ここから本文です。

雲南ニュース

市報うんなん2012年7月号

 
雲南ニュース
 
尾原ダム竣工式・祝賀会 県政百年の大計尾原ダム完成
速水市長から雲南市尾原ダム三団地連絡協議会松本道義会長(右)と尾原地区ダム対策同盟会亀山賢巳会長(左)に感謝状が手渡されました。
速水市長から雲南市尾原ダム三団地連絡協議会松本道義会長(右)と
尾原地区ダム対策同盟会亀山賢巳会長(左)に感謝状が手渡されました。
 構想から完成まで約半世紀にも及んだ尾原ダム事業の竣工式が6月3日、奥出雲町の奥出雲町立町民体育館でダム建設に伴う移転者をはじめ、地元選出の国会議員など320人が参加し行われました。
 式典で、国土交通省 水管理・国土保全局 関(せき)克己(かつみ)局長は、「地元の皆様のダムへの想いや願いに応えるために、斐伊川神戸川流域の安全安心と地域の活性化の発展に役立つよう管理運用していく」とあいさつをしました。速水市長は、「これまでの歴史を振り返り、改めて3点セット(尾原ダム・志津見ダムの建設、斐伊川放水路の建設、大橋川改修)の意義を共通認識として、斐伊川放水路、大橋川改修事業の1日も早い竣工を強く訴えていく。尾原ダムを活かし安心安全なまちづくり、雲南地域ならではのまちづくりをしっかり取り組んでいく」と誓いました。また、これまでダム建設に協力いただき、先祖伝来の貴重な土地を提供いただくと共に地域の皆様方の安定した生活を確保するためにご尽力いただいた雲南市尾原ダム三団地連絡協議会 松本(まつもと)道義(みちよし)会長、奥出雲町尾原ダム連絡協議会 水引(みずひき)熹美(よしみ)会長、雲南市尾原地区ダム対策同盟会 亀山賢巳(かめやままさみ)会長に国土交通大臣から感謝状が贈られました。併せて、雲南市 速水市長、奥出雲町 井(い)上勝(のうえかつ)博(ひろ)町長にも地元支援に尽力したことにより感謝状が贈られました。
 式典終了後、尾原ダム管理支所前で地元温泉小学校児童及び温泉幼稚園園児も参加し、くす玉割り、山桜の記念植樹を行い完成を喜びあいました。
 また、記念植樹をした後、温泉小学校体育館に場所を移し、祝賀会が盛大に行われました。祝賀会の中で、竣工を記念し、島根県知事、雲南市長、奥出雲町長から雲南市尾原ダム三団地連絡協議会、奥出雲町尾原ダム連絡協議会、雲南市尾原地区ダム対策同盟会に感謝状が贈られました。
 今後、雲南市は、平成17年3月に策定された「地域に開かれたダム整備計画」に基づいて整備した、道の駅やボート競技場、あるいは4月29日竣工したダム関連施設を活用しながら、地域の発展のため住民の皆様と共に考え歩んでいきたいと考えています。
 
レジ袋削減協定締結 買い物には、マイバックを持参しましょう!
協定書に署名する雲南市レジ袋削減推進協議会石飛友江会長と速水市長
協定書に署名する雲南市レジ袋削減推進協議会石飛友江会長と速水市長
 地球温暖化の原因となる二酸化炭素の削減やゴミの減量化、限りある資源の有効活用を図るため、今年9月1日からレジ袋の無償配布を取りやめることなどを記した協定書への署名式が5月22日、雲南市役所で行われました。
 この目的に賛同いただいた市内の事業者(グッディー木次店、Aコープだいとう店・Aコープかも店・Aコープきすき店・Aコープよしだ店、掛合ショッピングセンターコア、サン・チェリヴァ、グリーンシティ、フレッシュマートふくま、みしまや三刀屋店)の代表者、雲南市レジ袋削減推進協議会、雲南市の三者が協定書に署名を行いました。
 レジ袋の価格は、三~五円程度で各事業者が決定します。今後、実施に向けてポスター掲示、キャンペーン活動、賛同事業者の追加募集、広報活動を行っていきます。
 
地域力向上フォーラム 地域を元気にしましょう!
パネルディスカッション
パネルディスカッション
 地域力向上フォーラムが6月9日、地域自主組織やまちづくりグループ、NPO法人など平成23年度地域振興補助金を活用された団体を中心に市内外から200人が参加し、木次町のチェリヴァホールで行われました。
 フォーラムでは、今年度から設けられた市民活動奨励賞の表彰が行われ、4団体に表彰状等が贈られました。この表彰は、市民活動を精力的に行い、地域づくりへの貢献度が高く、さらに継続的かつ発展的な活動が期待できる団体を表彰する目的で創設されたものです。
 続いて、受賞団体は表彰対象となった活動の事例発表をしていただきました。その後、広島県三次市で廃校した小学校を活用した「ほしはら山のがっこう」の取り組みを浦田(うらた)愛(あい)さん金(かね)末(すえ)忠則(ただのり)さんが語られました。この取り組みは平成15年に小学校が廃校となり、「心の拠り所を失いたくない」、「市内唯一の木造校舎を残したい」などの思いから始まりました。今回は「50年後の子どもたちにつなぎたい地域づくり」として取り組みの中で地域と子ども、お年寄り、地域内外の様々な人を巻き込んだ活動やその意識を歌を交えてわかりやすく話していただきました。
 また、講演後は、「地域を元気に ここに注目!! 子どもとお年寄りへの取り組みを考える」をテーマにパネルディスカッションが行われました。
パネリストの様々な活動にも世代間を超えた関わりがあり持続可能な地域づくりへのヒントを学ぶ機会となりました。フォーラムの最後には、浦田さんのピアノ演奏により会場のみなさんと「ふるさと」を斉唱しました。
市民活動奨励賞を受賞された団体

【市民活動奨励賞受賞団体】
 配食サービスグループいい~飯(はん)会(大東町)
 竹んこくらぶ(木次町)
 中谷ばくらと会(木次町)
 しぶきの郷むえ(三刀屋町)
 市民活動奨励賞を受賞された団体
 
暴力団排除調印式 暴力団排除 一丸となって
暴力団排除調印式を終え、雲南警察署 扇畑署長と握手をする速水市長
暴力団排除調印式を終え、雲南警察署 扇畑署長と握手をする速水市長
 雲南市が行う契約等からの暴力団及び暴力団員の関与の排除を行い、公平かつ公正な市政の推進を確保し、雲南警察署と雲南市が連携、協力するための合意書の調印式が5月27日、市役所で行われました。
 調印式で速水市長は、「市民、事業者、行政が一体となって市民の生活や社会経済活動の場から暴力団を排除し、安全で平穏な市民生活を確保することが必要である。合意書の締結でより一層双方の連携を深め、協力体制が構築された」と期待を語りました。また、雲南警察署の扇畑(おうぎはた)隆(りゅう)吉(きち)署長から、「市と警察署の間で警察への照会や情報交換などの取り組みが必要。連携・協力が一層強固なものとなり、市民・企業などにおける安全安心が確保される」とあいさつされました。
 雲南市では、本年4月から雲南市暴力団排除条例を施行し、暴力団の排除に関する基本理念を定め推進しています。

《基本理念》
 市民、企業及び市は、暴力団が社会に悪影響を与える存在であるということを認識し、暴力団との交際をしない、暴力団を利用しない、暴力団に資金を提供しない、暴力団を恐れないという基本事項を守り、安全で平穏な市民生活の確保及び社会経済活動の健全な発展に向け、お互いに緊密に連携・協力し、暴力団排除を一丸となって推進します。
 
チャレンジデー2012の結果 
高齢者屋内グラウンドゴルフ大会(木次体育館)    三刀屋幼稚園児の3B体操(アスパル) 
高齢者屋内グラウンドゴルフ大会(木次体育館)     三刀屋幼稚園児の3B体操(アスパル)
 5月30日水曜日に開催しましたチャレンジデー2012は、多くの皆様にご参加いただきました。佐賀県神埼市には惜しくも敗れてしまいましたが、前回の参加率を上回る参加を得て、見事金メダルを獲得いたしました(金メダルは、雲南市の人口規模の場合50%以上の参加率だった場合授与されます)。
 自治会長、スポーツ委員の皆さまをはじめ、地域自主組織、企業、学校など多くの皆さまに当日のイベント企画、周知、報告の取りまとめ等大変お世話になりました。ありがとうございました。

(2012年2月の住民基本台帳登録人口による参加率)
 雲南市 参加者数 23,083人
 参加率 54.4%
 神埼市 参加者数 18,828人
 参加率 56.6%
 全 国 参加者数 1,711,874人
 参加率 54.2%
 
第18回斐伊川水防演習 雨の季節を前に 技術習得 
雲南市水防団三刀屋方面隊水防班によるシート張り工
雲南市水防団三刀屋方面隊水防班によるシート張り工 
5月26日、国土交通省、島根県及び斐伊川沿川の出雲市、雲南市が主催し、三刀屋町下熊谷地先の斐伊川左岸河川敷(里熊大橋上流)で水防技術の修練と志気高揚を図ることを目的に斐伊川水防演習が行われ、雲南市水防団からは、加茂、木次、三刀屋方面隊の水防班が参加しました。
 近年、地球温暖化の影響などもあり、記録的な集中豪雨が多発し、大規模な洪水被害が全国各地で起きている状況を踏まえ、速水市長は、「災害に対応するためには、常に新しい水防工法・技術の修得を目指さなければならない。災害が起きた時には、各地域で修得されている技術・工法をしっかり活かしていただきたい」とあいさつをしました。
 演習では、参加した水防団などが新しい水防工法を講習し、その後、修得した水防工法を披露しました。また、一般の見学者も参加し、救急救命講習会、家庭でできる簡易水防工法、ロープワークなどの技術を習得されました。 
 
 
 
 
 

もしもに備えて

防災情報

急病時の医療機関