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雲南病院だより

市報うんなん2012年11月号

 
雲南病院だより
◆第2回病院祭を開催しました
 雲南市立病院際を9月29日(土曜)、「まもる命 まもられる命 ~地域を支える医療のチカラ~」をテーマに開催しました。この病院祭は昨年市立病院に移行したことを契機に、これまで以上に病院を知ってもらいより身近に感じてもらいたいという思いから始め、今回が2回目の開催となりました。
 当日は、院内保育所(ほたるキッズ)の園児たちによる遊戯やくす球割りでオープニングを飾り、その後基調講演として、島根県済生会江津総合病院の堀江 裕(ほりえゆたか)院長先生に「こころの健康、からだの健康~人生最高の楽しみ~」と題した講演をいただきました。堀江先生のご講演は、途中ご自慢の浪花節を披露されながらユーモアに満ちた内容で、会場が笑いに包まれ大変すばらしい講演でした。午後からは、病院職員とボランティアの皆さんによる安来節ショーと、サウスクラウドアンサンブル(職員により結成した楽団)によるコンサートを行いました。安来節ショーでは、安来節保存会の皆さんに安来節、関の五本松などの民謡や、銭太鼓、どじょうすくいなどを披露していただきました。また、松井事業管理者、大谷院長、森脇外科部長、田中事務部長が今回始めてどじょうすくいに挑戦しました。なれない中ではありましたが、日頃見ることが出来ない愛嬌のある姿に、会場はアンコールの大合唱がおこるほど大いに盛り上がりました。
 次に登場したサウスクラウドアンサンブルは、サックス、フルート、チェロなどの楽器演奏や、合唱隊による少年時代、ふるさとなどの歌を披露し、最後は会場も一緒にもみじを合唱しながら、成功裏に幕を閉じました。来場された方からは、「大変楽しいひと時となった」、「とても癒された」、「とても元気が出た」などの感想も寄せていただきました。
 病院祭ではこの他に、病院スタッフと身近に接していただけるように、医師、保健師、薬剤師などによる各種相談コーナー、手術の縫合体験、妊婦体験、救急車の試乗体験などが出来る体験コーナーや、大東高校の生徒の作品などを展示する展示コーナー、病院ボランティアの会の活動などを紹介した紹介コーナー、手作りお菓子や野菜などを販売する各種販売コーナーなど、病院ならではの催し物を取り入れたことや、地域の方にご協力をいただいたことで大変好評をいただきました。
 今回の病院祭は、市民の会やボランティアの会の皆さまに実行委員会に参画いただき、企画の段階からご協力いただきました。また、生花教室の皆さまには生花を展示いただき、会場を華やかに彩っていただいたほか、雲南消防本部の救急隊の方々にもブースを設けていただくなど、大変多くの方々にご協力いただきました。お陰を持ちまして、ご来場いただいた住民の皆さんや患者さんに大変喜んでいただき、今後も是非続けて欲しいというご意見も多くいただきました。
 次年度以降も地域の皆さまのお力をお借りしながら、更に充実した内容にし、地域に愛される病院を目指して行きたいと思います。
院内保育所園児によるくす球割りの様子 島根県済生会江津総合病院 堀江裕院長先生による基調講演 島根県済生会江津総合病院 堀江裕院長先生による基調講演
院内保育所園児によるくす球割りの様子  島根県済生会江津総合病院 堀江裕院長先生による基調講演 
   
安来節保存会の皆さんによる安来節ショー、病院職員によるどじょうすくい 安来節保存会の皆さんによる安来節ショー、病院職員によるどじょうすくい 安来節保存会の皆さんによる安来節ショー、病院職員によるどじょうすくい
安来節保存会の皆さんによる安来節ショー、病院職員によるどじょうすくい  
     
サウスクラウドアンサンブルによるコンサート  サウスクラウドアンサンブルによるコンサート   
サウスクラウドアンサンブルによるコンサート   
   
  各種体験コーナーでにぎわう様子 各種体験コーナーでにぎわう様子
  各種体験コーナーでにぎわう様子 
  
◆新任医師紹介

眼科部長 
白根 授美(しらね じゅみ)
●資格 眼科専門医(日本眼科学会認定)
●趣味(興味) 美容と健康に関すること、ショッピング、旅行
●特技 お琴
●ひとこと 20年ぶりに大阪から島根に戻ってきました。
 これからは地域の皆様のお役に立てるよう努力したいと思います。
  
◆雲南市「夢」発見ウィーク 
9月25日(火曜)~9月27日(木曜)の3日間にかけて、雲南市主催の中学生職場体験学習「雲南市『夢』発見ウィーク」が開催され、雲南市立病院にも市内の各中学校から12人の学生が参加しました。医師、看護師などの医療職をめざす学生10人は医療現場で、調理や接客体験を希望する生徒2人はビューレストランオランジュで、それぞれ体験学習を行いました。
初日の午前中は、12人全員で病院内を見学してまわりました。手術室の見学では、専用の手術着に着替えて入り、手術室の独特な構造の説明をうけたり、テレビドラマなどでよく見る照明を実際に触ってみたりしました。午後から最終日までは、医療現場体験者とオランジュ体験者にわかれてそれぞれ体験学習を行いました。
病棟での患者さんの手足を洗う体験では、患者さんから「ありがとう、嬉しかったわ」という声をいただき、学生もとても嬉しい気持ちになったようです。産婦人科病棟では赤ちゃんにミルクを飲ませる体験をし、学生から「貴重な体験ができて感動した」という感想がありました。そのほか、放射線科では胃透視をされる患者さんのご協力を得て、体の中にバリュームが入っていく様子を観察したり、リハビリテーション技術科では、患者さんと一緒に専用の道具で訓練をうける体験をしました。オランジュでは、下ごしらえから調理、片付け、接客など食事を提供する場所で必要な一連のことを体験し、食堂を利用される方との交流もできたようです。
体験学習を終えた学生からは、「新しい職種を知って夢が広がった」「今後の進路選択の参考になった」「仕事の大変さを知ることができた、料理をする楽しさを学ぶことができた」「夢をかなえるため一生懸命勉強して地元に戻って働きたい」などの感想が寄せられました。
雲南市立病院での体験学習が、「夢」発見ウィークの名のとおり、新しい夢を発見したり、夢を広げたり深めたりと、学生の今後の進路に役立ってくれることを願います。最後に体験学習にご協力いただき、学生に温かい励ましのお言葉をかけてくださった患者さんにお礼申し上げます。 
◆展示コーナーのご紹介 【10月の展示作品紹介】
 
◆院内サロンふれ愛
11月・12月の開催日
 11月9日(金曜)・12月14日(金曜)
 ※12月14日はクリスマス会をします。プレゼント&余興があります。

時間:午後1時30分から3時30分
場所:雲南市立病院 ドック検診室

 お気軽にお越しください。

問い合せ先:健康管理センター保健推進課 電話0854-43-3602
 
   
 
 
 

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