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市報うんなん2014年12月号

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うんなん幸あり月

10月12日から11月30日までの期間を“うんなん幸あり月”と称し「幸運なんです。雲南です。」を合言葉に「人、自然、歴史、食」の“幸”(地域資源)を活かした、雲南市ならではのさまざまな催しを開催しました。

10月12日 神在り月の夕べ ~音と仮面とアートの謝肉祭~

国宝銅鐸の出土を祝う祭り「神在り月の夕べ」が、B&G加茂海洋センターで行われました。
音楽とアートを融合したこのイベントは、地球放浪音楽ユニットTAYUTA pilgrim(タユタ ピルグリム)や加茂町出身のシンガー中林知香(なかばやしちか)さんのライブ、横浜出身のダンサー高須賀千江子(たかすかちえこ)さんによるパフォーマンスのほか、墨絵、油彩(ゆさい)や鏝絵(こてえ)などのライブアートも行われました。

TAYUTA pilgrimさんのライブ
▲TAYUTA pilgrimさんのライブ

中林知香さんのライブと高須賀千江子さんのパフォーマンス
▲中林知香さんのライブと高須賀千江子さんのパフォーマンス

10月19日 山の恵みとエネルギー体感!! ~森林バイオマスフェスタ2014~

掛合町波多の「満壽(まんじゅ)の湯」で、波多温泉まつりに併せ、森林バイオマスフェスタ2014が開催されました。
人気の「チェンソーアートの実演」や「丸太切り大会」、足湯体験や温泉の無料開放も行われ、たくさんの来場者で賑わいました。中でも丸太切り大会では、30人余りが参加し、小さな子どもから100歳を超える女性の参加もあり、会場は大いに盛り上がりました。

チェンソーアート
▲チェンソーアート
丸太切り大会
▲丸太切り大会

10月19日 わくわくがいっぱい 「尾原ダム・さくらおろち湖祭り2014」開催

秋晴れの中、さくらおろち湖で、「さくらおろち湖祭り」が開催され、3,300人の来場がありました。
メイン会場の県ボート競技施設では、16店舗が出店したテント村が開設され、ステージでは太鼓や神楽、歌謡ショーやトランペット演奏が行われ大盛況となりました。
このほか、会場周辺では、松江シティFCによるサッカー交流会、ボートコースにおいてはシーカヤック体験やボート(レガッタ)体験、さくらおろち牧場ではホースセラピー体験、ダムの見える牧場においては乳牛とのふれあい体験なども行われ、多くの家族連れで賑わっていました。

メイン会場(県ボート競技施設)の様子
▲メイン会場(県ボート競技施設)の様子

10月26日 第10回日本たまごかけごはんシンポジウム

「日本たまごかけごはんシンポジウム」が、吉田町生涯学習交流館で行われ、全国から7店舗が出店し、来場者へこだわりのたまごかけごはんを提供しました。来場者の投票により「たまごかけごはん」のチャンピオンを決定する「第3回TKG(たまごかけごはん)チャンピオンシップ」は、昨年に続き、兵庫県加古川市から出店された加古川農家食堂の「播磨灘(はりまなだ)の幸たまごかけごはん」が3連覇を達成しました。

会場の様子
▲会場の様子

10月31日 地域自主組織取組発表会

「つなぐ~今後10年を見据えて~」をテーマに、木次経済文化会館チェリヴァホールで「地域自主組織取組発表会」が行われ、18の地域自主組織のみなさんが発表を行いました。
発表の後、IIHOE(アイアイエイチオーイー)代表川北秀人(かわきたひでと)さんから、地域自主組織の取組みが、「行事・イベント」から「事業・サービス」へ進化している点や、事業を担う若手・次世代の育成・巻き込み・働きかけ、自主組織同士の学び合いが実践されている点について評価され、さらに、今後、80歳以上の人口増加に備え、人口構造の見直し(予測)や、住民アンケートで、「事業・サービスへの評価」「困りごと・不安」「自分たちでできること」を確認することなどが重要であるとアドバイスされました。
来年の取組発表会は、平成27年6月6日(土曜)、11月7日(土曜)を予定しています。

意見交換を行う参加者のみなさん
▲意見交換を行う参加者のみなさん
取組発表に対しアドバイスする川北秀人さん
▲取組発表に対しアドバイスする川北秀人さん

11月2日 山王寺棚田祭り&収穫祭

日本の棚田百選に選ばれた大東町山王寺の棚田で、餅つきや米、野菜のふれあい市など賑やかに行われました。
また、春から行われてきた「田んぼの学校」の収穫祭では、さつまいも掘りをし、秋の棚田を満喫していました。

参加したみなさん
▲参加したみなさん

11月1日~2日 うんなん幸あり祭

雲南市をまるごと詰め込んだ「出会い」と「楽しみ」がたっぷりの2日間『うんなん幸あり祭』が三刀屋文化体育館アスパルで行い、5,000人の来場者で賑わいました。

うんなんファーマーズバイキングレストラン
▲うんなんファーマーズバイキングレストラン
太鼓の集い
▲太鼓の集い
神楽フェスティバル
▲神楽フェスティバル
小泉八雲朗読ライブ
▲小泉八雲朗読LIVE
こども向け職業体験「うん?なに屋?」
▲こども向け職業体験「うん?なに屋?」
地元中学校吹奏楽部による「雲南市の歌」合同演奏
▲地元中学校吹奏楽部による「雲南市の歌」合同演奏

11月2日 「松笠歌舞伎」誕生90周年記念公演

市制施行10周年協賛事業として、誕生90周年を迎える「松笠歌舞伎」の記念公演が、松笠交流センター「松笠ご縁の館」(掛合町松笠)で行われました。
昔の芝居小屋そのものの雰囲気を醸し出す松笠歌舞伎は、子どもからおじいさん、おばあさんまで一緒になって楽しめる、地域の伝統芸能で、今年も多くの観覧者で賑わっていました。

「松笠歌舞伎」公演の様子
▲「松笠歌舞伎」公演の様子

11月2日 幸雲南塾2014 ~若者チャレンジ講座~最終報告会開催

今年で4期目となる幸雲南塾は、社会起業家や地域貢献を志す若い人材の発掘と育成を目的に、5月から5回にわたり、講座を開催しました。
市内外から公募により選ばれた17組(25人)の塾生たちは、約半年間、様々な地域課題の解決に向けたチャレンジをしながらプランを練り上げ、最終報告会で発表しました。
「最優秀賞」を受賞した三成由美(みなりゆみ)さん(奥出雲町)は、奥出雲町、雲南市で様々な体験プログラムを行う「Okutabi(おくたび)むふふオータム」を企画。受賞を受け、三成さんは、「今回の受賞を励みとして今後も“誰も自分らしく生きるわくわくする雲南地域”をめざし、自分ができることから努力していきます!」と語られました。
また、市内の課題解決につながる優秀なプランに贈られる「チャレンジプラン賞」を受賞した中澤太輔(なかざわだいすけ)さん・松本悠(まつもとゆたか)さん・酒井聖文(さかいまさふみ)さんチームは、「チャレンジ大賞をいただき光栄です!これは、私たちへの期待の現れだと受け止めています。これからも地域に喜ばれ、地域が発展する場づくりをめざして活動していきます!」と決意を述べられました。

受賞した塾生及びプラン一覧(敬称略)
受賞者 プラン名
最優秀賞 三成由美(みなりゆみ) Okutabi むふふオータム
チャレンジプラン賞 中澤太輔(なかざわだいすけ)・松本 悠(まつもとゆたか)・酒井聖文(さかいまさふみ)チーム ぼくらの場づくり計画
幸雲南賞 小林 彩(こばやしあや) ケモノに負けんもの!
幸雲南賞 和田裕子(わだゆうこ)・肥後淳平(ひごじゅんぺい)チーム 島根食のレッドデータブック作成事業
塾長賞 永松 葵(ながまつあおい) あの日の思い出プロジェクト春殖今昔物語
来場者賞 若槻莉那(わかつきりな) 田舎暮らし体験施設なかやオープン
最優秀賞を受賞した三成由美さん
▲最優秀賞を受賞した三成由美さん
チャレンジプラン賞を受賞した左から松本 悠さん・中澤太輔さん・酒井聖文さん
▲チャレンジプラン賞を受賞した左から松本悠さん・中澤太輔さん・酒井聖文さん

11月8日 鉄の歴史フォーラム2014

(公財)鉄の歴史村地域振興事業団が主催する、たたら製鉄の歴史、技術の伝承などの研究成果の発表を行う「鉄の歴史村フォーラム2014」が、吉田健康福祉センターで行われました。建物の老朽化にともない平成24年から保存修理事業が行われている国指定重要有形民俗文化財「菅谷たたら山内(さんない)」が、11月末には地域内の中心施設である菅谷高殿の保存修理工事が終わる予定であることから、このフォーラムでは、「菅谷たたら山内の人々と景観」の検証を行い、オプション企画としてフォーラム参加者を対象とした、菅谷たたら山内のフィールドワークも実施しました。

フィールドワークの様子
▲フィールドワークの様子
松江工業高等専門学校准教授鳥谷智文さんによる講演
▲松江工業高等専門学校准教授鳥谷智文さんによる講演

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