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雲南ニュース

市報うんなん2012年4月号
雲南ニュース
 
早稲田大学留学生ホームスティ事業
 日本文化を味わいました

早稲田大学から感謝状を贈られ記念撮影
早稲田大学から感謝状を贈られ記念撮影
 2月5日から3月3日までの間、早稲田大学の留学生6人が大東町内でホームスティを行い、市内の観光名所などを訪れたり、市内の小中学生と交流を深めました。
 このホームスティ事業は、昭和61年から大東国際文化交流協会が行っており、2月5日の歓迎会の際に、早稲田大学から同協会に対し、永年にわたって、早稲田大学の国際教育交流の発展に貢献したことにより感謝状が贈られました。
 2月28日には、龍徳寺(大東町西阿用)で座禅と茶道の日本文化を味わいました。15分間の座禅体験でしたが龍徳寺で座禅体験、足を痺らせ、立ち上がれず苦しんでいる留学生もいました。また、菅谷たたらを見学したり、吉田町の豊かな自然を楽しみながら、美しい街並みを散策しました。
 3月3日には、ホストファミリーとのお別れを惜しみながら再会を約束し、雲南市を後にしました。
 龍徳寺で座禅体験
 
原子力防災訓練実施!
島根県との情報伝達の様子
島根県との情報伝達の様子
雲南市は、島根県と松江市・出雲市・安来市と合同で原子力防災訓練を2月16日に実施しました。これまでの訓練は、島根県と原子力発電所のある松江市で実施されていましたが、東日本大震災を受け、本年度から鳥取県を含む30km圏内の周辺市を加え、原子力災害の緊急時に防災関係機関相互の連携による防災対策の確立や関係者の技術の習熟を図ることを目的に行ないました。
市内での放射線量調査の様子 訓練は、島根原子力発電所での事故を想定。県および市に災害対策本部を設置し、市の災害対策本部会議には雲南警察署や雲南消防本部の担当者も参加し、一連の手順を確認しました。また、市から県に情報伝達などのために連絡員を派遣する初動対応訓練や、放射線量調査訓練などを迅速に行いました。
 今回の訓練を通して分かった課題を検証し、地域防災体制などを見直し、定期的に訓練を重ねた上で、市民の皆様を含めた実動訓練に繋げていくこととします。
 市内での放射線量調査の様子
ふるさとに誇りを持ち、気持ちを新たに
探訪バスツアーの一部である吉田町を歩く受講者
探訪バスツアーの一部である吉田町を歩く受講者
 2月20日、21日の2日間、木次町チェリヴァホールで、「就職内定者セミナー」が開かれ、今春就職する雲南圏域の高校3年生40人が、接客や電話応対などを学びました。 
 このセミナーは、島根県就職内定者研修事業とコカ・コーラウェスト(株)の寄付金を財源とした雲南市まちづくり自販機事業を活用して実施しました。
 初日の講話では、雲南市産業創出プロデューサーの三木善弘氏が、雲南市の未来を担う若者への期待と社会人としての心構えを語りました。続いて、人材教育を専門に行う講師から、お辞儀の仕方や言葉遣いなど、接客、電話応対の際に最低限備えておくべき「エチケット・マナーの研修」を動作訓練を交えて行いました。
雲南市まちづくり支援自販機 2日目には、ふるさとに誇りを持って働く心を養うことを目的に「歴史の幸・食の幸探訪バスツアー」で市内を巡り、雲南の魅力を感じることができる講話を聴きました。
受講した生徒は、「社員は会社の顔であると自覚し、今回学んだマナー等を4月からの社会人生活に活かしていきたい」、「雲南市の魅力・価値を認識できた。ふるさとに誇りを持って生活していきたい」などと話し、就職に向けて意欲を高めていました。 
 雲南市まちづくり支援自販機 
 
水道審議会を開催しました
藤井副市長から和泉会長に諮問
藤井副市長から和泉会長に諮問  
 市の水道料金は、平成19年度に統一しましたが、人口減少や節水意識の高まり、節水機器の普及により今後の水需要が望めない状況にあります。一方、水道施設は引き続き安定給水を維持するため施設更新が必要です。
 このため、2月15日、水道事業に関する審議会(和泉利男会長)に平成25年度から平成28年度の4年間を料金算定期間として、水道事業の運営と適正な料金水準について諮問しました。平成24年度に答申をいただくこととしています。 
 
第2次健康増進実施計画を策定しました 
吾郷委員長から計画案が提出されました
吾郷委員長から計画案が提出されました
 人が夢や希望、目標などを実現していくためには、心と身体の健康が極めて重要です。
 雲南市は、市民が生涯、健康でいきいきと生きがいをもって暮らしていけるまちをめざして、市民の健康づくりを支援する施策をまとめた「第2次雲南市健康増進実施計画(計画期間は平成26年度まで)」を策定しました。
 策定にあたっては、保健、医療、福祉、教育関係者や健康づくりに関する各種団体、地域自主組織の代表、学識経験者らで構成する策定委員会(委員長:吾郷美奈(みな)恵(え)島根県立大学短期大学部教授)を設置し、4回の会議を重ね、パブリックコメントによる意見募集も行いました。
 今後は、本計画を基に地域自主組織等地域の活動団体や健康づくりに関する様々な団体等と連携し、協働して市民の健康づくり支援を行っていくこととしています。
【まちづくり目標】
「誰もが生涯健康でいきいきと生きがいをもって暮らせるまちづくり」
【ひとづくり目標】
「こころと身体を大切に思うひとを増やす」
「健康への意識をもち健康づくりに取り組むひとを増やす」
「こころ安らかに毎日が楽しいと感じるひとを増やす」
【地域づくり目標】
「地域で健康づくりを支え合うなかまを増やす」
 
 雲南神楽フェスティバル
 伝統を受け継ぎ、舞を披露

日登神楽社中による「国譲」    槻屋神楽保持者会による「八戸」 
日登神楽社中による「国譲」    槻屋神楽保持者会による「八戸」 
 第7回雲南神楽フェスティバルが3月11日、加茂文化ホールラメールで行われ、市内の8団体が共演しました。
 今年は、古事記が編纂されて1300年を迎えることから、出雲神話を中心とした演目が上演され、雲南市が「神話と神楽の里」であることを市内外にPRしました。
 
くぎうまちゃんに特別住民票を発行しました 
 2月10日、雲南市は、ヤマタノオロチのキャラクタ「くぎうまちゃん」に、特別住民票を発行しました。
 「くぎうまちゃん」は、テレビ東京の関東ローカル番組「ドリームクリエイター」で、視聴者とともに考案されたヤマタノオロチのキャラクタです。
 番組では、ヤマタノオロチ神話の舞台である雲南市が大きく取り上げられ、知名度の向上に貢献していただいています。また、「くぎうまちゃん」を島根県の公認キャラクタにする取り組みをしていることから、「くぎうまちゃん」を応援していくため、特別住民票を発行することとなりました。
 「くぎうまちゃん」という名前は、当初のヤマタノオロチのイラストが、馬のような胴体に釘のような形の首が8本ついているようであったため、「釘馬(くぎうま)」と呼ばれたことがきっかけとなっています。
 
くぎうまちゃん■「くぎうまちゃん」特別住民票の記載事項
本名:くぎうま“シマネス”オロちゃん
生年月日:平成23年5月12日※番組内でイラストが決定した日
住所:島根県雲南市木次町天が淵8番地※架空の住所です。
住民になった日:平成23年12月1日※番組のインタビューで速水市長が特別住民票を発行すると発言した日
イラスト:popop(ポポップ)さんの作品。「くぎうまちゃん」が持っているのは、雲南市のブランド唐辛子「オロチの爪」(商標登録済)です。
※「くぎうまちゃん」イラストの利用は、テレビ局等と協議が必要となります。産業推進課(0854-40-1052)へ問
  い合わせください。
※雲南市では、平成21年10月25日に「しまねsuper大使 吉田くん」に特別住民票を発行しています。
※特別住民票は、地域の広報の一環として、動物や架空のキャラクタなどに対し、住民票風の印刷物を発
  行するものです。
 
国際交流員退任式
 韓国清道郡と雲南市の懸け橋 

お別れのあいさつをするキョンランさん
お別れのあいさつをするキョンランさん 
 平成20年4月に韓国からはじめてお迎えした国際交流員の許景蘭(ホ・キョンラン)さんの退任式が、3月8日市役所で行われました。
 キョンランさんは、学校訪問、地域のイベント、韓国語講座、テコンドー体験教室などを通して、地域や多くの市民と交流するとともに、韓国の文化を紹介してきました。また、韓国慶(けい)尚(しょう)北道(ほくどう)・清道(ちょんど)郡(ぐん)との交流事業では、昨年はじめて、両国の中学生たちが相互交流を行うことができました。この4年間、清道郡と雲南市の懸け橋として重要な礎を築いていただきました。
 最後にキョンランさんは、「4年間、雲南市で本当に楽しく過すことができました。韓国に帰っても雲南市のことを忘れずに応援します。また、自分のできることは協力します」と感謝のことばを述べました。 
 
雲南市レジ袋削減推進協議会を設立しました 
雲南市レジ袋削減推進協議会の設立総会
雲南市レジ袋削減推進協議会の設立総会 
 ゴミの減量化と環境意識の向上を目的にマイバッグ利用を進め、レジ袋の削減を推進するために、雲南市レジ袋削減推進協議会が2月24日に設立されました。
 この協議会は、市内の事業者10社(グッディー木次店、Aコープだいとう店・Aコープかも店・Aコープきすき店・Aコープよしだ店、ショッピングセンターコア、サン・チェリヴァ、グリーンシティ、フレッシュマートふくま東町店、フレッシュマートふくま駅前店、みしまや三刀屋店)、雲南市消費者問題研究協議会、雲南市商工会と雲南市で組織しています。
 今後はレジ袋削減に向けて、ポスター掲示、キャンペーン活動、賛同事業者の追加募集、広報活動を行い、9月1日からのレジ袋有料化を目指します。 
 
神々の国しまね 講演会
 知っているようでしらないふるさと
 
講演している川島芙美子さん
講演している川島芙美子さん 
 今年は、古事記が編さんされてから1300年目を迎える節目の年になります。この機会に古事記・出雲国風土記に関わりの深い雲南地域をよく知ってもらうために、島根県および雲南広域連合が主催する講演会が2月12日、三刀屋交流センターで開催され、雲南地域内外から約100人が参加しました。
 講演は、「こども出雲国風土記」、「神々のくに、そのくにびと」等の著者で知られる、神々の国しまね実行委員会アドバイザーの川島芙(ふ)美子(みこ)さんが、「知っているようでしらないふるさと~古事記・出雲国風土記にみるふるさと~」と題して、古事記や出雲国風土記に記されている雲南地域の名勝や地域の云われなどを詳しく語りました。
 参加者からは、「たいへん勉強になった」「もっとこのような講演会を開催してほしい」といった意見を多くいただき、大好評の講演会となりました。 
 
  
 

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