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市報うんなん2015年9月号

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未来をつくる若者チャレンジ

市が毎年実施している若者チャレンジ支援『幸雲南塾』の塾生を紹介します。

第5回目は大東町出身の武田勇也(たけだゆうや)さん(幸雲南塾1期、4期生)です。

武田勇也さん

~ずっと大切にできるものと巡りあってほしい~

―主催されている「名工探訪」が今年で5回目ですね

郵便局に勤務していた頃、島根県西部の過疎の局を受け持ったことがあり、年金暮らしのお年寄りがほとんどという中で、地域経済の縮小を体感しました。ふと地元雲南市も同じではないかと思い、自分にできることはないかと考えていました。そんなとき、知り合ったラメールの館長さんから「ゴールデンウィークの雲南市は、閑古鳥が鳴いている。ものづくりの人を紹介しながら、工房を訪れてもらい、観光客の増加を図れないか」と相談され、「私がやります!」と言ってしまいました。「名工探訪」を企画し、1回目はなんと350人以上もの来場がありました。名工探訪をきっかけにできた工房もあります。作家さんや事務局スタッフの皆さんと苦楽を共にしながらも続けられてよかったなと思うようになりました。

―そこから幸雲南塾につながったのですか?

チェリヴァホールのスタッフさんから「幸雲南塾に参加してみない?」と誘われ、ここでもよく分からないまま「やります!」と言ってしまい、1期の塾に参加することになりました。
幸雲南塾では、一緒に頑張り、思いを聞き、分かってくれる仲間の存在は大きいです。
私も仲間たちが困っているとき「何とかしたい!」と思う気持ちや、活動を続ける仲間を「応援してあげたい!」と強く思うようになりました。

―今後はどう考えていますか

今は名工探訪だけでなく、地元の大東町春殖(はるえ)青年部や消防団で同世代の人たちと楽しく活動させてもらっています。それに、雲南市に関わりのある事業者さんたちと暮らしに役立つ専門知識をセミナー形式で情報発信する「うんなん暮らしの学び場」という活動もしています。
「うんなん暮らしの学び場」を通じて事業所の皆さんから学んだ知識が自分の暮らしに役立っています。
私はまだまだ未熟者なので、今後もこれまでと同様に、おっちラボや幸雲南塾生、地域で活動していらっしゃる方々に関わりながら、持続可能で誰もが当たり前に安心して暮らし続けられる雲南市をめざし努力していきたいと思っています。

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