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いわぬま通信 第3号

市報うんなん2012年10月号

 
 雲南市から本年4月より1年間、宮城県岩沼市に派遣された宮川勉主幹が近況報告をします。
 
~ 津波避難訓練を実施 ~
宮城県岩沼市 宮川勉
 9月1日の「防災の日」、市内沿岸部を対象に津波を想定した住民参加型の避難訓練を行いました。震災以降、本格的な津波避難訓練は県内初ということもあり、約1,500人の参加があり大々的に報道されたところです。震災の教訓から、新たな緊急避難場所として設定したのは高速道路や高架橋などの高い場所。担当課の一職員として、何とか無事終えることができたことは本当に嬉しいですが、正直なところ、途中何度もくじけそうになりました。震災を受けて浮き彫りになった課題や問題は山積み、手探り状態の中で企画・立案からスタートしましたが、実践に即した訓練とは言うものの、途中何だか目的・意図が少しぶれてしまったような…。繰り返し行った打合せ協議の中で生まれる摩擦や軋轢、思いが通じないジレンマなど、本当に苦労の連続でした。
いろいろと反省や課題を残す訓練となってしまいましたが、この結果をきちんと検証し、今後の訓練のあり方や防災計画に反映させていければと思っています。

  8月上旬、友人が家族4人で岩沼まで来てくれました。初日の夜は、ビール片手に久しぶりに故郷の話題で盛り上がり、翌日は石巻や南三陸、気仙沼の被災地を一緒に見て回りました。1年半も経つのに、当時の悲惨な状況が今なお残る県北の被災地は衝撃だったようです。こちらを離れた後送ってくれたメール「やっぱり来て良かった。おまえがいなけりゃ来なかった。ありがとう」。いやいや、こちらこそ、こんなに遠くまで本当にありがとう。感謝・感謝です。こちらを訪れる予定のある方、またはその気になった方は、ぜひご一報ください。私でよければ被災地をご案内致します。
 
 (宮川携帯090-7541-9407)
  
  
 
 
 

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