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市長・議長 新年のごあいさつ


 
 虎は千里往(い)って千里還(かえ)る
雲南市長 速水 雄一
新年あけましておめでとうございます。
皆様には、希望に満ちた新春をお迎えのことと、謹んでお喜び申し上げます。 
 
昨年は世界同時不況による経済危機を乗り越えるため経済対策が実施されるなか、政権交代による新内閣が発足しました。新政権では、改革の旗印の下に予算執行の一部凍結や事業中止をはじめ、来年度予算の見直しなどが進められ、国の政策が大幅に転換されました。
こうした急激で一方的な見直しは、地方への不安や困惑を招きました。一日も早い市民生活の安定と地域経済の活性化に向け、今後の国の方針、とりわけ来年度予算の状況を注視し、全力で取り組んでまいる所存であります。市民の皆様の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
さて、今年の干支は寅です。「虎は千里往って千里還る」という故事があります。これは、虎は一日で千里の道を往復できると言われることから、「勢いの盛んなさま」、「愛情の深いさま」を言います。この点にかかる今年の雲南市のまちづくりについて述べたいと思います。
 
前者は、2年に及ぶ準備期間を経て、この4月にスタートする交流センターがまちづくりの拠点となり、それぞれの地域で特色を生かし、工夫を凝らした活動が「勢いよく盛んに」展開されるよう願うものであります。行政といたしましても最大限の支援を行う所存です。私自身も市内の隅々まで見渡し、市民の皆様との対話を大切にしていきたいと存じます。
 
後者の「愛情の深いさま」は、次代を担う人材の育成と高齢者の福祉についてであります。これらは地域全体でも取り組む課題であり、地域の深い愛情がなければ進められません。少子高齢化が進むなか、安全安心で本当に「幸運なんです。雲南です。」が実感できるよう、幼稚園での預かり保育や三刀屋保育所の保育業務委託、中学生の職場体験学習等の推進、社会教育コーディネーターの配置など、地域の皆様と協力して「子育て環境日本一」をめざしたいと思います。
 
また、「身体教育医学研究所うんなん」を中心とした高齢者の腰痛や膝痛対策等の活動による「市民の皆様の生涯現役」をめざしたまちづくりも一層進めたいと存じます。
最後に、皆様のご健勝とご多幸を祈念して、年頭のあいさつといたします。

 
 分かりやすく身近な議会へ
雲南市議会議長 堀江 眞
 
 あけましておめでとうございます。
市民の皆様には新春をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。 
 
さて、昨年はリーマンショック以後の金融危機による世界同時不況で、日本経済も急速な悪化を辿り深刻な状況が続きました。
百年に一度といわれる経済危機を乗り越えるため数時にわたり経済対策が実施されましたが、その効果は未だ見えない状況でありました。
 
そうした中、8月の第45回衆議院議員総選挙の結果、政権が交代し民主党を中心とした連立政権が誕生する歴史的な年となりました。
新政権発足で事業の仕分けに代表されるように、政治手法が大きく変わろうとしていますが、断じて地方が切り捨てられるようなことがあってはならないと強く感じています。
 
雲南市では、国の経済対策に伴う経済危機臨時交付金事業等を活用し9月議会で約40億円の大型補正予算を組むなど、市内経済の活性化と市民生活の安定に努めてきました。
雲南市議会も、改選から1年が経過いたしました。市民の皆様に市議会の活動をより身近に感じていただくために議会改革にも取り組んでまいりました。
 
中でも11月に開催した「議会報告会」は多くのご意見をお聞かせいただき有意義な報告会になりました。引き続きより多くの地区で実施できるように努力してまいります。
また一般質問に加えて各常任委員会及び予算委員会もテレビ録画放映致しました。県内で初めての試みで新聞にも取り上げていただきました。
このほか議会広報も文字を大きく写真を多用するなど、より読み易い紙面づくりに努力しています。
 
新年にあたり、より身近な分かりやすい市議会をめざし、皆様の声を市政にしっかり届けていくことを、全議員決意を新たにしています。市民の皆様には、一層のご理解とご協力をお願いし、忌憚のないご意見とご叱声をお聞かせください。
 
皆様のご健康とご多幸を祈念し年頭のごあいさつといたします。
 

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