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(3)天が淵と万歳山(あまがふち・ばんざいさん) |
斐伊川の上流、木次町湯村地内にある「天が淵(あまがふち)」は、約500年前に書かれた「天淵八叉大蛇記(あめのふちやつまたおろちのき)」によれば、ヤマタノオロチが住んでいたところと伝えられています。また、別の伝承では、スサノオノミコトに「八塩折の酒(やしおおりのさけ)」を飲まされて、酔いつぶれたオロチが逃げ込んだ場所とも言われています。
天が淵から国道314号を挟んで反対側に位置する万歳山(ばんざいさん・標高256m)には、アシナヅチ、テナヅチがクシナダヒメとともに住んでいたと言われ、山腹にはアシナヅチとテナヅチの神陵「二神岩(ふたごいわ)」が祀られています。万歳山の麓に二神岩の礼拝所がありましたが、現在は国道314号の拡幅工事により、温泉神社の境内に移設されています。
また、もともと万歳山と天が淵は山続きになっており、大蛇を追い出すために鉄を溶かし、木や草と一緒に万歳山から流し込んだことから、天が淵の岩や砂が赤みを帯びているとも言われています。 |
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【問い合わせ】 商工観光課 電話0854‐40-1054 |
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