市報うんなん2015年9月号

新庁舎について
雲南市の新たなまちづくりの拠点施設として、また、防災拠点として建設を進めてきました新庁舎が完成しました。
新庁舎は、1、2階に市民の皆さんが利用する機会の多い部署を配置し、利便性を高めています。また、大地震においても人命の安全確保や庁舎機能の維持が図られ安心して使用できる耐震安全性能を有し、災害対応に必要な設備を備えた災害対策本部室も設置しました。これにより、災害時に迅速な対応ができるようになっています。
また、環境にも配慮し、市内産材の木質チップを使用した木質チップボイラーを設置したほか、地下水、太陽光発電等も効果的に設置しています。
新庁舎での業務開始は、10月13日(火曜)です。
■市民見学会を開催します
新庁舎で業務を開始する前に新庁舎の見学会を開催します。
駐車場は、新庁舎駐車場(庁舎前・市道市役所線横・Aコープ向かい)、雲南合同庁舎駐車場(庁舎前・職員駐車場等)が使用できますが、混雑が予想されますので、乗り合わせのうえお越しただきますようお願いします。
日時:9月26日(土曜)13時から16時まで、9月27日(日曜)10時から16時まで
新庁舎の特徴
各階の見通しのよい中央の吹抜けと外から見えるシースルーエレベーターによって、建物全体をわかりやすくしています。また、各階はひとまとまりのオープンフロアとなっており、柔軟に執務室を変更できるようになっています。
1F
執務室![]() |
総合案内窓口![]() 市民の皆さんが来庁された際、各部署・窓口などを案内します。 |
多目的ホール![]() |
吹抜け![]() 建物全体を分かりやすくするほか、自然採光、自然通風にも有効です。 |
相談室![]() 個人情報やプライバシー保護に配慮した相談室を各階に設けています。 |
シースルーエレベーター![]() |
授乳室![]() 授乳室には、給湯設備があり、ミルクや授乳、オムツ交換ができます。 |
多目的トイレ![]() 車いすで利用できる広さや手すり、オストメイト(人工肛門や人口膀胱を使用している方)対応の設備、ベビーシートなどを備えた多目的に利用できるトイレを整備しています。 |
身体障がい者等用駐車場![]() |
2F~4F
執務室![]() |
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多目的会議室![]() 可動間仕切りにより多目的に使用できます。 |
5F
議場![]() |
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![]() 傍聴席は、議場全体を見やすくするため一段高くし、磁気ループ(補聴器を補助する放送設備)も採用しています。 |
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全員協議会室![]() |
防災拠点となるために
災害時に迅速かつ適切な災害対応が行えるよう、各エネルギー(電気・水)のバックアップを図っています。
災害対策本部室![]() 災害時に、適切な災害対応が行えるよう災害対策本部室を設置します。 |
太陽光発電設備![]() 太陽光発電で発電した電力が災害時にも利用可能です。 |
非常用発電機![]() 停電時にも72時間連続運転が可能です。 |
環境に配慮した省エネルギー、省資源庁舎の実現
鋼製ルーバー(羽板による日よけ)やウォータールーバー(水による日よけ)により日射制御など熱負荷を低減し、木質バイオマスエネルギー、地下水などの再生可能エネルギーにより年間空調エネルギーの約60%を賄います。その他、自然採光、自然通風、夜間外気導入など自然エネルギーの利用や、高効率LED照明、明るさセンサー、人感センサーを採用するなど環境に配慮した庁舎としています。
鋼製ルーバー(東西面)![]() |
ウォータールーバー![]() |
デシカント空調機![]() |
放射冷暖房パネル![]() |
自然換気![]() |
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木質チップボイラー![]() ![]() 雲南市産材の木質チップを活用し、木質チップボイラーでつくった温水を床暖房、放射冷暖房パネル、デシカント空調機(湿度コントロール)で利用します。 |