雲南市長のコラム
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「やねだん」の豊重哲郎さん(左から2人目)を囲んで(12月4日) |
地方の自立 |
新しい年の干支はウサギ、ウサギ年生まれの人はおとなしいそうです。干支にあやかり穏やかな年であることを願うばかりですが、現実は国の内政、外交が行き詰まり日本丸は蛇行状態、舵取りをよほどしっかりしなければ、日本丸は沈没します。
昨年12月、掛合波多交流センターで「気づき、元気、やる気になる発表会」を開催し、講師に鹿児島県鹿屋市柳谷自治公民館長の豊重哲郎氏をお招きしました。
豊重さんと言えば、音に聞こえた地域づくりのカリスマ。
講師のふるさと、通称「やねだん」は、10年ほど前までは人口300人、65歳以上が4割の「過疎高齢化」集落が、今、自主財源を稼ぎ出し、自立への道を歩み始めています。
いただいた講演のテーマは「行政に頼らない地域再生!」。「やねだん」では実践されつつあります。雲南市もがんばらねばなりません。
小さな集落の集まりが、その集まりの市町村が、またその集まりの地方が元気になることによって、日本が元気になる新しい年でありますように! |
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