トップ > 市政情報 > 広報・広聴 > 市報「うんなん」 > 「市報うんなん」2017年1月号 > シリーズ「雲南市中心市街地活性化」(3)

ここから本文です。

市報うんなん2017年1月号

シリーズ「雲南市中心市街地活性化」(3)にぎわいあふれる中心市街地をめざして!

雲南市中心市街地活性化

雲南市中心市街地活性化基本計画は、平成28年11月29日付けで内閣総理大臣認定を受けました 

シリーズ第3回の本号では中心市街地活性化基本計画で定める中心市街地の位置と範囲を改めてお示しし、活性化に向けた基本的方針についてもお伝えします。
※本計画は、シリーズ第2回号(平成27年11月号)までにお伝えした内容を一部見直しています。

中心市街地の位置と範囲

雲南市の中心市街地図

雲南市の中心市街地は、主な交通が結節する国道54号と国道314号の交差点を中心位置として、国道54号沿線の商業連担地から雲南市役所、JR木次駅を含む面積約130ヘクタールとしています。
商業や業務施設などのサービス機能や公共公益施設、医療施設などの多様な都市機能が集積しつつあるこの区域において様々な事業により活性化を促すことで「まちの顔」を形成し、経済や人の流出を堰止める「ダム効果」を発揮させます。

中心市街地の現状を改めて分析し、課題を次の3点に整理しました。
(1)購買力が市外へ流出していること。
(2)定住人口が減少傾向にあること。
(3)交流人口や宿泊客数が伸びないこと。

中心市街地の基本方針

※課題解決のために次の基本方針を掲げます。

(1)魅力的な商業集積とイベントによる賑わいの創出【商業振興】

本市における交通の要衝である三刀屋・木次エリアに中心市街地を設定し、商業エリアを明確にすることで、市の周辺からの購買行動をこの場所にとどめるとともに、中心市街地住民の購買も促進します。
市民が集い、楽しめるイベントを開催することにより、松江・出雲圏域や、尾道松江線の全線開通によって結びつきが強まった山陽方面からの誘客も促進します。

(2)暮らしたくなる地域づくりによるまちなか居住の推進【定住促進】

区域内および隣接地に、雲南市役所をはじめとする行政機関、金融機関、医療福祉機関、教育機関(小中高校)が集積しており、暮らすための条件は市内でもっとも充実しています。都市基盤や商業集積地を整備するとともに、子育て世帯に対する定住支援策を講じて、真に暮らしやすいエリアを形成し定住を促進します。

(3)魅力的な交流拠点と環境整備による交流の促進【交流促進】

恵まれた自然環境を活かしたまちづくりを進め、さまざまなイベントの開催等によりにぎわいを創出し、交流人口や宿泊客の増加を促進します。中山間地域における新たな中心市街地像として、「河川に囲まれた田園型の中心市街地」を形成し、発信していきます。

~次号では、中心市街地活性化基本計画の目標についてお伝えします。~

ご意見、ご質問などは、建設部都市計画課(電話0854-40-1064)へお寄せください。


もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関