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市報うんなん2017年1月号

うんなんの若チャレ若者による地域課題解決をすすめる「若者チャレンジ」を紹介します。

「若者チャレンジ」

久野地区振興会 地域づくり応援隊 小林 彩(こばやしあや)さんです。

小林 彩

チャレンジの連鎖~【若者×大人】久野地区での挑戦~

幸雲南塾について、「参加したきっかけ」と「感想」を教えてください

当時、私は千葉県から大田市に移住していました。大田市で知り合った友人に幸雲南塾に参加しないかと誘われ、第4期の幸雲南塾に参加しました。
この幸雲南塾の期間で私が取り組んだプラン「けものに負けンもの」の内容は、大きく分けて2つあり、1つ目は「女性でも気軽に取り組める『獣害対策』の実践」です。実際に、ホームセンターで獣害対策に使う資材や道具を紹介してまわるホームセンターツアーを実施しました。平日開催でしたが、30~60代の女性たちが参加してくださり、とても好評をいただきました。2つ目は、「地域で取り組む獣害対策」です。三刀屋町鍋山地区の皆さんに協力していただき、獣害対策の基本的な考え方の紹介やロケット花火を使った追い払い器具の作成などをしました。この塾を通じて得たものはいろいろありましたが、一番は「ご縁」や「繋がり」です。一緒に受講した塾生をはじめ、NPO法人おっちラボのメンバーや地域の方々、そのほか雲南市内外の多くのチャレンジャーと会うことができました。この「ご縁」は今もいきています。

現在は、地域自主組織に入って活躍しておられますよね?

幸雲南塾を終えて、その後の活動について考えていたタイミングで、NPO法人おっちラボの方から「久野地区振興会での情報発信業務」の仕事を紹介していただきました。子どもの出産・子育て、他にもいろいろあり悩みましたが、地域からの求めに応えたいと思い、大東町久野地区への移住と広報としての業務をスタートすることを決断しました。着任後、まずは久野地区についてより多くの人に知ってもらいたい、観光で来てもらいたいという地域の皆さんの想いを紡ぎ、“かみくの桃源郷”のホームページを作成し公開しました。現在は久野地区の紹介ページを作成したり、かみくの桃源郷にあるお食事処“清流の館”の経理を任せていただいたり、地域の方から少しずつ役割をもらいながら、地域に溶け込めてきたかなと思っています。また、最近かみくの桃源郷の活性化も新たな役割として加わったので、活性化に向けて今後さらに活動を展開していきたいと思っています。

雲南市での子育てはいかがですか?

自然豊かな環境で子育てしたいという想いがありました。住んでいる久野地区もそうですし、今子どもを通わせている保育園も自然に囲まれ、それを生かした子育てが実現できているように思います。また、地域の中で昔の風習や地区独自の習慣・伝統を今も大切にしておられ、親子で触れさせてもらえることもとてもありがたいです。私が体調不良のときには地域の方々が子どもを見てくださったりと、保育園も含め周りの方々によくしていただき、助けられて子どもを育てることができていると感じます。本当に感謝の一念です。

今後について教えてください

今は、目の前の生活のことで精いっぱいで、先のことはなかなか考えられないというのが本音ですが、久野地区内や保育園内にママ友ができ、お茶会をしたり一緒に出かけたりするようにもなったので、このまま久野で子育てしていけたらと思っています。教育の点では、雲南市はキャリア教育の推進や教育系NPOとの連携など先進的な取り組みを実践されており、期待しています。
また、豊かな自然を活用した取り組みを実践することで、久野の魅力をさらに発信していけたらと考えています。
子育て世代の方々をはじめ、多くの方に久野へ来ていただいて、魅力を堪能してもらえたらと思います。


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