ここから本文です。

ここから本文です。

雲南ニュースに関するページです。

市報うんなん2013年10月号

 
雲南ニュース
 
原発を考える文化講演会が行われました
講演する澤田さんの写真
講演する澤田さん
8月25日、加茂文化ホール・ラメールで第2回原発を考える文化講演会が行われ、東京工業大学原子炉工学研究所助教である澤田(さわだ)哲生(てつお)さんが、「日本のエネルギーの未来」と題し講演されました。
澤田さんは、「雲南市出身の永井隆博士は自らの被爆体験から、原子力エネルギーは平和利用すべきだと言われたが、私もその考えに感銘を受けた。原子力は、医療・エネルギー等うまく使えば有益なものである。

東日本大震災で福島第一原発事故が起こったが、福島第二原発、女川原発、東海原発はそうした事故を免れた。安全性は「止める-冷やす-閉じ込める」で確保できるが、福島第一原発では、冷却することができなかったので、水素が漏れて建屋が爆発し、放射性物質が飛び散った。機器の操作の失敗(技術的なもの)が原因である。スリーマイル島、チェルノブイリ、福島、どこも想定外の事故が発生したためにこのような大惨事になった。万一に対する備えは必須である。
原発は危険だが、うまく管理することができる。東日本大震災を踏まえて、新安全基準も設けられたが、これからは安全性の向上をめざしていくべきだ。
そして更に、電力業者と市が、気持ちの共有をはかっていくことが大事だ。」と述べられました。
当日参加された約200人の皆さんも、福島原発事故の解説や原子力発電の今後のあり方に関する話を、興味深く聴講されていました。
 
しまね19市町村リレートークが行われました
講演する嶋さんの写真
講演する嶋さん
パネルディスカッションの様子の写真
パネルディスカッションの様子
9月7日、加茂文化ホール・ラメールでしまね19市町村リレートークが、約70人の参加のもと開催されました。
最初に株式会社タウンクライヤー代表取締役で、雲南市PR大使の(しま)(けい)(すけ)さんが「神話を活用した観光地づくり~ヤマタノオロチ伝承地から~」と題し講演されました。講演の中で嶋さんは「美味しいものを食べて、温泉につかり、そこに暮らしている人々の生活に触れるのが、リピートしてくれるポイントだ。雲南市にもこうした魅力がある」とし、「観光客の流れは、細分化されつつあり、その流れはこれからも続く。雲南市の持っているコンテンツで、(都会の)30代~40代女性が多く訪れてくれるのでは。それには受入れ側のプレゼンテーションも大事になってくる」と語られました。
また、講演の後には、パネルディスカッションが行われ、たたらの里山再生雇用創造推進協議会実践支援員の宇都宮(うつのみや)(むつ)()さんをコーディネーターに、嶋啓祐さんのほか、株式会社吉田ふるさと村観光事業部主任の石原(いしはら)(ひで)寿(とし)さん、雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会委員長の()(ごう)康子(やすこ)さん、おくいずも女子旅つくる!委員会の鈴木(すずき)()里子(りこ)さんが、それぞれの取り組みを紹介しながら、熱い議論を交わしました。
 
しまね健康超寿者知事表彰を藤原フジコさん受賞
溝口県知事と歓談する藤原さんの写真
溝口県知事と歓談する藤原さん
9月6日、吉田町吉田の藤原(ふじはら)フジコさん(100歳)が「しまね健康超寿者表彰」を受賞され、溝口(みぞぐち)(ぜん)兵衛(べえ)島根県知事が藤原さん宅を訪問し、表彰状と記念品を贈られました。
この表彰は、県内の100歳以上の方で、心身ともに健康で、いくつになっても現役意識を持ち続け、社会との関わりを持ちながら生活されている方を「しまね健康超寿者」として称えるものです。
藤原さんは、着替えやお風呂など身の回りのことは自分でされ、目や耳も良く、新聞を毎日読んだり、お嫁さんとコーヒーやお茶を飲んだりして過ごしていらっしゃいます。溝口県知事との歓談の中、とにかく家で好きな仕事をしていると語っておられました。
 
広島で雲南エリアの観光情報等を発信
 たくさんの方が来場されている様子の写真
たくさんの方が来場されました
9月8日、イオンモール広島祇園店(広島市安佐南区)で雲南広域連合が主催した「だんだん・うんなんフェア」にて雲南市の観光地やイベント等の情報の紹介をしました。
雲南市からは、海潮山王寺神楽社中をはじめ、ダイトレンジャー・ムラゲレンジャーによる熱のこもった神楽やショーが披露され、イベントを大いに盛り上げていただきました。
神楽の音が店内に響き渡ると家族連れなどの来店者ですぐに会場が満席になり、広島の方の神楽に対する関心の強さを感じました。
また、「吉田くん」の認知度は高くなっており、「吉田くん」が入ったシールやマップに興味を示す子どもや若者が何人もいました。
商工観光課では今後とも市内の各団体と連携や「吉田くん」を活用しながら、山陽方面での観光宣伝を積極的に行ってまいります。
 
 
 
 
 

もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関