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市報うんなん2014年8月号

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市長のコラム

C.W.ニコルさんの話を聴く速水市長
▲C.W.ニコルさんの話を聴く速水市長

~アファンの森を訪れて~

5月の終わりに、長野県の「アファンの森」を訪れました。
その森を創られたC.W.ニコル(シー・ダブリュー・ニコル)さんは、英国のウェールズ生まれで50年前に来日、日本国籍を持つ作家であり、「こどもたちの笑顔と日本の未来のために」森を守る活動も実践されています。そのため、長野県黒姫山(くろひめやま)に「アファンの森」を創られました。
アファンは、ニコルさんの故郷にある「アファンの森林公園」に由来し、ウエールズ語で「風の通るところ」を意味することから、陽が射し、風通しの良い森の蘇(よみがえ)りを願って名づけられています。
雲南市は、面積の8割が山林であり、今、里山がかつて持っていたエネルギー供給機能、食料供給機能を取り戻す「たたらの里山再生プロジェクト」に取り組んでいますが、そうしたまちづくりに関心を持たれたニコルさんの雲南市への訪問が、アファンの森を訪れることに繋がりました。
そこは、雲南市がめざす「人と自然が共生する里山」のまさに先進地であり、実現へのニコルさんの強固な信念があったればこそであることを確信しました。


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