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市報うんなん2015年7月号

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未来をつくる若者チャレンジ

市が毎年実施している若者チャレンジ支援『幸雲南塾』の塾生を紹介します。

第3回目はみんたくAda-n(あだーん)(古民家を改修した交流活動ができる施設)
掛合町出身の松本 悠(まつもとゆたか)さん(幸雲南塾2期・4期生)と中澤太輔(なかざわだいすけ)さん(幸雲南塾3期・4期生)です。

あだーんの仲間たち
▲あだーんの仲間たち(左上:中澤さん、左下:松本さん、右側:橋本潤(はしもとじゅん)さん(幸雲南塾2期生)

~力になった「なんだとーこのやろう」~

――なぜ幸雲南塾に参加したのですか?

【松本】 その当時の現状を打破したくて参加しました。タイミングよく知り合いの方から、幸雲南塾を教えてもらったので、とりあえず「えいやっ」で参加しました。
【中澤】 自分は3期からですが、参加した理由は若い仲間がほしかったからです。この民家を借りてはいましたが、どう活用していくか具体的なプランがなかったこともあり、他の人からの意見を聞きたいと思いました。翌年の4期では、チームでも参加可能になったので3人のチームで応募しました。

――参加したことが何につながりましたか。

【松本】 端的に言うと友達がとても増えました。しかも、参加している人はそれぞれの分野で「これをやりたい!」という熱い人ばかり。自分も何かやろうかと思っていたので、各々のイベント等に参加することで更に輪が広がりました。このネットワークは人生を楽しくする大切な財産です。
【中澤】 塾では、参加者からコメントシートをもらうのですが、結構、イライラしていましたね(笑)。「ここがだめじゃないか」「地域と絡まないと意味がない」とか書かれて、そのときは受け入れられなくて葛藤があったけど、今思うと、絶対に必要でした。あと、講師方の言葉が印象に残っています。「今できなかったら、一生成し遂げられない」と。「なんだとーこのやろう」って思ったけど、今思えば確かにそうだ!言うとおりだ!と。

――『みんたくAda-n』というチーム名、珍しい名前ですが、込めた思いは?

【中澤】 「みんたく」は、みんなの家。「Ada-n(あだーん)」は、出雲弁で驚いたときに出る言葉です。来たら驚きのあるような場所にしたいなと付けました。若者がチャレンジ的に何かできる、成長できる場にしたいですね。今年は、図書館としての活用もめざしています。
【松本】 実現できたら楽しいだろうなとか、こういうことを叶えたい!というような事を体現できる場所にしたい。演劇の方がこの場所を利用された際に、寝るも食うも一緒でみんなの距離が近づき、公演がより良いものになったと言われました。今後も、気軽に使用でき、何かを叶える場所でありたいと思います。


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