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雲南ニュース

市報うんなん2012年5月号

 
雲南ニュース
 
松江自動車道 吉田掛合IC~三刀屋木次IC間開通
 道がつくる 明日への夢

雨降る中、テープカットとバルーンリリースが行われました。
雨降る中、テープカットとバルーンリリースが行われました。
 3月24日、吉田掛合インターチェンジ(以下IC)から三刀屋木次ICまでの松江自動車道(延長12.3㎞)と吉田掛合ICへのアクセス道路となる一般県道吉田掛合インター線(延長1.6㎞)が開通しました。
 当日は、三刀屋木次ICでテープカット後、吉田掛合ICまでパレードを行い、地元選出国会議員や土地提供者など300人が開通を喜び合いました。パレードの後、三刀屋文化体育館アスパルで行われた開通式典では、速水市長が「高速道路の役割は、観光や地域振興は勿論のことであるが、災害時にあっては孤立化を防ぐ“命の道路”である」と、高速道路の必要性を語りました。
万歳三唱で開通を喜び合いました。 今回開通した区間は、暫定2車線、無料の自動車専用道路、自転車や125㏄以下のオートバイなどは乗り入れ禁止となっています。この開通により、吉田総合センターから市役所までの所要時間がおよそ10分短縮されました。今後は、吉田掛合ICから広島県の三次ジャンクションまでが平成24年度中に、さらに、広島県尾道市までは平成26年度中に開通する予定です。 
  万歳三唱で開通を喜び合いました。
 
災害時要援護者避難支援モデル事業
安心生活創造プロジェクト推進事業活動報告会

雲南市民たすけあいま笑劇団の寸劇
雲南市民たすけあいま笑劇団の寸劇
 3月17日、三刀屋文化体育館アスパルで平成23年度災害時要援護者避難支援モデル事業・安心生活創造プロジェクト推進事業の活動報告会を開催し、地域自主組織や民生児童委員など250人が参加しました。
 講演では、岩手県陸前高田市米崎中学校仮設住宅自治会長の金野(こんの)廣(こう)悦(えつ)さんが「東日本大震災の教訓」と題し、15.8メートルの津波が押し寄せ、被災した陸前高田市の状況を涙ながらに語られました。次に広島県安芸高田市の明木一(めいきかず)悦(よし)さんが、「陸前高田市での支援活動紹介」の話をされ、最初に、インターネットから支援情報を発信したことを語られました。明木さんは、現在も被災した陸前高田市へ、継続的に支援活動を行っておられます。
 活動報告会では、災害時要援護者避難支援モデル事業で取り組まれた4組織と、雲南市安心生活創造プロジェクト推進事業実施2組織が1年間の活動
を報告されました。最後に「雲南市民たすけあいま笑(しょう)劇団」による寸劇は、災害時の情報伝達・安否確認・避難誘導を取り入れ、非常にわかりやすく会場の皆様にも好評でした。
 平成24年度も引き続きこのモデル事業を市内の交流センターを活動拠点に、地域自主組織及び加茂交流センター運営協議会の中から2組織をモデル地区に指定し活動を行います。被災地の様子を語る金野廣悦さん
 被災地の様子を語る金野廣悦さん
 
阿用幼稚園閉園式
大好きな阿用幼稚園! ありがとう そして、さようなら

閉園式に参加する園児たち
閉園式に参加する園児たち
 3月24日、雲南市立阿用幼稚園の閉園式が行われ、園児5人を含む、保護者や地域の皆さん60人が別れを惜しみました。
 阿用幼稚園は、昭和27年に阿用小学校の中で簡易幼児学級として始まり、昭和31年に公立幼稚園に認可され、平成2年に現在の園舎を新築し、59年の間に1079人の卒園児巣立っていきました。
 閉園式では、幼稚園の沿革と、「たけのこ掘り」や「崖のぼり遊び」などその年々の思い出をスライドで鑑賞した後、園児5人が幼稚園で習った歌を歌い、「私たちは、阿用幼稚園が大好きです。幼稚園で遊んだことを忘れま園歌の額を降納する土江教育長と田村園長せん。ありがとう。さようなら」とお礼とお別れを伝えました。最後に阿用幼稚園の歌の額を土江博昭教育長と田村優二園長が降納し、幼稚園としての幕を閉じました。
 また、平成23年度から休園となっていた久野幼稚園も平成24年3月31日で閉園となりました。
 園歌の額を降納する土江教育長と田村園長
 
吉田小学校民谷分校閉校式
ありがとう 私たちの民谷分校

「ありがとう」の記念碑の除幕式
「ありがとう」の記念碑の除幕式
 3月18日、雲南市立吉田小学校民谷分校の講堂で児童や地域の皆さん260人が出席し、閉校式が行われました。
 民谷分校は、明治7年に民谷村宇山清(せい)岸寺(がんじ)を仮校舎として創立以来、卒業生約800人が巣立ち、このほど138年の歴史に幕を閉じました。
 民谷分校の児童は年々減少し平成23年度の児童数は5人となり、今春に、吉田小学校へ統合することになりました。
 速水市長は、「この民谷分校は、地域の発展の拠点。知恵と工夫を凝らし、どういう姿に学校をかえていくのか一緒に考えていきたい」と式辞を述べました。
 児童を代表して最後の卒業生となった、岩田(いわた)真咲(まさき)さん、小柳(こやなぎ)公(き)美(み)賀(か)さん、高尾(たかお)玲(れ)七(な)さんが「閉校しても民谷分校のことは忘れません。永い歴史を持った分校への感謝の気持ちも忘れません」などと語りました。
 民谷分校の歴史や、思い出いっぱいの最後の一年間の取り組みを児童5人が発表し、発表を聞きながら目頭を押さえ思い出に浸っている方もいました。
 最後は、閉校記念歌「ありがとう」を熱唱し校舎との別れを惜しみました。
 最後に参加者全員で校歌を斉唱
最後に参加者全員で校歌を斉唱
 
「幸運なんです。雲南です。」体感フェア@雲南市桜まつり2012 開催! 
潜水橋を胴体に見立てた巨大なヤマタノオロチのオブジェが出現
潜水橋を胴体に見立てた巨大なヤマタノオロチのオブジェが出現
 4月7日、8日の2日間、木次商店街などを会場に「幸運なんです。雲南です。」体感フェア@雲南市桜まつり2012が2年ぶりに行われました。今年の斐伊川堤防桜並木の桜は、寒さの影響で桜まつりに満開となりませんでしたが、8日には暖かくなり一気に咲き始め、たくさんの人が桜とともに雲南市ならではの味を堪能されました。
 上:「うんなんオロチの焼きタンタン」はテレビでの生中継もあり大人気でした。中:子どもたちによる屋台で「なぞのむしパン」を売りました。下:準備活動から中高校生や大学生が活躍しました。
上:「うんなんオロチの焼きタンタン」はテレビでの生中継もあり大人気でした。
中:子どもたちによる屋台で「なぞのむしパン」を売りました。
下:準備活動から中高校生や大学生が活躍しました。
 
 交流センター職員辞令交付式
横木会長から辞令書を受取る春殖交流センター長の錦織弘秀さん
横木会長から辞令書を受取る春殖交流センター長の錦織弘秀さん
 4月2日、木次経済文化会館チェリヴァホールで雲南市交流センター職員の辞令交付式があり、交流センター長29人、交流センター主事31人に雲南市交流センター雇用協議会の横木(よこぎ)壽(ひさ)成(なり)会長から辞令書が交付されました。
 横木会長は、「交流センターが地区のみなさんの一つの拠り所となるよう、また、他の交流センターと情報交換をし、連携を深め与えられた仕事がスムーズに運営されるよう期待する」とあいさつされました。
 交流センター長と交流センター主事の任期は、平成26年3月31日までの2年間です。
 
東日本大震災復旧支援に係る職員派遣 
決意表明する宮川勉主幹
決意表明する宮川勉主幹
 雲南市は、全国市長会から「平成24年度における東日本大震災に係る被災市町村に対する中長期的な職員の派遣」の要請により、本人から派遣を申し出た総務課 宮川勉主幹を宮城県岩沼市(いわぬまし)に平成25年3月31日までの1年間派遣することとなり、3月26日、辞令交付式がありました。
 辞令書を受取り、宮川主幹は、「今しかできないこと。不安もあるが、与えられた条件でベストを尽くす。岩沼市の職員として精一杯頑張る」と派遣にあたっての意気込みを語りました。
 岩沼市は、仙台市、名取市の南側の太平洋沿いに位置し、人口4万4千人弱、面積60.71km2の市です。
 
 
 
 

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