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雲南市長のコラム

 

 
永井隆平和賞発表式典にて(9月13日)地球温暖化で、北極や南極の氷が溶けて海水面が上昇している、というニュースを聞きます。最近、読んだ本では、北極は全部海だから、氷が全部溶けても体積が減るので、水位は上がらない。南極は、内陸に入ると氷点下五〇度の世界だから、温暖化で海水が蒸発して上空で雪になり、内陸に積もった雪が氷になることで海水面は低下する。南極の氷は太古の昔からそうやって作られてきた。また、一本のペットボトルを作るのに必要な石油量は四〇グラム、これと同じ大きさのボトルをリサイクルして再生するには百五十グラム以上の石油が必要。再生されるペットボトルは五一万トン、そのうち利用されるのは三万トン、残りの四八万トンは焼却されている。さらには、ダイオキシンはまったくの無害等々、この本では環境問題の認識を覆す様々な指摘がされています。環境問題への取り組みは、世界中の喫緊の課題ですし、日本でも国も市町村も膨大な時間、労力、経費を費やしています。
改めて、環境問題への正しい認識が求められていることを痛感した次第です。
 

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