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雲南市人権問題を考える講演会 心の叫びを和太鼓に込めて
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大阪府箕面市を拠点に活動する「北芝解放太鼓保存会『鼓吹』」を招いた「雲南市人権問題を考える講演会」が2月5日、チェリヴァホールで開催されました。
「1996年、北芝の伝統行事と伝統芸能を継承していく中で地域の子どもたちに自尊感情を取り戻し、ふるさとへの誇りを持ってもらいたいと『北芝解放太鼓保存会』が発足。以来15年、太鼓を通じた文化の共有と豊かな人間関係の形成が部落解放に結びつくと確信と展望を持って取り組んでいます」。講演で、部落解放同盟北芝支部長の中嶋三四郎さんが保存会結成の経過やこの間の活動について語りました。
講演をはさんでの「鼓吹」の公演では、小学生から一般までの9人が迫力ある太鼓演奏を披露。前後半合わせて7曲にふるさとの誇りを込めてバチを振るいました。力強く鳴り響く太鼓の音に、会場からは大きな拍手が送られました。 |
人権センターでは同和問題をはじめあらゆる人権問題の解決をめざして各種事業や研修を展開しています。 |
雲南市人権センター電話0854-42-1767 |
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雲南市優良建設工事表彰 地域の信頼に応える努力を
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平成21年度に雲南市が発注した建設工事のうち6件(下表)が優良工事に選ばれ、1月24日、市役所でこの工事請負業者に速水市長から表彰状が贈られました。
表彰式には各社の代表と工事を担当した主任技術者が出席。速水市長が「技術の向上と建設業界の発展のために、一層がんばってほしい」とあいさつすると、株式会社中澤建設の中澤豊和代表取締役は「業界一丸となって技術を高め、地域に信頼されるよう、さらに努力していく」と誓いました。 |
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平成21年度 優良工事一覧表 |
工事種別 |
工 事 名 |
請負業者 |
土 木 |
平成21年度 市道寺領阿用線道路改良工事 |
(株)スヤマ産業 |
土 木 |
まちづくり交付金事業(吉田町地区)市道堀越線道路美装化工事
(その5) |
雲南建設(株) |
土 木 |
まちづくり交付金事業(木次大橋周辺地区)(都)出雲西城線(新市工区)
(4工区)道路改良工事 |
(有)周藤土木 |
土 木 |
まちづくり交付金事業(木次大橋周辺地区)(都)下熊谷中央線(3工区)道
路改良工事 |
田中工業(株) |
土 木 |
まちづくり交付金事業(木次大橋周辺地区)(都)下熊谷中央線舗装工事 |
雲南建設(株) |
土 木 |
平成21年度 寺谷地区ふるさと農道改良工事 |
(株)中澤建設 |
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ふるまい向上フォーラムinうんなん 子どもと大人がふれあう明るい地域に
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1月22日、「ふるまい向上フォーラム」がチェリヴァホールで開かれ、参加した市民60人が「ふるまい」について考えました。
「ふるまい」とは、礼儀、作法、あいさつ、しぐさ、モラル、ルール、しつけ、道徳、倫理観、生活行動、生活動作、思いやりの総称で、平成22年度から「ふるまい」を向上させていこうという県民運動が展開されています。雲南市でも青少年の健全育成にかかわる大人が手本を示しながら「ふるまい」の向上を図り、地域社会全体の教育力を高めることをめざしています。
基調講演の講師を務めたのは、財団法人ふるさと島根定住財団理事長で前島根県教育長の藤原義光さん。「前職に就いた頃、多くの企業経営者から『知識や技能は採用後でも教育可能だ。あいさつやコミュニケーション力、忍耐力、考える力などが教育の根本』と、社会人基礎力の養成について要請を受けた」ことを紹介。自己中心主義や無縁社会が引き起こす様々な社会問題の根底に「こころの貧困」があるとも指摘し、教育理念として「ふるまい向上」を求めた経緯とその必要性を語りました。
講演に続いて、加茂町で放課後子ども教室に取り組む加茂交流センター主事の基常和子さんと、吉田町田井地区で行われている深野神楽子ども教室の指導にあたる小田和子さんが、ふるまい向上の実践事例を発表。子どもたちを中心にした活動が世代間の交流や社会のルールを学ぶコミュニケーションに発展し地域の絆が深められたと報告しました。 |
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