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生涯現役のまちづくり 健康長寿の雲南市!! シリーズ5

市報うんなん2010年8月号

 
 
生涯現役のまちづくり
健康長寿の雲南市!!
 シリーズ(5)≪最終回≫
健康推進課 電話0854-40-1045
 
 平成21年10月に行った“健康長寿実態調査”の結果をシリーズでお届けしてきました。
 雲南市の平均寿命は、男性79.4歳、女性87.4歳(平成17年)。全国的にも健康長寿な地域として高く評価されています。「今後も継続して“健康長寿なまち”で、あり続けられるのか?」私たちは、市民の実態を知りたいと思いました。そこで、雲南市在住の40歳と70歳の方全員を対象に調査を行いました。(70歳の方には、30年前の生活を思い出していただき、40歳の頃の状況も伺いました。)回答者数は、40歳が202人(回収率44.5%)、70歳が390人(回収率74.4%)でした。多くの方にご協力いただきありがとうございました。
 
【まとめ】 
 昔40歳:今の70歳の30年前
 
1 食
・食に対する意識について、7項目を聞きました。
(1)栄養のバランス、(2)塩分少なめ、(3)糖分少なめ、(4)野菜をたくさん食べる、(5)よく噛む、(6)腹8分目、(7)食
  事の楽しみや満足感

・すべての項目で、現40歳は食に対する意識が非常に高い。

・昔40歳より現40歳は、「肉類」「缶コーヒー等の甘味飲料」「お酒」「たばこ」の摂取が多く、「野菜類」「魚類」の
 摂取が少ない。

・現40歳は、「朝食の欠食頻度」「間食の頻度」が高い。

★現40歳は、食に対する意識がすごく高いのに、実際の生活に活かしきれていない。
 
2 運動
・現40歳は「歩く時間」が少なく、「農作業をする時間」は激減している。

・現40歳男性の「家事をする時間」の割合は増えている。

★車社会は歩く機会を減らしている。
 
3 休息
・現40歳は「翌日に疲れが残る」「ストレス解消法がない」「不安や悩みに耳を傾けてくれる人がいない」といっ
 た回答が目立ち、精神的な負担を感じている。

・「翌日の疲れ」が大いにある人ほど、「飲酒」や「喫煙」の頻度が高く、「朝食の欠食」や「惣菜の摂取」が多い。

・「ストレス解消法」がない人ほど、「喫煙」の頻度が高く、「魚の摂取」が少なく、「朝食の欠食」がみられる。 
 
 【市民の皆さんへ】
 働き盛りの40歳の人たちは、“健康に気をつけなくてはならない”と分かっていても、それを実行する時間にも気持ちにも余裕がないことが明らかになりました。社会環境や価値観の変化は、私たちの生活にも多くの影響を及ぼしています。これから雲南市が“健康長寿のまち”を維持するためには、個々が健康的な生活を送るのはもちろんのこと、地域社会の環境・意識改革を市全体で取り組むことが必要です。 
 
 
 
 
 
 

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