市報うんなん2015年7月号

うんなんの「子育て支援」シリーズ
雲南市は平成27年度から一層の子育て環境の充実に取り組みます!
第2弾 子育て支援について
平成26年度に市内の保護者の方を対象に行ったアンケートでいただいた貴重なご意見を参考に、子育てしやすい環境づくりに向け、「子育て」「教育」「住宅」関係の制度の新設・拡充を行います!
今月号は、先月号に引き続き「子育て」分野について、経済的負担の軽減を図るなど、安心して子育てできる環境づくりに関する支援について紹介します。
○第3子以降の保育料無料の実施
【問】子ども政策課 電話0854-40-1044
18歳未満の子どもが3人以上いる世帯の場合、第3子以降の児童が保育所、幼稚園、認定こども園に入所(園)された際の保育料を無料にしています。
【対象施設】市内公立・私立保育所(園)、幼稚園、認定こども園
○安価な保育所保育料と市独自の土曜減免の実施
【問】子ども政策課 電話0854-40-1044
国基準額に対して“40%減免”の保育料設定と、年度を通じてすべての土曜日を休まれる場合の“土曜保育減免(さらに20%減免”を実施しています。これにより県内8市の中でも低い保育料設定となっています。
【対象施設】市内公立・私立保育所(園)、認定こども園
○病後児保育施設の平成28年度新設
【問】子ども政策課 電話0854-40-1044
市内2カ所ある病後児保育施設※(病気回復期の子どもを一時的に預かる施設)に加えて、平成28年度から三刀屋健康福祉センター内に病後児保育施設を設置するための整備を進めています。
※だいとう病後児保育室つくし、掛合保育所病後児保育室
▲三刀屋健康福祉センター
○認定こども園の推進
【問】子ども政策課 電話0854-40-1044
保護者の就労形態に関わらず、子どもたちに質の高い教育・保育の提供を行うため、認定こども園化を順次進めます。
※認定こども園とは・・・就学前の子どもに幼児教育と保育を一体的に行う施設(現在市内の認定こども園は木次こども園)
![]() ▲木次こども園 |
![]() ▲室内の様子 |
○木次子育て支援センター“くりおね”土曜開所時間延長
【問】子ども政策課 電話0854-40-1044
斐伊保育所に併設されている子育て支援センター“くりおね”は、子ども同士のふれあいの場として、また保護者同士の仲間作り交流の場としても集うことができ、4月から土曜日開所時間をこれまでの9:00~12:00から9:00~16:00に延長しています。
![]() ▲木次子育て支援センター“くりおね” |
![]() ▲室内の様子 |
○子育てに関する相談や支援の充実
【問】子ども家庭支援課 電話0854-40-1067
平成27年度から、乳幼児期からの子どもの発達や不登校および就労などの支援を行う総合的な相談窓口として、雲南市子ども家庭支援センター(愛称『すワン』)を開設しました。
子育ての悩みについて、お気軽に相談してください。
子ども家庭支援センター『すワン』
雲南市役所3階(子ども家庭支援課内)
電話番号:0854-40-1067
相談受付時間:9:00~17:00(土・日・祝日を除く)
※『すワン』とは、 すてきな オンリーワン すまいる ナンバーワン すのまま ベストワン から命名しています。 |
![]() |
○子ども医療費助成制度
【問】市民生活課 電話0854-40-1031
次世代を担う子どもの健全な育成および安心して子どもを生み育てることができる環境づくりの一層の充実を図るため、0歳から中学3年生までの入院・通院・薬局等(※1)、中学校卒業から20歳未満の方の慢性呼吸器疾患等14疾患群(※2)にかかる入院を対象に助成を行います。
雲南市独自助成制度
雲南市では、保護者の方の負担を軽減するため、県制度に独自で上乗せ助成をし“医療費の無料化”を実施ています。助成制度の内容は次のとおりです。
入院 | 通院 | 薬局等 | 参考 | |
---|---|---|---|---|
0歳~中学3年生 | 0円 | 0円 | 0円 | 【島根県制度】 0歳~未就学児まで 入院:2,000円/月 通院:1,000円/月 薬局:0円 |
中学校卒業~20歳未満者の慢性呼吸器疾患等14疾患群にかかる入院 | 0円 ※所得制限なし |
- | - | 【島根県制度】 入院:15,000円/月 ※所得制限あり/児童手当特例給付の基準額に準ずる |
(※1)薬局等とは、薬局、柔道整復施術所、はり・きゅう及びあんま・マッサージ施術所、治療用装具製作所、訪問看護ステーションのことです。(いずれも医療保険適用治療をしたときです。)
(※2)14疾患群とは、(1)悪性新生物、(2)慢性腎疾患、(3)慢性呼吸器疾患、(4)慢性心疾患、(5)内分泌疾患、(6)膠原病、(7)糖尿病、(8)先天性代謝異常、(9)血液疾患、(10)免疫疾患、(11)神経・筋疾患、(12)慢性消化器疾患、(13)染色体または遺伝子に変化を伴う症候群、(14)皮膚疾患 のうち、保健所長の意見により市長が認定した疾患です。
◇健康保険適用外の費用や入院時の食事代・部屋代・病衣代などは、助成対象外で本人負担になります。
○一般不妊治療費助成制度
【問】健康推進課 電話0854-40-1045
一般不妊治療を受ける夫婦に対し一般不妊治療に係る費用を一部助成します。平成27年度より、一般不妊治療費助成制度の1年間の助成上限額を10万円に増額しました。
【対象者】
・戸籍上の婚姻関係であって、夫婦もしくは夫婦のいずれかが市内に住所を有している方
・夫または妻が医療保険各法による医療保険の被保険者、組合員または被扶養者である方
・産婦人科または泌尿器科において一般不妊治療を受けた方
【助成内容】
一般不妊治療費のうち、1年間につき10万円を上限とします。
ただし、医療保険各法に基づく保険者または共済組合の規約等により、その不妊治療に要する費用に対し、給付が行われる場合はその額を控除した額とします。
なお、平成27年4月1日以降に申請されたものから助成上限額を10万円とします。
【助成期間】
一般不妊治療を受けた日(医療機関証明書の初回受診)から起算して3年間
【申請方法】
下記の書類を健康推進課まで持参または郵送してください。
(1)一般不妊治療費助成金交付申請書
(2)医療機関証明書
(3)一般不妊治療に要した費用の領収書と明細書(原本)
(4)戸籍抄本または外国人登録原票記載事項証明書
(5)健康保険証の写し
※1年間の申請については、1年間終了後、その終了日の属する年度内とします。
○特定不妊治療費助成制度
【問】健康推進課 電話0854-40-1045
特定不妊治療を受ける夫婦に対し特定不妊治療に係る費用を一部助成します。
【対象者】
・島根県特定不妊治療助成事業により島根県知事から助成決定を受けている方
・戸籍上の婚姻関係であって、申請時に夫婦もしくは夫婦のいずれかが市内に住所を有している方
【助成内容】
1夫婦に対し、当該夫婦が島根県等特定不妊治療費助成事業による当該補助額を控除した額の2分の1以内とし、1夫婦1回の治療につき7万5千円までを上限とします。
また、1年度あたり2回を限度に助成します。
【助成期間】
雲南市の交付決定を最初に受けた日の属する年度から通算して5年間
【申請方法】
下記の書類を健康推進課まで持参または郵送してください。
(1)特定不妊治療費助成金交付申請書
(2)島根県が発行した特定不妊治療費助成事業承認決定通知書(原本)
(3)医療機関が発行した特定不妊治療費に関わる領収書及び明細書(原本)
(4)島根県に提出した特定不妊治療費助成事業受診等証明書(写し)
(5)夫および妻の住所を確認できる書類(住民票等)
※島根県の助成決定を受けた日の属する年度内に申請してください。
詳しくは、各担当課まで問い合わせいただくか、雲南市ホームページをご覧ください。
子育てに関する情報をひとまとめ! 7月7日(火曜)OPEN!!
雲南市子育てポータルサイトを開設します
市では、子育てをしている皆さんへ、子育てに関する情報を積極的に発信するため「子育てポータルサイト」を開設します。
このサイトでは、妊娠から出産、就学まで子育て支援に関する制度やサービスを目的別に検索でき、必要な情報へすぐにたどりつけるなど、わかりやすい内容の構成となっています。
市では、今後も「子育てするなら雲南市」をめざし、市民の皆さんにとって子育てしやすい環境を整備し、あわせて、市外の子育て世代の方へも情報発信を行い、移住・定住促進にもつなげます。
「子育てポータルサイト」の主な特長
- テーマごとに情報を一覧表示
- 「医療」「お金」「教育・保育」などのテーマごとに情報を分類し、分かりやすく情報を整理しています。
- ライフステージごとに表示
- 妊娠、出産など、手続きや利用のタイミングを逃さないよう、お子さんの成長にあわせた情報を提供します。
- 便利な機能
- ・予防接種や乳児健診などの日程が一目でわかるカレンダー機能
・スマートフォン・タブレット端末にも対応
「子育てポータルサイト」を見るには…
- 検索サイトで「雲南市 子育て」と入力して検索
- 雲南市ホームページの右上のバナー「雲南市子育てポータルサイト」をクリック
- http://kosodate-unnan.jpまたは、下記のQRコードから