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ふるさとウォッチング

市報うんなん2012年7月号

 
 
ふるさとウォッチング
 
5月21日、6月6日 金環日食&金星太陽面通過 天体ショー 
 雲南星空の会(代表、冨(とみ)久(く)晃(あきら)さん)が主催した5月21日の金環日食、6月6日の金星の太陽面通過の観望会が大東地域交流センター駐車場などで行われ、運良く両日とも天気に恵まれ多くの人が天体ショーを楽しみました。
 金環日食には、通勤、通学前の人など約200人が、金星の太陽面通過には、約100人が代わる代わる太陽望遠鏡を覗いたり、望遠鏡を通してテレビや投影板に映し出された日食の様子を観察したり、星空の会の会員のみなさんからの説明を聞き、天体ショーを堪能していました。
 また、大東地域交流センターの屋上には、『雲南七夕星観台(通称:UTAO(ウータオ))』が設置されていますので、これを機会に星空を観測してみませんか。
 
6月5日 丸子山公園をきれいにしました 
 雲南市遺族会大東支部(支部長 落合傳(おちあいでん)吉(きち)さん、会員469人)のみなさんが毎年行っている丸子山公園「忠霊塔」付近の清掃作業を行いました。
 「忠霊塔」は、昭和28年戦没者遺族会や旧軍人会が中心となり、みなさんから浄財を仰ぎ、日清、日露戦争そして先の第二次世界大戦の戦没者755柱を祀り、平和を祈念し建立されたものです。台上の「平和の女神」は、日本彫刻界の巨匠 故内藤(ないとう)伸(しん)さん(雲南市吉田町出身)の指導のもと、大東町出身の彫刻家 故清水(しみず)源可(げんか)さんにより制作されたものです。
 清掃後、澄み切った初夏の青空、銀杏の大木を背に安置されている、「平和の女神」にみなさんが黙とうを捧げ、二度と再び戦争の災禍が起きないことを祈念しました。
 
5月27日 農耕文化 いるま花田植え
横一線揃えて田植えをする早乙女たち
横一線揃えて田植えをする早乙女たち 
 毎年恒例となったいるま花田植えが掛合町入間地区の長栄寺前の水田で行われました。田植えをする早乙女は、地元の人のほかに、縫製工場に研修に来ている中国の研修生や、雲南市の国際交流員や外国語指導助手なども参加し、国際色豊かな田植えとなり、より一層賑わっていました。
 今年も花田植えに合せてフォトコンテストが行われ、多くのアマチュアカメラマンが訪れ、早乙女や苗運び役などに次々とポーズを求め、お気に入りの写真を撮影していました。
 いるま花田植えは、田の神を祭って、無病息災と五穀豊穣を願うために行われ、今では雲南市を代表する伝統行事となっています。
 
5月20日 湖面からの眺めを楽しみました
堀川遊覧船での湖面監視体験
堀川遊覧船での湖面監視体験 
 今年は、斐伊川流域を襲った昭和47年7月水害から40年目を迎え、過去の体験を次世代に引き継ぐため、「斐伊川流域の治水を考える集い(尾原ダム)」がさくらおろち湖ボート競技施設駐車場などで行われました。当日は、松江市の堀川遊覧船をチャーターし、さくらおろち湖の湖面監視体験があり、事前申し込みされた210人が乗船して、船頭さんの説明や歌を聞きながら湖面からの眺めを楽しんでいました。このほかにも尾原ダムの施設見学会やまめなカー市、ステージイベントが行われ、2,000人の来場者で賑わいました。また、改めて尾原ダムの必要性や役割なども知っていただく集いともなりました。 
まめなカー市 
 まめなカー市 
 
5月22日 ごみゼロ大作戦2012
児童・生徒たちが道路沿いのごみ拾いをしました
児童・生徒たちが道路沿いのごみ拾いをしました
 掛合町にある保育所、小学校、中学校、高校の4校園を中心に、町内各諸団体の協力をいただき、町内全域の公共施設周辺や県立自然公園などで、児童・生徒が一緒に清掃活動を行う「ごみゼロ大作戦2012」を行いました。当日は、晴天に恵まれ少し暑いくらいの気温でしたが、約500人が参加し、初めに、掛合・多根・松笠・波多・入間の5地区に分かれて開会式を行い、旧小学校の草とりや校舎の清掃、道路沿いのごみ拾いや草取りを行いました。
 この活動では、高校生を中心に、上級生が下級生をうまくリードする場面がみられ、日ごろお世話になっている地域の方と一緒に活動をすることもでき、学校・家庭・地域の連携した取り組みとなっています。来年度も5月に実施する予定にしています。 
 
5月24日 塩田に山ゴブリン復活!
山ゴブリンとゴブリンを制作した塩田のみんさん
山ゴブリンとゴブリンを制作した塩田のみんさん
 一昨年、「塩田小学校アートフェスタ~最後で最初の文化祭~」で学校や交流センターなどに現れたゴブリンを、閉校した塩田小学校の裏山に再び描こうと、塩田地区の人たちが発案し、ゴブリン博士こと若手芸術家の小中(こなか)大地(だいち)さんとミヤザキケンスケさんにお手伝いをしていただき、山ゴブリンが見事に復活しました。ゴブリンとは、人間にいたずらをする妖精という意味で、身の周りのモノに少し手を加えて作ったキャラクターです。山ゴブリンは、目や鼻、口を布でかたどり、斜面に生えた笹などに紐でくくりつけて作成しました。製作に携わった塩田地区の人たちは、「少しでもみんなの記憶に残ってほしい。復活してとてもうれしい。前回のゴブリンは、4~5ヶ月もったけど、今回はどれくらいもつだろうか」と喜びを語り合っていました。
※ゴブリンとは、人間にいたずらをする妖精という意味で、身の周りのモノに少し手を加えて作ったキャラクターです。 
 
 

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