市報うんなん2015年4月号
 
特集「全国コンクールで受賞したうんなんの子どもたち」
全国のコンクールで受賞した子どもたちを紹介します。
〇第51回 全国児童才能開発コンテスト 科学部門 小学校低学年の部
文部科学大臣賞 「傘のけんきゅう」  大東小学校 3年 小山(こやま) 真由子(まゆこ)さん
|   ▲2月23日、ニューウェルシティ出雲で行われた表彰式で賞状を手にする小山さん(右から2番目)と長澤校長(右) |  ▲大東小学校 大塚成美さん(左)と小山真由子さん(右) | 
公益財団法人才能開発教育研究財団が主催する第51回全国児童才能開発コンテスト科学部門で、小山真由子さんの「傘のけんきゅう」が最高賞 の文部科学大臣賞を受賞されました。
このコンクールは、児童の「豊かな感性・情操」を養うとともに、 基礎学力である「文章による表現・コミュニケーション能力」「創造的な表現力」「科学的な思考力」を育て、小学生の文化的・科学的才能 の育成をめざすことを目的に昭和38年に創設されました。「作文」、「絵画」、「科学」の3部門があり、科学部門は全国35都道府県の科学作品展などで優秀な成績を収めたものの123点で審査が行われました。
小山さんは、お祭りで買ってもらった和傘が和紙でできていることに 着目し、和紙に何を塗ると傘として使えるのかを研究されました。防水に優れている「ろうそく」、「防水スプレー」、「かきしぶ」「えごま油」「なたね油」を、実際に和紙に塗って水で濡らし、重さを比べたり、生け花で使う剣山を使って破れにくさを比較するなどの実験を重ね、昔から使われて いる「えごま油」が最も適していたと研究の結果をまとめられました。
審査の結果、研究のテーマや実験方法のユニークさが評価され、文部科学大臣賞を受賞されました。
小山さんは、「この『傘のけんきゅう』を始める前に、本で下調べをして一ヵ月をかけ研究しました。いろいろな種類の油を和紙に塗るので、時間がかかって大変でした。これからは、いろんな和紙や油をつかって、この研究をさらに進めていきたいです」と語ってくれました。
第60回 青少年読書感想文全国コンクール 課題図書の部 全国学校図書館協議会長賞
書籍名「カブトムシ 山に帰る」 大東小学校 5年 大塚(おおつか) 成実(なるみ)さん
|   ▲2月6日、経団連会館(東京都千代田区)で行われた 表彰式での大塚さん | 
公益財団法人全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する全国青少年読書感想文コンクールは、児童生徒・勤労青少年を対象に、読書活動の振興等を目的に、昭和30年創設。 全国の学校から449万2194編(参加2万6653校)の応募が あり、地方審査を通過した5510編の入選作品中央審査が行われ、大塚成実さんが全国学校図書館協議会長賞を受賞されまし た。
大塚さんは、「テレビで見るような虫が、家のまわりにたく さんいます。自然の中で育ったので、自然がテーマになってい る『カブトムシ 山に帰る』という本を選びました。
本を読んで、森の木は、人が切ると少なくなるし、切らなく も枯れてしまう。じゃあどうしたらいいのかなと考え、感想文 に書きました。本を読みながら、著者の山口(やまぐち) 進(すすむ)さんはどん な人かなと思っていたら、表彰式のとき会うことができてうれ しかったです」と語ってくれました。
〇受賞の結果を受けて 大東小学校 長澤(ながさわ)幸子(さちこ)校長 
学校経営の中で、何か特別なことをしているわけではありませんが、大東小学校は、学校全体が落ち着いていて、子どもたちが自分のやりたいことへ向かう環境が整っていると思います。また、子どもたちに必要な体験活動も、学校だけではなく、家庭や地域のみなさんの協力によってしっかりとした活動基盤ができています。そしてなにより、自然豊かで人情味ある雲南市での生活が、子どもたちの創造力や表現力へつながっているように思います。
〇第74回 全国教育美術展 全国学校賞 文部科学大臣奨励賞 雲南市立寺領小学校(木次町)
|  ▲文部科学大臣奨励賞を受賞した寺領小学校児童の作品 (写真中央列) |   ▲寺領小学校全景 | 
公益財団法人教育美術振興会が主催する第74回全国教育美術展全国学校賞で、寺領小学校が最高賞の文部科学大臣奨励賞を受賞しました。
このコンクールは、美術教育の発展を願い教育活動に主眼を置いた「日ごろの学習から生まれた子どもの創造的な作品」を推奨しているもので、大正11年に全国図画展として発足され、今年度第74回目となります。応募校数2689校、応募点数120270点の応募があり、地区審査と全国審査を経て、9人の作品が特選に選ばれた寺領小学校が文部科学省大臣奨励賞を受賞されました。
〇受賞の結果を受けて 寺領小学校 周藤(すとう)正己(まさみ)校長 
毎年一回、外部講師を招いて「校内写生大会」を行っています。そのときの作品等58点を応募したところ、9点が特選に選ばれました。審査員の皆さんからは、「大人がコンクールのために描かせた絵ではなく、子どもらしい素直な気持ちが表現された作品であること」などが評価され、名誉ある文部科学大臣奨励賞を受賞しました。
作品は、小学校の近くの商店や牧場、食の杜、太(たい)林寺(りんじ)の仁王さんの絵など、地域にある素材から子どもが眼で見て感じたことを素直に表現しています。
寺領小学校は、「食と農の学習」に力を入れ、地域の皆さんに協力していただき、サツマイモやお米づくり、ぶどうの木の剪定、豆腐づくりなどの体験活動を行っています。活動の最後には、必ず子どもたちが地域の方々へ感謝の気持ちを言葉や手紙で伝えています。このように、地域の皆さんに支えられ、温かく見守られて育まれた子どもの素直な気持ちが絵に表れた結果だと思います。
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| ▲寺領小学校 周藤正己校長 | 

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