(1)島根県種畜共進会 |
-雲南市出品牛がグランドチャンピオン- |
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10月24日、松江市宍道町の中央家畜市場で肉用種牛56頭、乳用種牛38頭により、島根県種畜共進会が開催されました。雲南市からは、日ごろから手入れされた愛牛10頭が出品され、掛合町の小畑博義さん出品の「きょう」号が見事グランドチャンピオンに選ばれました。 |
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主な成績は次のとおりです(各区5席以上を掲載・敬称略)。 |
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◎第1部肉用種牛の部
グランドチャンピオン/掛合町 小畑博義 「きょう」号
次席/木次町 山根智恵子 「きよとみ」号
■肉用種牛 若成雄牛の部 第1区
1等賞 3席 木次町 土屋光功 「高平勝」号
■肉用種牛 若雌牛の部 第3区
1等賞 首席 掛合町 小畑博義 「きょう」号
5席 吉田町 藤原勝 「やすなつざくら」号
■肉用種牛 若成雌牛の部 第4区
1等賞 首席 木次町 山根智恵子 「きよとみ」号 |
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(2)幸雲南塾inさんべ |
-それぞれの夢に向かって- |
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11月7日・8日、国立三瓶青少年交流の家(大田市)で、「幸雲南塾inさんべ」が開かれ、市内の中学3年生120人が講話やワークショップを通じて将来の夢などを語り合いました。 |
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参加した生徒らは、1日目、速水市長、ホシザキ電機株式会社代表取締役社長・坂本精志さん、吉野塾塾長・吉野敬介さんの講話を熱心に聴きました。 |
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2日目のワークショップでは、まずグループごとに福祉、医療、出版、教育関係者など様々な職種で働く先輩と語る部屋を回りました。その後、感じたことを書いた付せんを模造紙に貼って将来設計図「夢を語ろう」を作り、班別に発表しました。 |
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子どもたちが雲南市民としての自覚とふるさとへの自信と誇りを高め、次代を担うリーダーとして成長してくれることを願います。 |
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(3)地域委員会全体会 |
-愚痴を自治に変えて- |
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木次町のチェリヴァホールで11月12日、地域委員会全体会が開かれ、参加した地域委員会委員らがまちづくりについて学びました。
熊本県水俣市で地元学ネットワークを主宰する吉本哲郎さんを講師に招き、「地元学をはじめよう・人と自然と経済が元気になるために」と題して講演が行われました。 |
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吉本さんは、ないものねだりをやめて「あるもの探し」をした結果、住民が元気になった同市頭石(かぐめいし)地区の「村丸ごと生活博物館」の取り組みを紹介。 |
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「『何もないところ』と言わないことを唯一の条件として、地元を知る絵地図づくりを始めた。すると、地域のすばらしいところ、地域の豊かさがたくさん見えてきた。住民は地元に誇りを持つようになり、たくさんの人が訪れるようになった」。 |
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また、吉本さんは地元学における人づくりの大切さを強調。「逆境と笑いが人間を育てる。じっくりと時間をかけて取り組むことが必要」と訴えました。 |
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(4)大日向雅美さん講演会 |
-支え 支えられて お互いさま- |
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木次町のチェリヴァホールで11月13日、恵泉女学園大学大学院の大日向雅美教授の講演会「あらためて家庭教育とは~子ども・親をいかにささええるか~」が行われ、市青少年育成協議会員らおよそ100人が家庭教育について考えました。 |
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「3ヵ月健診に子どもと一緒に来ないお母さんがいるのは、そのお母さんが非常識だからでしょうか?」現代の子育て環境に疑問を投げかける大日向さん。「非常識と言う前にちゃんと教えたのか。伝える努力を怠っているのではないか?」「子育てに追い詰められている母親は夫との会話を期待している」などの点も指摘しました。 |
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そして、大切なことは、人を信じること、子育ての悩みに耳を傾けること、「お互いさま」と言える信頼関係を築くことと力説。そのために、家庭、学校、地域、企業の4者が連携して人と人との絆のあり方を創造していかなければならないと語りました。 |
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