雲南市長のコラム
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雲南市東京ふるさと会の交流会に出席しました(7月11日) |
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世界が認める日本の技術 |
今、日本が危ないと言われています。かつて、メイド・イン・ジャパンは、世界でも高品質・安全・安心の代名詞でした。
それが今は、特にヨーロッパでは、メイド・イン・コリアですし、中国、インド等も台頭しつつあります。そうした状況を可能ならしめている大きな要因として、日本人技術者の外国への大量流出があげられています。特に、金型技術者の流出は甚だしい状況です。
資源に乏しい日本経済のこれまでの発展は、高い技術力に支えられていましたが、それが根底から崩れつつある由々しき事態です。
競争力復活への道として、開発した技術を、特許をとってオープンにするのか、秘匿のまま使うのか。オープンにするにしても社内にとどめるか社外へも公開するのか等のシビアなマネージメントが求められると共に、そうした人材をどう育成するかが重要となります。
今こそ国を挙げて「競争力の回復になにをすべきか」が問われなければなりません。そして、雲南市が進めるキャリア教育が、「ものづくり日本」を担う人材の輩出に繋がることを強く願うものです。 |
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