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(7)草枕・八口神社(くさまくら・やぐちじんじゃ)
加茂町下神原地内、斐伊川と赤川の合流点に近いところに位置する草枕山は、八塩折の酒(やしおおりのさけ)を飲んだヤマタノオロチが苦しんで枕にして寝た山であるといわれています。スサノオノミコトは、草枕山を枕にのびていたヤマタノオロチの八つの頭を、十拳剣(とつかのつるぎ)で切り落としたと伝えられます。
また、ヤマタノオロチが草枕山を枕に横たわったため、斐伊川の水が堰き止められ、加茂町大竹と斐川町宇屋谷の境の峠を越えて水が流れたと伝えられており、その峠は「水越峠(みずこしとうげ)」と呼ばれています。
赤川は安政年間(1854~1859年)まで草枕山を迂回して斐伊川に注いでいましたが、度重なる水難のため、草枕山を真二つに切り開いて流れを変え、現在に至っています。
草枕山に近い場所に鎮座する八口神社(やぐちじんじゃ)は、出雲國風土記によるところの「矢口社(やぐちのやしろ)」であり、主祭神としてスサノオノミコトを祀っています。社伝によると、スサノオノミコトがヤマタノオロチの八つの頭を切られたことにより八口大明神と称されたとされ、また、ヤマタノオロチが草枕山を枕にうめいていたところを、スサノオノミコトが矢で射られたことから、「矢」の字を用いて「矢口神社」とも称されたといわれています。 |
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【問い合わせ】商工観光課 電話0854-40-1054 |
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承地探訪 ⇒ 15時30分JR木次駅 ⇒ 15時50分JR宍道駅 ⇒ 16時出雲縁結び空港着
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