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市報うんなん2016年11月号

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うんなんの若チャレ

若者による地域課題解決をすすめる「若者チャレンジ」を紹介します。

島根大学1年 國本 翔(くにもとしょう)さん(保育士)です。

國本さん

人と人をつなげたい

○雲南コミュニティキャンパス(UCC)※のインターンシップに参加されたきっかけは?

高校のころから、「何か人を幸せにすることがしたい」と考えていました。人が幸せを感じるのは、「好きな人と好きな場所で好きなことをしている」ときだと思いました。地域活性化に携わり、学ぶことで人のつながりをたくさん創り、多くの方がチャレンジしやすい環境をつくることについて学べる場所を探していたとき、UCCのことを知り、きっかけになるかもしれないと参加しました。

○6月開催のスタートアップ合宿ではどうでしたか?

高校生・若い方、地域の方など地域のために楽しそうにチャレンジしている方にたくさん出会えました。その方たちを見て、雲南市では本気でチャレンジできそうだなと思いました。「自分にも何かできるかもしれない。チャンスがあるかもしれない」と思い、8月に開催されるインターンシップに参加しようと思いました。

○インターンシップはどうでしたか?

面白い方たちにたくさん出会うことができました。毎日いろいろな出会いがありました。出会う人たちが皆、本気で自分のやりたいこと、地域に貢献できることに真剣にかつ楽しそうに取り組んでおられ、その方たちの考えに触れることができたのは大きな経験でした。
また、イベントの企画など初めて経験することもあり、自分の中の未知の部分に踏み出せた感覚がありました。

○イベントの企画は大変なことが多かったのではないでしょうか?

時間が限られていて、なかなか自分の考えを誰かと共有しながら磨き上げることができず大変な面もありましたし、準備に夜遅くまで時間がかかってしまうこともありましたが、「とても良かった、またやってほしい」と言っていただけてとても嬉しかったですし、なにより自分で実際にやってみたことで、気づくことがたくさんありました。
大変なこともたくさんありましたが、とにかく楽しかったので最後までやりきることができました。

○活動を行った雲南市はどんな地域だと感じましたか?

多くの人たちが「もっと地域を良くしたい」「もっと楽しく生きたい」という想いをもって、いろいろなチャレンジをしておられることを強く感じました。こんなにチャレンジができる環境はほかにはそうないと思います。雲南市の中で一生懸命に頑張っておられる皆さんの姿や、雲南市の現状をもっと多くの人たち、特に自分たちのような若者に知ってほしいなと思いました。

○今後の活動について教えてください。

大きな目標をいうと、雲南市で学んだこと、雲南市のように若い方がどんどんチャレンジできる環境を全国に広げていきたいです。「好きな人と好きな場所で好きなことができる」環境を自分が創っていける存在になりたいと思います。
そのためのステップとして、大学生が地域の現状を知ることができるようなイベントの企画などを行っていきたいと思います。また、今はインプット(知る、学ぶ)の時期と考えていますが、いつかは自分の考えをアウトプット(伝える)できるようになりたいと思います。

※雲南コミュニティキャンパスとは、雲南市を大学生の学びのフィールドとし、地域活動や就業体験を通じて、大学生の地域貢献力や地域課題解決力の向上と、UIターンのきっかけを作ることを目的とした事業。


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