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研究所うんなん・保健師・国際交流員のコーナー

市報うんなん2012年8月号

 
こげなことしとーます 研究所うんなん
 身体教育医学研究所うんなん 電話0854‐45‐0300
ロンドンオリンピック開幕!
 開幕を間近に控えたロンドン・夏季オリンピックは、近代オリンピックとして1896年のギリシャ・アテネ大会からはじまり、第30回の節目を迎えます。皆さんはどの競技・選手に注目していますか?
 
オリンピックから学ぶ健康生活
多くの選手達は、開催地の環境(気候・高度など)によく似た土地で合宿を行います。それは急激な環境の変化が選手の力の発揮を阻害する原因になるからです。そこで、選手は徐々に環境に体を慣らして大会に臨みます。
私たちも普段の生活で、急激な環境の変化で健康がおびやかされることがあります。この時期であれば、クーラー病があります。
 
急激な気温差に要注意! 
 一般的に「クーラー病」は、冷房が強く効いた室内に長時間いた後、気温の高い室外に出ることを繰り返すことで起こり、体温調節の機能が低下します。その結果、暑さの中で汗をかきにくくなり、熱をためこ急激な気温差に要注意!んでしまうので、熱中症にかかりやすくなります。特に乳幼児や高齢者が影響を受けやすいと言われています。
 クーラー病を恐れて暑さを我慢して熱中症にかかってしまってはいけませんから、決して暑さを我慢する必要はありません。急激な気温差に気を付けて暑さとつきあうことが大切です。冷房の設定温度は24度を下回らず、室温は28度を超えないよう心がけましょう。
 打ち水や緑のカーテンなど昔ながらの暑熱対策を試してみてはいかがでしょうか。十分な水分補給も忘れずに。  
 
こんにちは、保健師です。
健康推進課 電話0854‐40‐1045
今月のテーマは暑い夏を元気に過ごす熱中症対策です。

 熱中症は、体温の調節機能が十分に働かなくなり、めまいやたくさん汗をかくなどの症状が現れることを言います。蒸し暑い日に外で作業している時や、スポーツをしている時だけでなく、普段の生活の中でも起こることがあります。
 昨年度、熱中症により救急搬送された方の約半数は65歳以上の高齢者で、特に注意が必要です。
 熱中症は予防法を知っていれば、防ぐことができます。暑い夏を元気に過ごすために次のことに注意しましょう。

○ こまめに水分を摂っていますか?《図1》
高齢者は、加齢によりのどの渇きを感じにくくなります。このため、のどの渇きを感じなくてもこまめに水分補給をする必要があります。

○ 部屋の中なら大丈夫?《図2》
熱中症は室内や夜間でも多く発生しています。すだれや植物で直射日光を遮る、風通しをよくする。必要に応じてエアコン等を使用するなど、部屋に熱がこもらないように、常に心掛けましょう。

○ 暑さに強いから大丈夫?《図3》
高齢者は、暑さに対する感覚が鈍くなり、発汗など体から熱を逃がす機能も低下します。

これからも暑い日が続きます。体調が悪いときは特に無理はしないようにしましょう。
 
国際交流員(CIR)の迷言コーナー こんにちは!李在鎭(イジェジン)です。
  うん、なんでしょう
李在鎭(イジェジン)
 6月、初めて小学校訪問があり、初めは無邪気な可愛い子ども達の顔を想像すると楽しみでわくわくしましたが、訪問日が近づくにつれ段々心配になりました。授業を楽しんでくれるか、子ども達と打ち解けられるか・・ 。前日は落ち着かず、歌や踊りの練習を何度もし、なかなか寝ることが出来ませんでした。当日、緊張しながら体育館へ入ると、子ども達が元気いっぱい私を歓迎してくれ、子ども達の笑顔で緊張も解け、楽しく授業をすることができました。一緒に韓国のじゃんけん(カイバイボー)や鬼(トッケビ)の歌を一緒に歌ったり、鬼ごっこをしたり・・ 無事に終えることができ、子ども達も楽しんでくれたので安心しました。 木次小学校への訪問(6月21日) 各小学校を訪問し、驚いたことが2つあります。1つ目は先生も子ども達にきちんとお礼を言ったり謝ったりすることです。お互いに「ありがとう」や「ごめんね」と言っているのを聞く度に、心が温かくなりました。そういった言葉を通して先生と子ども達の間に信頼感が生まれるのだと思いました。私が日本の生活の中で一番好きな点もこの部分で、これは素晴らしい習慣だと思います。
 2つ目は、校長先生が子ども達ととても親しいことです。これはどの小学校へ行っても感じました。授業が終わり職員室へ行くと、子ども達と一緒に一生懸命雑巾がけをしている人がいました。あれ・・?どこかでお会いしたような・・?あれ??もしかして朝、挨拶した校長先生・・??私は驚きすぎて死ぬかと思いました。(韓国の表現です)韓国人だったら多分全員驚いて死ぬかと思うことでしょう。韓国では想像も出来ない事です。あまりにびっくりして、「校長先生。どうして先生が雑巾がけをしていますか?」と聞きました。校長先生は「子ども達といつも一緒にしています」と答えました。校長先生のこの姿勢に私はもっと驚きました。 雲南市の子ども達はこのように先生と一緒に笑ったり走ったりしながらのびのびと育つんだと感じました。学校訪問は私にとってとてもよい勉強になりました。 テコンドー教室や料理教室などを通してたくさんの子ども達と触れ合いたいです。
 
 

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