市報うんなん2016年6月号

平成28年度「地方創生」「人口の社会増」に向けた取り組み 第2弾
「課題先進地」から「課題解決先進地」へ
平成27年度から第二次雲南市総合計画と雲南市総合戦略に基づくまちづくりをスタートさせ、「定住基盤整備」と「人材の育成・確保(子ども・若者・大人のチャレンジの連鎖)」を柱として、市内外の多くの皆さんと行政の協働によって施策を推進しています。
これまでの取り組みの状況と平成28年度の取り組みについて、市報うんなん5月号では「人材の育成・確保」の取り組みをお知らせしました。今月号では「定住基盤整備」の取り組みについてお知らせします。
重要課題とする分野ごとの主な取り組み
子育て
目標
・子育てしやすい環境だと(行政サービスの視点から)感じる保護者の割合
65.9%(H27実績値) → 70.0%(H31)
・年度途中待機児童数〔10月1日基準〕
18人(H27実績値) → 0人(H31)
子育てに伴う経済的な負担の軽減と児童・幼児の預かりサービスや相談窓口の充実など安心して子育てできる環境づくりに取り組みます。
・認定こども園の推進
幼児期の教育・保育サービスをより充実する認定こども園化に向けた施設改修等を行います。
・放課後児童クラブの整備
小学校区ごとの放課後児童クラブの整備や施設改善をすすめます。
・子育て支援センターの運営
保護者の育児に関する相談を受け付けるほか、同年代の子どもをもつ保護者の交流を促進します。
・子ども家庭支援センターの運営
子どもの発達や、虐待、不登校および就労について相談対応や支援を行います。
・中学3年生までの医療費自己負担分の無料化
・第3子以降の保育料の無料化
・3歳未満の第1子・第2子に係る保育所保育料の軽減
・不妊治療費の助成
仕事
目標
・企業立地認定を受けた新たな誘致企業の雇用者数
40人(H27実績値) → 延べ80人(H31)
地場企業等の成長促進と企業誘致、創業・事業継承の支援を行い、地域の雇用拡大に取り組みます。
・企業誘致の推進
企業誘致専門員の配置などにより企業誘致活動を強化し新たな雇用創出に取り組みます。
・神原企業団地の整備
平成30年度の神原企業団地分譲開始に向けた国道54号からの幹線道路用地の調査・取得、また、松江自動車道へのスマートIC設置に向けた調査検討を行います。
住まい
目標
・新設住宅建設戸数
61戸(H27実績値) → 132戸(H31)
・空き家バンク物件の新規入居世帯数
37世帯(H27実績値) → 40世帯(H31)
マイホーム建設の促進や賃貸住宅の利用ニーズへの対応など民間事業者と協力しながら住まい確保の支援に取り組みます。
・子育て世帯に対する宅地貸付事業
子育て世帯(世代)に市有宅地を25年間貸与し、期間満了後は無償譲渡します。
・子育て世帯に対する宅地購入支援事業
子育て世帯(世代)が住宅取得において民有宅地を購入する費用の10分の1、上限50万円を助成します。
・子育て世帯に対する定住促進住宅の家賃減額制度
市外から木次東団地・加茂中団地に入居(転入)する世帯に対して子どもの人数に応じ家賃を減額します。
・子育て世帯に対する固定資産税課税減免制度
子育て世帯(世代)の住宅取得による固定資産税の課税を一定期間(最大7年間)免除します。
・空き家改修補助事業
空き家バンク登録のUIターン者が住まいとする物件を改修する費用の2分の1、上限50万円を助成します。子育て世帯(世代)には上限額を100万円まで助成します。
移住・定住
目標
・転入者のうち定住支援スタッフが関わった人数・世帯数
53世帯112人(H27実績値) → 78世帯186人(H31)
定住支援スタッフによるきめ細やかな相談・支援対応、さらに結婚対策には、地域ぐるみの推進体制をつくり取り組みます。
・専属の定住スタッフの配置
・移住定住情報の発信
・結婚対策事業
独身男女の活動を支援する結婚相談サロン、出会いの場づくりなどの縁結び活動に地域ぐるみで取り組みます。
平成27年度定住支援および課題解決人材の移住実績
定住支援スタッフが対応した移住定住実績(H17-H27)
課題解決人材の移住実績(平成27年度)
地域課題解決に向けた活動に携わるために雲南市へ移住された方の人数
〔移住元の圏域/東北1人、関東13人、関西2人、中国4人(うち県内2人)、九州2人〕
人数 | 職種 | |
---|---|---|
子どもチャレンジ | 6人 | キャリア教育スタッフ |
若者チャレンジ | 10人 | 医師、看護師など |
大人チャレンジ | 6人 | 地域づくり応援隊など(地域自主組織) |
定住支援スタッフの紹介
雲南市に人材を呼込む企画などを行う定住企画員と空き家バンクの運営などを行う定住推進員を配置し、この5人が専属で移住・定住の相談や定住後の生活サポートを行います。
写真左から:
<定住企画員>専属スタッフ2人
須藤和裕(すとうかずひろ)
吾郷篤史(あごうあつし)
<定住推進員>専属スタッフ3人
朝山友希(あさやまゆき)
原田信二(はらだしんじ)
山根健(やまねけん)
平成 27 年度の取り組み状況
・木次子育て支援センター土曜日開所時間を1日に拡大
H27利用人数1,835人(前年度の約1.7倍)
・あおぞら保育園乳児分園建設
3歳未満児受入可能園児30人
・三刀屋健康福祉センター内に病後児保育施設開設
・定住支援情報発信
子育てポータルサイト「ゆっくり、子育て。雲南市」、これからの雲南暮らしを楽しむサイト「これから。Unnan」を開設。
雲南市公式アプリによる情報発信や、ソーシャルメディア(フェイスブックやユーチューブなど)を活用した定住・子育て情報を発信。
子育てポータルサイト「ゆっくり、子育て。雲南市」
http://kosodate-unnan.jp/
これからの雲南暮らしを楽しむサイト「これから。Unnan」
http://hokkori-unnan.jp/korekara/
雲南市公式アプリ ダウンロードページ
http://hokkori-unnan.jp/korekara/unnan-app/