雲南市長のコラム
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平成26年雲南市民賀詞交歓会であいさつする速水市長
(1月6日、木次経済文化会館チェリヴァホール) |
市民の皆様を愛する熱い心
今年が雲南市誕生満10年になることは、先月号の本欄でもふれました。この間、行財政改革に懸命に取り組んできましたが、民間でも常時、様々な無駄の排除に努め、業績向上に取り組んでいます。
そうした取り組みの典型的な例として、トヨタ自動車の取り組み事例が、生産性向上などの研修会でしばしば報告され、儲かる呪文「不動在運加手造」として紹介されてもいます。
つまるところ、不良品を出さない、作業工程での動きのムダを出さない、在庫のムダを出さない、運搬の二度手間を出さない、加工品精度に寄与しない不必要な加工をしない、手待ちの時間の無駄を出さない、造りすぎの量のムダを出さない、ことを意味しています。
言い換えれば、「余分な手間隙をかけず必要最小限のものづくりこそベスト」であることを著していると思います。
このことは、行政組織においても常に堅持し実行しなければなりませんが、住民サービスの向上をめざす行政にあっては、市民の皆様を愛する熱い心があってこそであるのは言うまでもありません。 |
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