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研究所うんなん・保健師・国際交流員のコーナー

市報うんなん2011年11月号

 
こげなことしとーます 研究所うんなん
 身体教育医学研究所うんなん 電話0854‐45‐0300
~雲南保育研究会~ 子どもの運動あそびに関する 専門職支援
 研究所うんなんでは、子どもの健康づくりを促進するため、様々な取組を行っています。
 七月二十八日(木曜)は、幼児期の健康づくりを目的に、雲南市・飯南町・奥出雲町の保育所保育士を対象に「身体を動かすことの楽しさと大切さについて」と題し、講義と実技を行いました。
 講義では、幼児期はいろいろな動作が身につく時期であることから、ゴールデンエイジと呼ばれ、『様々な動きを経験することが最も大切である』ということを報告しました。
 実技では、子ども達が楽しく身体を動かす環境づくりをグループごとに考えました。
 研究所うんなんでは、『楽しく遊びながら、自然と心身の健康が育まれる』そんな仕組みづくりを今後も支援していきます。
講義・実技研修
 
こんにちは、保健師です。
健康推進課 電話0854‐40‐1045
 
◆◆食事の前に五感を使うことで食事行動がスタート◆◆

◇視覚
目から入ってきた食材や素材の情報によって、脳の神経が刺激され、胃酸・だ液・消化酵素の分泌・腸のぜん動運動の準備など、食事行動のスタートラインにつくことができます。

◇聴覚
食材を切ったり刻んだりする音、卵を割ってかき混ぜる音、めざしやアジの開きなどが焼ける音、食卓を準備する時に食器が触れ合う音。この音が人間の耳から入ってくる刺激のシグナルで、だ液や胃酸が分泌し、食事をする準備に入ります

◇嗅覚
臭いという直接的な五感を刺激することは食欲をそそるだけでなく、食事行動を準備するからだにとって大きな影響をもたらすシグナルとなります。
五感を刺激することが単に食材を味わうだけでなく、栄養素を吸収するための前段階である消化分解というプロセスに大きな影響を与えます。

◆◆五感をフルに使う食事は、脳の機能を活発にする◆◆
 食べものの味、におい、かむときの音、盛り付けの美しさ、かみごたえ、のどごしのよさ、会話など、よくかんで会話を楽しみながら食事をすると五感が育まれ、たくさんの感覚情報が一挙に脳に伝わります。その情報量が多ければ多いほど脳の働きが活発になり、学習力や判断力、意欲などが向上します。
 食事の時には、テレビなどをやめて食事を楽しみましょう。
五感をフルに使う食事は、脳の機能を活発にする
 
国際交流員(CIR)の迷言コーナー こんにちは!スザンナです。
  うん、なんでしょう
手前に人工池と追悼碑、奥が建設中の新世界貿易センタービル
手前に人工池と追悼碑、奥が建設中の新世界貿易センタービル
 
 9月に3週間アメリカに帰りました。ちょうどニューヨークとワシントンDCの9・11テロ事件から10年目でした。9月11日にまたテロが起こるではないかと皆が心配していて、ニューヨークをはじめ、どこに行っても警察が多くて異様な雰囲気でした。
 9・11事件から10年経ち、9・11事件後のアメリカは変わったかどうかという話はたくさんありました。一番納得できた話は警察の検問所で皆が文句を言わずに待っていたことが10年前はありえなかったという指摘です。確かに9・11事件の前は検問などがあれば文句を言う人が多かったです。
 私は9月11日にカリフォルニアにいました。その夜地下鉄で大学の近くからサンフランシスコまで行きました。大学とサンフランシスコの間には湾があります。電車は湾の下のトンネルを通りサンフランシスコに向かいます。電車がトンネルの中を通っていたときに電車がいきなり止まって、運転手が車内放送で「次の駅で問題があって警察がこの電車は待つように指示されました」と伝えました。一瞬テロがあったかと心配しましたが、電車にいる人が皆ごく普通の顔で、このように電車が遅れるのも毎日のことなのかなと思って安心しました。
 次の週末はニューヨークに行って最近できた9・11事件の追悼碑を見に行きました。2棟の建物があった跡地には人工池が設けられ、周囲の記念碑には犠牲者の名前が刻まれています。周りに木がたくさんあって穏やかで静かなところです。今年、新しい世界貿易センターの建設も始まりました。ニューヨークなどで起こったテロとこれからの復興の象徴となる新しい貿易センタービルとテロ事件の記念碑を見て、こんな悲惨なことがあった所でも復興ができるのなら、地震によって大きな被害を受けた日本でも、国民の熱意によってきっと復興できるのだろうと思いました。 

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