ここから本文です。

市報うんなん2016年12月号

ここから本文です。

祝 木次線開業百周年 ほか

木次線開業100周年 記念セレモニー

10月8日(土曜)、木次線開業100周年記念セレモニーをJR木次駅・駅前広場で行い、沿線住民や鉄道関係者ら約200人が参加し、木次線開業100周年を祝いました。
木次線開業100周年記念事業実行員会勝田康則(かったやすのり)委員長(奥出雲町長)は「木次線は、通学や通勤などで沿線住民にとってなくてはならない公共交通機関。ローカル線を取り巻く状況は非常に厳しくなっているが、このレールを守り、存続していくことが我々の使命である」と、また溝口善兵衛(みぞぐちぜんべえ)島根県知事は「沿線住民の普段からの列車の利用や、観光利用の拡大に取り組むなど木次線の利用促進を図っていくことが大切。島根県としては、地元市町の利用促進の取り組みを一層支援していきたい」とあいさつされました。
セレモニーで出席者らがくす玉を割って100周年を祝福した後、駅のホームではトロッコ列車「奥出雲おろち号」の出発を見送ったほか、駅前ステージでは、コンサートや木次線にちなんだクイズ大会なども行われました。

くす玉割
セレモニーでのくす玉割の様子

トロッコ列車出発
トロッコ列車「奥出雲おろち号」出発

また、10月11日(火曜)は木次線が開業してちょうど100周年を迎えることから、トロッコ列車の臨時便が運行され、市内の幼稚園児たち60人が招待されました。
当日はサプライズイベントとして、ご当地ヒーロー「よいとこ戦隊ダイトレンジャー」のサクラローザが登場し、記念バッジを子どもたち一人ひとりに手渡し、記念撮影を行いました。
また、出雲八代駅では、布勢幼児園(奥出雲町)の園児との交流やメッセージ交換もあり、子どもたちはトロッコ列車の旅を満喫しました。

園児たち
トロッコ列車に乗車する園児たち

出雲八代駅での交流
出雲八代駅での交流

JR下久野駅「駅ナカ農園」

JR下久野駅は、昭和7年12月18日に開業してから今年で80年を迎えました。
現在、地元・下久野地区の有志らで組織する「花ももステーション(平成20年設立)」のメンバーらが、JRの切符販売や駅舎管理を行っています。
下久野駅構内には、線路撤去後の跡地を利用した畑が広がっており、「駅ナカ農園」としてイベント活用されています。夏休み中には、この駅ナカ農園を利用した収穫体験もできるという珍しい駅です。
花ももステーション 代表 長妻 清(ながつまきよし)さんは、「全国の地域鉄道の駅舎もその昔は大勢の人でにぎわっていた。団塊の世代と言われる皆さんも多く旅立った駅。UIターンも含め、ふるさとへ帰郷された際、さびれた駅舎は見せたくない」との想いから、毎年トロッコ列車の乗客との交流イベントにも取り組んでいらっしゃいます。

長妻代表
花ももステーション 長妻代表

駅ナカ農園
「駅ナカ農園」

はなもも君
下久野駅長「はなもも君」

“ほっこり”うんなん暮らし ~市民の皆さんの意見を定住促進に反映~

市では、地域の皆さんとの「円卓会議」や「アンケート調査」、またUIターンの皆さんの声を聞き、交流の場とする「UIターン者交流会」を通じて、ニーズ把握や意見交換を行い定住促進に取り組んでいます。

9月25日(日曜) UIターン者交流会

「かみくの桃源郷」(大東町久野)で久野地区振興会の協力のもと、UIターン交流会を開催しました。
雲南市へUIターンされた方や地域の方など27人が参加し、葉っぱや虫、木の実など自然にあるものを探すゲーム「ネイチャービンゴ」で上久野の自然を満喫した後は、竹を切って「竹筒」を作り、地域でとれた新米を使って「竹筒ごはん」を炊きました。この「竹筒ごはん」は、ほんのり竹の香りがして、参加者からも「美味しい!」と大好評でした。
そのほか、地元の方の料理やバーベキューなどを囲みながら交流を楽しみました。

交流会の様子

交流会の様子

10月6日(木曜) 三刀屋高校生がUIターン者インタビュー

三刀屋高校では毎年「地域産業研究」実習(インターンシップ)が行われています。インターンシップは、地域課題の発見や将来の職業について考えるきっかけづくり、コミュニケーション能力の向上等を目的に同校1年生が参加し、うんなん暮らし推進課で実習を行った2人が今年Iターンされた田中 学(たなかまなぶ)さんとデイビットさんへインタビューを行いました。

三刀屋高校生のインタビュー

―移住のきっかけは何ですか。

東京でポスターや洋服などのデザインの仕事をしていましたが、東京にはモノがあふれていて、新しいものを作ることに魅力を感じなくなり、地方で暮らしたいと思いました。興味のあったカレーやスパイスから島根や雲南を知り、軽い気持ちで移住を決めました。

―実際に生活してみていかがですか。

まちづくりに対する地域のみなさんの姿勢がすごいと思います。行政や地域のサポートもあって、東京より物事が進むスピードが速いです。人も範囲も小規模ということもあって、行政との距離が近く、プロジェクトも進みやすいです。雲南市はおもしろい人がたくさんいるし、自由に行動できるので、自分から行動できる人にはおすすめの地域だと思います。

―移住を検討している方へメッセージはありますか。

考えても悩むだけなので、まず来てみることが一番だと思います。そして、その地域の人と話すことが大切だと思います。

【田中 学さん・デイビットさんの紹介】
平成28年3月に神奈川県から雲南市へI ターン。現在、ふるさと島根定住財団の地域づくり活動体験事業を活用し、それぞれ「三新塔あきば協議会」と「八日市地域づくりの会」を受け入れ先として、カフェの営業や交流の場づくり、イベントの企画など、地域づくり活動に取り組んでいます。

10月12日(水曜)、10月27日(木曜) 雲南市ママパパ会議(仮称)

市内の子育て中のママやパパが集まり、雲南市の子育て環境について話し合う『雲南市ママパパ会議(仮称)』を開催しました。
「子育て」をテーマに、雲南市で子育てしていく中で「いいな」と思うことや「ちょっとね」と思うことなど話し合い、2回目の会では、速水市長、土江教育長と一緒に子育てについて話し合いました。最後にメンバー一人ひとりが、「子育てで一番大切だと思うこと」などを発表し、市長、教育長と懇談を行いました。

ママパパ会議の様子

ママパパ会議の様子

雲南市内の秋祭り

10月9日(日曜) 掛合町ふるさとまつり(掛合町ふるさと大運動会2016)

「第34回掛合町ふるさとまつり( 掛合町ふるさと大運動会2016)」が掛合中学校グラウンド周辺で開催されました。
掛合中学校吹奏楽部の演奏による入場行進、つづく掛合保育所園児のしょっきり太鼓で幕を開け、町内7地区の選手の皆さんによる玉入れ・綱引き・地区対抗リレーのほか、保育園児や小中学生の競技で盛り上がりました。恒例の「むかで駅伝」や「子むかで競走」、小中学生と大人約100人による「掛合太鼓揃い打ち」、「掛合音頭」と地域の皆さんの参加・協力により、掛合町の秋の一大イベントは大いににぎわいました。

掛合太鼓

10月16日(日曜) 世代を超えて歌と踊りで繋ぐ絆 第34回大東よいとこ祭

小雨が混じる曇り空のもと、多くの老若男女が集い、「第34回大東よいとこ祭」が開催され、絆を深めました。出店数が30を超えたテント村では、商品が売り切れる店が続出し、出店者はうれしい悲鳴を上げていました。特設ステージには、初出演となる光舞(こうまい)ほたるや大東町の女性の集いのほか、保育園児にNOB(西おとうちゃんバンド)、よいとこ戦隊ダイトレンジャーなど10団体が登場し、歌や踊りで祭りを盛り上げました。

ダイトレンジャーショー

10月23日(日曜) きすきがっしょ祭り

「第34回きすきがっしょ祭り」が木次体育館周辺で開催されました。
木次こども園と木次小学校、下熊谷ふれあい会の皆さんによるステージイベントや大抽選会が行われ、テント市、各種団体による作品展示など大勢の来場者でにぎわいました。
がっしょマンレースには全9チームが参加し、激闘が繰り広げられました。

がっしょマンレース

10月23日(日曜) ふれあう・つながる・ひろがる輪 みとやっこまつり

「第37回みとやっこまつり」が三刀屋文化体育館アスパルで開催されました。
総勢300人による梅が香音頭踊りや、子どもたちによるステージイベント、特産品の出店や文化作品展など地域が一体となり大いににぎわいました。

梅が香音頭踊り

10月23日(日曜) 加茂よっといで祭り

「第4回加茂よっといで祭り」が、加茂健康福祉センターかもてらす周辺で開催されました。たちばら保育園児のお遊戯やYu-Gaku(ゆーがく)加茂スポーツクラブのヒップホップダンスなどのステージイベント、テント村、ふわふわドームなどのさまざまな催しがあり、大勢の来場者でにぎわいました。

祭りの様子

10月30日(日曜) 山里で華開く美味しさと愉しさの祭典 ななかまどフェスタ

「第12回ななかまどフェスタ」が吉田総合センター周辺を会場に「日本たまごかけごはんシンポジウム」と同日開催されました。さわやかな秋晴れのもと、町内の保育所や小中学生の発表、文化展や地域の美味と特産品の販売、体験コーナーなどのテント村に、町内外から多くの来場者が訪れ、にぎわいました。
特設ステージでは、ダンシングエンジェルズやムラゲレンジャーの出演のほか、ご当地品を景品とした「日本遺産認定記念じゃんけん大会」も催され、大いに盛り上がりました。

ムラゲレンジャー


もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関