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市報うんなん2015年10月号

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雲南市の国際交流

雲南市では民間団体等により様々な国際交流事業が行われています。市で実施している国際交流事業、民間団体で取り組まれている活動について紹介します!

雲南市の事業について紹介します

雲南市の国際交流事業って??

市で実施している国際交流事業で代表的なものは、次の2事業です。
 (1)青少年海外派遣等交流事業
 (2)国際交流員による交流事業

青少年海外派遣等交流事業って??

アメリカ合衆国インディアナ州リッチモンド市と韓国慶尚北道清道郡(けいしょうほくどうちょんどぐん)と中高生に よる交流事業を隔年で実施しています。

リッチモンドサマースクール
リッチモンド市との青少年交流事業は、合併前の平成11年度から旧大東町で始まり、合併後も続いています。昨年度のリッチモンドサマースクールの際には、リッチモンド市と姉妹都市提携を結びました。
 リッチモンドサマースクールでは、10日間ホームステイを行いながら、学校訪問や異文化体験を行います。

清道郡青少年相互交流事業
清道郡との青少年交流事業は、平成23年度から始まり、今年度、3回目を実施する予定でしたが、韓国でMERS(マーズ)(中東呼吸器症候群)の感染が拡大したことにより、残念ながら中止しました。
清道郡青少年相互交流事業は、清道郡の学生と雲南市の学生が相互に訪問して交流活動を行います。

平成28年度は、リッチモンドサマースクールを実施する予定です。
雲南市内の中学生・高校生の皆さん ぜひ申し込みください!

国際交流員はどんなことをしているの??

雲南市には2人の国際交流員がいます。
市報うんなんの『国際交流員の迷言コーナー』や雲南夢ネットの『おどろき もものき さんしょのき』でもおなじみ、李 在鎭(イジェジイン)とダニエル・ブロドリックです。

私たちの主な仕事は学校訪問です。
小学校・中学校を訪問し、それぞれの国の文化を伝えています。幼稚園、保育園へ行くこともありますよ。子どもたちと 触れ合うのはとても楽しいです。
楽しいイベントも開催します。皆さんぜひ参加してください!
毎月、文化講座も開催しています。
アメリカと韓国の文化を勉強することができますよ。(※今年度の受講申し込みは締め切りました)
料理教室も開催しています。開催するときには、市報でお知らせしますので、ぜひ参加してくださいね!

☆出前講座の申込も随時受け付けています☆
(1)『諸外国についてもっと知ろう!』…アメリカ、韓国の文化を紹介します。
(2)『美味しい異国の料理を作ろう!』…アメリカ、韓国の料理の実習や食文化について紹介します。

雲南市国際文化交流協会の取り組みを紹介します

雲南市国際文化交流協会って??

雲南市国際文化交流協会は、『大東国際文化交流協会』、『木次町国際交流協会』、『吉田国際文化交流の会』、『雲南地区日韓親善協会』、『雲南日本語広場さくらSAKURA』、『UNNAN多文化まちづくりカフェ』の6団体からなる複合組織です。平成18年に発足し、来年10周年を迎えられ、雲南市の国際交流をリードする中心的存在として活動されています。

主な活動

早稲田大学留学生ホームステイ事業

早稲田大学留学生ホームステイ事業は、大東町で昭和61年からはじまり30年間続いている事業です。
毎年2月初旬~3月初旬までの1ヵ月間、早稲田大学の留学生がホームステイをしながら学校訪問、文化体験などの活動を行います。

 
 
 
毎年恒例の日本料理作り。うしお料理クラブの皆さんと一緒に日本料理を作ります。
須我神社参拝も毎年の恒例です。
 
今年7月には、長年この事業に取り組まれた功績に対し、しまね国際センターから国際化功労者表彰を受けられました。

表彰を受ける大東国際文化交流協会の小山繁樹(こやましげき)会長(左)

表彰状
 
 
留学生とホストファミリーとの交流はホームステイが終わってからも続きます。
今年の留学生のキャロライン ・ウィンゼンリードさんが帰国前に雲南市を訪れ、1週間滞在。ホストファミリーと一緒に大東七夕祭りを楽しみました!

ホストファミリーを募集しています
来年も2月に早稲田大学の留学生がやってきます。
ホームステイは日本を訪れた外国人にとって、日本の文化を理解する最高の機会であり、また日本人にとっても、日本にいながら異文化に触れる貴重な体験となります。
留学生を家に招いて、家族ぐるみで交流してみませんか?

【問い合わせ・申し込み先】
 大東国際文化交流協会(事務局:大東総合センター自治振興課) 電話0854-43-8168
 雲南市国際文化交流協会(事務局:政策企画部地域振興課) 電話0854-40-1013

さくら英語スピーチコンテスト

雲南市内の小中学生を対象にした英語によるスピーチコンテストです。自分のふるさとを英語で紹介することをテーマに、毎年開催されています。
年々、出場者も増え、子どもたちのスピーチもレベルアップしています!

今年も開催されます!
第7回さくら英語スピーチコンテスト
日時:10月18日(日曜) 14時00分~
会場:木次経済文化会館チェリヴァホール3階大会議室
※どなたでもご覧になれます。子どもたちの練習の成果をぜひ会場でご覧ください!

多文化共生の取組について紹介します

多文化共生って??

『多文化共生』とは、国籍や言語、文化の違いをお互いに尊重し合い、対等な関係を築きながら、地域社会において共に生きていくことです。
雲南市では、現在、約200人の外国人の方が暮らしておられます。言葉や文化、生活習慣の違いから、日常生活に支障をきたすこともあり、外国人の方に対する支援が必要となってきています。

どんな問題が起きているの??

外国人の方の中には、日本語や日本文化・習慣に対する理解が不足しているために、周囲とのコミュニケーションが取れず、孤立してしまう方がいらっしゃいます。また、私たち日本人の外国語や外国の文化に対する理解不足が孤立を招いているとも言えます。
さらに、言葉や文化の違いにより、公共サービス、災害の際の避難行動など、生活する上での大切な情報が外国人の方に伝わらないこともあり、問題を抱えていてもどこにも相談できないといったことが起きています。
また、外国にルーツのある子ども※1は、多言語に親しんでいる一方、日本語学習のサポートが必要な場合があり、支援が遅れると総合的な学力に影響することもあります。
※1 両親あるいは両親のどちらかが外国籍または外国出身者の子ども

必要な支援は??

外国人の方の孤立を防ぐためには、日本人との文化交流の機会、外国人住民同士の交流の機会を設けることが必要です。
また、外国にルーツのある子どもの日本語学習支援は、小学校就学前のできるだけ早い段階から行う必要があります。

雲南市内では、様々な取り組みが行われています

『雲南日本語広場さくらSAKURA(さくら)』の活動

外国人の方を対象とした日本語教室を毎週水曜日、下熊谷交流センター(木次町)で開催されています。

会員募集中!!
雲南日本語広場さくらSAKURA(代表:高木裕子(たかきゆうこ))では、一緒に活動していただける方を募集しています。詳しくは、雲南日本語広場さくらSAKURAのホームページをご覧ください。
http://www2.gol.com/users/takaki-family/sakura.html
[E-mail] n-tyuko@gol.com

『UNNAN(うんなん)多文化まちづくりカフェ』の活動

インターナショナル子育てサークルや異文化交流会のほか、外国人サポート活動を行っておられます。
また、島根県から外国人地域サポーター※2の委嘱を受け活動されています。
※2 外国人住民と行政等をつなぐ地域の橋渡し役

◎ボランティアスタッフ募集中◎

島根県外国人地域サポーターからのお知らせ

外国人住民からの質問、相談、要望などを聞かれた場合は、連絡してください。また、外国人住民に地域の情報を伝えたい、交流の機会を持ちたい等についての相談も受け付けていますので、お気軽に相談ください。

サポーター:UNNAN多文化まちづくりカフェ(代表:芝 由紀子(しばゆきこ))
 [電話]090-8061-1454
行政担当窓口:雲南市役所政策企画部地域振興課
 [電話]0854-40-1013
 [FAX]0854-40-1019
 [E-mail]kokusaikouryu@city.unnan.shimane.jp
(注意)メールアドレスの「@」は半角「@」に書き換えてください。


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