雲南ニュース |
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日本さくら名所100選「斐伊川堤防桜並木」選定20周年記念 |
未来につなぐ桜のまちづくり
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木次の桜の歴史をテーマにした創作劇「桜並木の物語」 |
日本さくら名所100選の「斐伊川堤防桜並木」の選定20周年を祝う記念式典がチェリヴァホールで4月11日に行われ、出席した市民ら400人が「さくらのまち雲南市」を守り発展させることを誓い合いました。
この桜並木が「日本さくらの会」から、100選に選定されたのが平成2年3月。800本もの桜が斐伊川沿いとその周辺に約2kmにわたって植えられており、中国地方随一の桜の名所としてその名を馳せています。
記念式典では、最初に市民有志による創作劇「桜並木の物語」が上演され、木次の桜の歴史が紹介されました。 |
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記念講演では、東京大学名誉教授の養老孟司さんが「『桜のある風景』~ふるさとの多様な豊かさについて~」と題し、講演されました。
養老さんは「きれいな花を咲かせる桜の木は目に見えない土の中に大きな根を張っている。そこに目を向け、気を配ることができるかが、住民自治にも通じる大切なことではないか」と、地域づくりへの思いを語りました。 |
「桜をきれいにすることは町全体をきれいに
するのと同じこと」と養老孟司さん |

また、4月3日・4日に行われた雲南市桜まつりは過去最高となる4万人の人手を記録。計ったように満開となった桜が、見物客を楽しませました。「幸運なんです。雲南です。」体感フェアでは、恒例となったロングテーブルが木次商店街に出現。「食」を中心にした「雲南市の幸」を求めて大勢の人が行きかい、大盛況のうちに幕を下ろしました。 |
今年も大盛況だった「幸運なんです。雲南です。」
体感フェアのロングテーブル |
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雲南市の経済対策 |
財政課 電話0854-40-1023 |
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平成22年雲南市議会3月定例会で可決された、「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」を主な財源とした雲南市の追加経済対策事業について報告します。 |
今回の追加経済対策の主な事業 |
公共施設修繕事業 |
1,200万円 |
農道補修事業 |
2,000万円 |
林道開設事業 |
2,500万円 |
観光施設修繕事業 |
1,100万円 |
道路補修事業 |
5,400万円 |
市道道路整備事業 |
1億1,100万円 |
橋梁補修事業 |
1億8,200万円 |
公園施設整備事業 |
1,500万円 |
小学校施設整備事業 |
1,500万円 |
大東小学校建設事業 |
6,300万円 |
中学校施設整備事業 |
900万円 |
幼稚園施設整備事業 |
450万円 |
社会教育施設整備事業 |
2,350万円 |
給食センター施設整備事業 |
1,500万円 |
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結婚相談員交流会・縁結び活動報告会 進む未婚化・晩婚化 |
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結婚相談員交流会・縁結び活動報告会が3月21日、チェリヴァホールで開かれ、市内で縁結び活動に取り組む7団体の活動発表や意見交換が行われました。
「長男、長女の方などで同居を希望される場合の相談対応についてどうしているか?」、「イベントを企画するが参加者集めには苦労する」、「企業にも未婚者がたくさんいるので協力をしてもらってはどうか」など、およそ30人の参加者からたくさんの意見や質問が出され、有意義な情報交換の場となりました。
雲南市内でも未婚化、晩婚化が進んでおり、男性では30代前半で2人に1人、女性でも20代後半で2人に1人、30代前半で4人に1人が未婚の状況となっています。地域の後継者問題にも大きな影響を与えており、結婚を望む独身男女の縁結びを地域全体で応援する体制づくりが必要となっています。市では、今後も縁結び活動団体と連携しながら結婚対策を推進します。 |
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〈縁結び活動団体の活動内容〉 |
●雲南市内縁結びの会
結婚希望者の相談活動や出会いの場の提供、独身男女を対象とした交流会などを実施。毎月第4土曜日には結婚相談サロン(Aコープきすき2階)を開催。
●西日登振興会 ご縁大使の会
西日登地域のご縁活動の推進役として、結婚相談活動や出会いの場の提供、結婚相談サロンの開催などの活動を実施。
●NPO法人 明育会
結婚相談活動や出会いの場の提供、独身男女のふれあいパーティーなどを実施。毎月第2・4木曜日の午後に大東まちづくり役場内で結婚相談日を開設。
●佐世地区振興協議会 定住対策部
佐世地区の定住対策の取り組みとして、独身男女を対象とした出会いイベントを4回実施。
●うんなん婚カツ!応援団
若い独身男女に出会いの場を提供するため、JA雲南、市役所、雲南病院、商工会青年部、島根三洋の若手職員等により実行委員会組織を結成。20~30代を対象とした出会いイベント「うんなん恋☆伝説」を4回シリーズで開催。
●松笠振興協議会「LOVE・CONE」部隊
松笠地区の人材育成を目的に、若者がキラリッと輝く「男磨き教室」を開校。身だしなみ等の講義のほか、独身女性との出会いの場も提供。
●雲南市社会福祉協議会(加茂支部)
平成19年度より結婚支援事業(サロン・プラスユー)として、独身男女の出会いの場の設定や魅力アップ講座等を実施。 |
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縁結びボランティアに協力いただける方を募集しています。興味のある方は市役所地域振興課(電話0854-40-1013)までご連絡ください。 |
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「雲南市立学校適正規模適正配置基本計画」策定 子どもたちの「育ち」と「学び」のために |
教育総務課 電話0854-40-1071 |
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雲南市教育委員会は、「雲南市立小中学校および幼稚園等適正規模適正配置検討委員会」の答申を踏まえ、子どもの健やかな「育ち」「学び」を最優先に考え、保護者や地域住民の意見、地域の実情等を総合的に判断し、適正な学校規模、学校配置について基本的な方向性を示した「雲南市立学校適正規模適正配置基本計画」をこのほど策定しました。
今後、計画を着実に進めるために、保護者や地域住民との協議を重ねていきます。
基本計画の期間は、平成22年度から31年度までの10年間とし、最初の5ヵ年を前期、後の5ヵ年を後期としています。 |
1.幼稚園の統合計画
(1)全園児数が10人未満の「極小規模園」については、一定規模の幼児数を確保するため、計画前期で統合を 図る。
(2)異年齢混合学級を有する「小規模園」については、一定規模の幼児数を確保するため、計画後期で統合を 図る。 |
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2.小学校の統合計画
(1)計画的に複式学級の解消を図る。全児童数15人未満の「極小規模校」については、計画前期で統合を図る 。複式学級を有する「小規模校」については、計画後期で統合を図る。
(2)各町がこれまではぐくんできた歴史や文化、地域住民の地域に対する思いや意識を鑑み、各町の区域を越 える学校の統合や、通学区域の見直しは原則行わない。 |
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3.中学校の統合計画
検討委員会の答申では、中学校の規模は1学級20~30人の6学級以上(1学年2学級以上)が望ましいとされている。これを実現するためには、町内はもとより各町の区域を越えた統合が必要となる。
雲南市が行ってきた教育施策は、中学校区を一つの単位として実施してきており、各中学校区では地域の特性を生かしながら、特色ある教育活動に取り組んで来ている。
計画では、生徒の適正な通学時間や通学距離の確保、中学校区を単位とした特色ある教育活動の継続を優先に考え、計画前期に中学校の統合は原則行わない。
ただし、計画前期で保護者や地域住民との協議が整えば、計画後期に統合に向けた準備を行う。 |
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4.学校統合における課題
通学の方法(スクールバス、市民バス)や廃校となった校舎の跡地利用など多くの課題が考えらる。これら課題の解決にあたっては、教育委員会と関係部局とが連携を図るとともに、保護者や地域住民と協議を重ねながら、解決を図る必要がある。 |
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*計画の詳細は雲南市ホームページに掲載しています。 |
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企業立地計画認定書交付式 認定各社が地域への貢献誓う |
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企業立地計画認定書交付式を終えて握手する(左から)(株)出雲たかはしの高橋大輔代表取締役、(株)丸八ポンプ製作所島根工場の野津宜則工場長、藤井副市長、アルプロン製薬(株)の坂本宏允代表取締役、(株)ユニマットリバティー・クラシック島根カントリークラブの稲田貴史支配人 |
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3月23日、市役所で企業立地計画の認定書交付式と工場等の立地に関する覚書調印式が行われました。
今回、雲南市が計画を認定したのは株式会社丸八ポンプ製作所島根工場、株式会社出雲たかはし、アルプロン製薬株式会社、株式会社ユニマットリバティーの4社。
藤井副市長が雇用拡大を図る各社への感謝を述べると、出雲たかはしの高橋大輔代表取締役は「雲南市産の良質な農作物を込めた麺づくりをしている。これからも新商品の開発などに積極的に取り組みたい」と語りました。 |
会社名 |
株式会社
丸八ポンプ製作所 |
株式会社
出雲たかはし |
アルプロン製薬
株式会社 |
株式会社
ユニマットリバティー |
代表社名
(敬称略) |
代表取締役社長
吉田 友彦 |
代表取締役
高橋 大輔 |
代表取締役
坂本 宏允 |
代表取締役
高橋 洋二 |
所在地 |
加茂町南加茂
687-7番地 |
加茂町東谷
371番地1 |
加茂町南加茂
1204番地1 |
掛合町多根
3325番地3 |
新設・増設の別 |
増設 |
増設 |
新設 |
新設 |
事業種目 |
ポンプ製造業 |
麺類製造業 |
健康食品製造販売 |
ゴルフ場 |
営む事業の内容 |
ポンプ部品加工及
び組立て・試験 |
そば、ラーメン、う
どん、そうめん類 |
パン酵母から作る
βグルカンの開発
製造、販売 |
ゴルフ場運営 |
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