を出すことや歯科健診を受けることも重要です。

こげなことしとーます 研究所うんなん

身体教育医学研究所うんなん 電話0854-49-9050

リフレッシュのすすめ

梅雨時期になると何となく体がだるいという人が増えると聞きます。そんな時は、家の中で横になってゆっくりと過ごしたくなるものですよね。
ただ、ゆっくりと過ごすばかりで疲れが本当に取れるかというとそうではないこともあります。
例えば、スポーツ選手は、練習や大会の翌日には、完全に体を休めるのではなく、少しからだを動かすことで疲労を取り除く「積極的休養」という方法でリフレッシュしています。
ホッと一息つきながらも、休み過ぎには気を付けてリフレッシュできるといいですね。

手軽にできるストレッチ

たくさん体を動かさなくても、その場で簡単にできるストレッチもリフレッシュ方法として効果的です。
そこで、今回は、手軽なストレッチを紹介します。

「背中のばし」

「背中のばし」
(1)胸の前で手を組みます。
(2)ボールを抱えるように腕を前に伸ばし背中を丸めます。10秒ほど行います。

このストレッチは、背中の肩甲骨(けんこうこつ)周りを伸ばすので肩こりの予防に効果的です。自然な呼吸で、痛みの出ない範囲で気持ちよく行いましょう。
無理なく体を動かして、心も体も元気に過ごしましょう。

国際交流員(CIR)の迷言コーナー うん、なんでしょう

こんにちは、ダニエルです。

6月になると、梅雨対策などを考える方が多いのではないでしょうか。悪い天気が頻繁に続く季節がある国は日本だけではありません。東南アジア、中米、カリブ地方なども豪雨、台風、暴風になります。
私の出身のアメリカインディアナ州には台風は来ませんが、夏にはよく雷雨になり、3月から5月にかけてはもっと恐ろしい天気が発生しやすくなります。その天気とは竜巻です。
竜巻が全国で最も頻繁に起こるのは確かに3月から5月ごろですが、いつ発生してもおかしくない現象で、去年の12月23日、インディアナ州に5つの竜巻が発生し、家と木々を壊しました。インディアナ州より少し西の州は全国でも起こりやすく、Tornado Alley(トルネード アリー)(竜巻横丁)というニックネームがあります。
1年に多数起こる竜巻ですが、台風と同じように激しさが異なり、ほとんどのものは被害を与えずに消えます。竜巻で危ないのは外にいる人が暴風で飛ばされたものに当たって負傷することです。 
そんな頻繁に起こる竜巻ですが、私が被害にあったのはたった一回で、昼過ぎに私が通っていた学校周辺で竜巻が発生し、廊下に避難して放課後までおさまるのを待っていたことがあります。数時間後には晴れていました。可笑しい天気ですね。

竜巻
竜巻


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