市報うんなん2015年11月号

保健師・研究所うんなん・国際交流員のコーナー
健康推進課 電話0854-40-1045
地域自主組織とともに進める大腸がん検診
島根県で「がん」と診断された人は、男女共に「大腸がん」が最多(※1)です!雲南市では、平成26年度に大腸がん検診(対象:40歳以上の方)受診者の増加をめざし、地域自主組織と協働した大腸がん検診委託容器販売と健康教育の取り組みを実施しました。
※1 【島根県がん登録:2005~2008】
その結果、交流センターで275人が大腸がん検診容器を購入されました。受診率は平成25年度は12.0%でしたが、平成26年度は12.6%(受診者数3,349人)となり0.6%増加しました!
また、交流センターで大腸がん検診容器を購入された方にアンケート調査を行い、127人に回答をいただきました。その結果、購入者の6割強の方が60~70歳代の方で、14%の方が過去5年間に検診を受けておらず、交流センターでの購入が受診のきっかけになったことがわかりました。購入の決め手は身近なところで購入できたことが3割で、地域自主組織からの告知放送・チラシをみて購入された方も多かったようです。
今年度も引き続き地域自主組織とともに健康なまちづくりに取り組んでいます。自分のため、家族のために年に1回、がん検診を受診しましょう!
今年もやります! 郵送大腸がん検診
交流センターで申し込めます!
※交流センターによって取扱期間等が異なる場合がありますので、詳細については健康推進課(電話0854-40-1045)へ問い合わせください。
健康推進課または各総合センター保健福祉課でも申し込めます。(申込期間 10月1日(木曜)~ 11月30日(月曜))
こげなことしとーます 研究所うんなん
身体教育医学研究所うんなん 電話0854-49-9050
ホームページが新しくなりました!
研究所うんなんのホームページが10月1日(木曜)から新しくなりました。新しいホームページでは、市内外の方にさらにより広く研究所を知っていただくために、地域で取り組んでいる事業についてわかりやすく紹介しています。また、これまでのホームページに新しい特徴・機能を追加して、使いやすくなりました!
《新しい特徴・機能》
1 地域の健康教室の活動写真に加え、健康・体力づくりに役立つ啓発資料を紹介
2 トップ画面にお知らせコーナーを設け、研究所から最新の情報を提供
3 パソコンはもとより携帯電話やスマートフォン・タブレット端末からでも利用可能
ぜひ閲覧してください!
研究所は、開所10周年になります。新しいホームページを通じて、市民の皆さんと共に、楽しくからだを動かすことによる健康づくりに一層取り組んでいきます。
まずは、より多くの方に研究所を知っていただけるように、最新の情報を更新していきますので、ぜひ一度ご覧ください。
(新)http://www.shintai-unnan.com/
国際交流員(CIR)の迷言コーナー うん、なんでしょう
こんにちは、李在鎭(イ ジェジン)です。
ホランイ(虎)の巻
「アンニョンハセヨ!」
今朝、ぼくの家の前で、通学中の小学生たちが元気に挨拶をしてくれました。元気いっぱいに韓国語で!本当にうれしくて今日は一日中ニコニコしてしまいました。小学校訪問でいつも最後に使う「トマンナヨ~(またね)」を使ってくれる子もいます。雲南市の子どもたちはみんなとてもかわいいので、僕は小学校訪問が大好きです。(家に帰ったらクタクタですが^^)
小学校訪問では「韓国の昔話」の紹介をよくします。日本では昔話に登場する動物と言えばサルやキツネ、タヌキでしょうか。韓国でもキツネはよく出てきますが、サルやタヌキは登場しません。韓国の昔話登場率第1位といえば「虎」です。現在は北朝鮮の白頭山(はくとうさん)周辺にしかいないと言われる虎ですが、昔は朝鮮半島に広く生息していました。僕の両親が子どもだったころは、まだ韓国の山にも虎がいて、時々人が襲われて亡くなったりしたそうですよ。ちなみに虎の吠え方は「オフン!!」。昔話では意地悪な虎や心やさしい虎、チマチョゴリを着た虎や臆病な虎など色々な虎が登場します。幼稚園や児童クラブ、交流センターなどへも「読み聞かせ」に行きますので、ぜひ声をかけてくださいね。
ちなみに、「狐の嫁入り」は韓国ではなんと「虎の婿入り(ホランイ ジャンガ ガンダ)」と言います。お天気がいいのに雨がパラパラ降ってきたら使ってみてくださいね^^
![]() ▲虎のお兄さん |
![]() ▲お母さんに仮装した虎 |