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市報うんなん2014年10月号

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リッチモンド・サマースクール

2年に1度、子どもたちを派遣しているリッチモンドサマースクール事業。
今年度は、学生7人に速水市長も加わり、総勢14人でリッチモンド市を訪問しました。
台風11号の影響により、出発が1日早まるというハプニングがありましたが、8月10日、成田空港を飛び立ち、約15時間を掛けて無事リッチモンド市に到着しました。
リッチモンド市での13日間の交流事業を報告します。

出発の様子
▲出発の様子
リッチモンド市役所
▲リッチモンド市役所
マルシェ
▲マルシェ
リッチモンドハイスクール
▲リッチモンドハイスクール

アメリカ合衆国インディアナ州リッチモンド市は、面積62㎢(木次町とほぼ同じ面積)、人口3万6千人のまちです。プロの歌劇団と交響楽団があり、歴史的建造物が多くあることでも知られています。
アーラム大学は、日本語教育に熱心で、毎年2~3月にかけて雲南市へホームステイする早稲田の留学生の中にはアーラム大学の学生も数名います。

~リッチモンド市と雲南市の姉妹都市連携の調印式~

8月11日、リッチモンド市役所において、リッチモンド市と雲南市のの姉妹都市連携の調印式を行いました。リッチモンド市の皆さんや、雲南市国際文化交流協会及びリッチモンドサマースクールに参加した皆さんが見守る中、速水市長とサリー・ハットン市長が協定書にサインをし、無事、姉妹都市連携締結となりました。
リッチモンド市との交流は、平成7年に旧大東町において姉妹都市連携を結んだことに始まり、平成11年度より始まったリッチモンドサマースクール事業は、雲南市発足後もこれを引き継ぎ、本年度で12回目となります。
こうした中、リッチモンド市より、姉妹都市連携の申し入れがあり、雲南市としても、長年にわたり多くの学生を受け入れていただいていることに感謝し、今後の両市の青少年の交流を一層深めるため、このたびの姉妹都市連携締結となりました。
この姉妹都市連携により、両市の友好関係がさらに深まり、青少年の交流が一層活発になるものと期待されます。

リッチモンド市の皆さんが見守る中、調印書にサインする速水市長とサリー市長
▲リッチモンド市の皆さんが見守る中、調印書にサインする速水市長とサリー市長
記念植樹されたMayor Hayamiの木の前で
▲記念植樹されたMayor Hayami(メイヤーハヤミ)の木の前で

~リッチモンドのおいしい食事~

ボブ・エバンズでランチ
▲ボブ・エバンズでランチ
ウェディグ宅にて
▲リッチモンド市役所
ファイアハウスBBQでランチ
▲ファイアハウスBBQでランチ
ガッローズイタリアングリル
▲ガッローズイタリアングリル

~ホームステイの思い出~

8月10日夜にリッチモンドに到着し、早速ホームステイを開始。一晩ぐっすり寝て、2日目、8月11日は、リッチモンド市役所を訪問し、姉妹都市連携の記念すべき瞬間に立ち会いました。
3日目は、いよいよ日本文化紹介の夕べです。リッチモンド市の皆さん、ホストファミリーの皆さんに雲南市を紹介し、歌に踊りに出雲弁講座!練習の成果を十分に発揮しました。
4日目は、病院見学、フィットネスジム見学、フィットネスプログラムのズンバ体験などアクティブな1日を過ごし、5日目はインディアナ州の州都インディアナポリスへ移動し、州会議事堂などを見学しました。
6日目、リーバイ・コフィンの家を見学し、夕方は姉妹都市協会のめぐみ・ウェディングさんのお宅でピクニック。7日目、8日目はそれぞれホストファミリーと過ごしました。
9日目は、ウェイン郡歴史博物館を見学し、午後はカヌー、カヤック体験、10日目はトゥルーブラッド・プレスクール(幼稚園)でかわいい子どもたちと日本の遊びで交流しました。
翌日、8月20日、ついにリッチモンドとお別れです。朝早くリッチモンドを出発し、約27時間を掛け8月21日の夜、雲南市に帰ってきました。

ペイント・ザ・タウンで陶器塗体験
▲ペイント・ザ・タウンで陶器塗体験
姉妹都市協会のめぐみさんのお宅
▲姉妹都市協会のめぐみさんのお宅
日本文化紹介の夕べ
▲日本文化紹介の夕べ
リッチモンドでお世話になる方々に感謝の意味を込めて、日本文化のおもてなし。
日本料理、雲南市の紹介、出雲弁講座、Let It Goの大合唱、みんなでチャチャスライド、練習の甲斐あって、とても盛り上がりました!
ホストブラザー?!
▲ホストブラザー?!
かぶとのプレゼント
▲トゥルーブラッドプレスクール かぶとのプレゼント
ホストファミリーと
▲ホストファミリーと
みんなで記念撮影!
▲みんなで記念撮影!
 
松江工業高等専門学校3年 青木将さん 三刀屋高校3年 室下月美さん
今回の研修は、異文化や生活、人との出会いすべてが私にとって刺激的で私の人生に多大な影響を与えるものとなりました。今回経験し、学び、感じたことを無駄にしないように次のステップへ活かし、繋げていきたいです。 今回学んだことは、自分から積極的に行動することの大切さでした。何もしないと状況は変わらないので、多少の失敗はあると思いますがこの経験を機に何事にも前向きに取り組んでいきたいです。
三刀屋高校3年 周藤瑠奈さん 大東中学校3年 川本晃子さん
毎日が充実しとても楽しく、何より一生に残る思い出ができました。文化や生活の違い、お互いの国の良さを自分自身で体験することができてよかったです。この貴重な体験ができたことに感謝し、これからの糧にしていきます。 実際にホームステイをして、英語の世界に入ると、英語で伝えることの大変さが改めてわかりました。でも、正確に英語がしゃべれなくても、英語を伝えようとする過程が大切なのかな、と思いました。
木次中学校3年 高野 愛さん 海潮中学校2年 山根光太郎さん
今回感じたことは、アメリカでは、YES、NOははっきり伝えた方がいいという事や、英会話の難しさなどです。ホストファミリーにまた会いに行きたいので、英語を上達させて日本の素敵なところなど、沢山話してあげたいです。 アメリカでは、リッチモンド市長に会ったり、警察署やリッチモンドハイスクールを見学したりして、アメリカの様子がわかってよかったです。別れの日、少しさみしかったですが、楽しい思い出も沢山出来たのでよかったです。
掛合中学校2年 大井希実子さん    
私は、アメリカでたくさんの人と出会い、特にホストファミリーにはとても優しくしてもらいました。私の思いを真剣に理解しようと接してくれました。「また、リッチモンドに行きたい!」と思える研修となりました。    

リッチモンド市の皆さんは、とても温かく、たくさんの人と楽しく交流することができました。
このたびの姉妹都市連携を機会に、今後は、相互にホームステイを行い、青少年の交流が図れればと考えています。皆さんの地域にも、リッチモンド市の学生がやって来るかもしれません!そのときは、リッチモンド市の皆さんにしていただいたように、温かいおもてなしができればいいですね!
最後に今回の派遣にあたりご協力をいただきました関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
(雲南市青少年海外派遣等交流事業実行委員会事務局)

リッチモンドサマースクール報告会を行います
日時:10月19日(日曜)14:30(予定)
※13時から開催するさくら英語スピーチコンテスト終了後に開始します。
場所:加茂健康福祉センター かもてらす

リッチモンドを訪問した7人の学生が、リッチモンドでの体験を報告します。
どなたでも参加できますので、ぜひお越しください!!


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