【項目】
(1)「千なり萬両」商標登録
(2)羊たちが衣がえ
(3)ごみゼロ大作戦
(4)農耕文化を今に伝える
(5)田舎の良さを再発見!!
(6)笹巻きづくりを体験 |
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(1)「千なり萬両」商標登録 |
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加茂町の地域自主組織・大竹延野協議会では、園芸植物「カラタチバナ」「マンリョウ」を使った地域づくりが進められています。カラタチバナ、マンリョウ栽培研究の第一人者である地域交流部長の高橋喜一さんを中心として、コミュニティビジネスとしての商品化をめざした取り組みが行われ、このほど「千なり萬両」の商標登録が認められました。
通常、マンリョウは葉の下に実をつけますが、千なり萬両は葉の上に実をつける特殊なもので、実の色・葉の形などさまざまな種類があります。長年栽培に取り組んできた高橋さんは「これまで応援をいただいた多くの方々に感謝し、地域を元気にするために商標を生かしたい」と語りました。 |
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(2)羊たちが衣がえ |
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木次町の健康の森で5月21日、「ひつじのさんぱつ」が行われ、飼育されている羊が夏を前にさっぱりとした姿に変身しました。
この毛刈りは羊の熱射病を防ぐために毎年この時期に行われているもの。健康の森の職員らは、羊が動かないように足をつかまえながら、1頭ずつバリカンでふわふわと長く伸びた毛を刈り取っていきました。
この日は、市内の木次幼稚園、温泉幼稚園の園児らが見学に訪れ、毛刈りに挑戦。大きなハサミを手に子どもたちも羊の衣がえを手伝いました。
健康の森の牧場には羊7頭、ヤギ7頭が飼育されており、えさやりなどが体験できます。 |
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(3)ごみゼロ大作戦 |
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掛合町内全域の公共施設周辺や県立自然公園などで5月26日、掛合保育所、掛合小学校、掛合中学校、三刀屋高校掛合分校の児童・生徒が一緒になってごみ拾いを行いました。
4つの学校等が連携して子どもを育てる取り組みを進めていこうと行われた「ごみゼロ大作戦」。平成20年4月の掛合町内の小学校の統合により、保育・教育機関が一つの地域に集まる形となったことがきっかけでした。
各小中学校に配置されている地域コーディネーターが主体となって計画が進められ、当日は掛合町農地・水・環境保全協議会など町内の各種団体の協力も得て、約600人が参加。町内6会場に分かれて開会式を行った後、全18カ所の清掃活動に取り組み、約1時間30分で、全地区合わせて軽トラック5台分のごみを集めました。 |
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(4)農耕文化を今に伝える |
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掛合町入間の長栄寺水田で5月24日、いるま花田植えが行われ、かすり姿の早乙女と花笠をかぶったはやし子らが昔ながらの田植え風景を再現しました。
ふるさとの伝統文化を後世へ伝え地域活性化を図ろうと3月に実行委員会が立ち上がり、準備が進められた花田植え。入間地区での開催は14年ぶりです。
多くの見物客とフォトコンテストの入賞をめざすカメラマンが取り囲む田んぼに入った30人の早乙女たち。横一列に並び、はやしこの奏でる田植えばやしに合わせて次々と苗を植えていきました。 |
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(5)田舎の良さを再発見!! |
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大東町海潮地区で6月13・14日の両日、5回目となる田舎暮らし体験ツアーが行われ、松江市や出雲市から集まった15人の参加者が様々な体験を通して田舎暮らしを満喫しました。
13日の午後、海潮基幹集落センターに集合した参加者らは自己紹介をしたあと、須我神社に参拝。「日本初之宮」で神話の世界を探訪しました。その後、ホタルの保護活動が行われている中屋集落のビオトープを見学。地区住民から、海潮小学校の児童が作った廃油ろうそくの行灯で見物客を迎えることなど、環境づくりの取り組みを聞きました。
このほか、田舎料理の交流会やホタル観賞、笹まきづくりなど盛りだくさんのツアー。初参加で松江市在住の女性は「豊かな自然の中で自分たちが育てた物を食べる農村の暮らしにふれることはとても新鮮。次は友だちも連れて来たい」と振り返っていました。 |
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(6)笹巻きづくりを体験 |
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三刀屋町六重地区のまちづくりグループ「しぶきの郷むえ」が主催する「笹まきづくり体験」が6月14日、六重下集会所で行われ、市外から訪れた32人の参加者が地元住民を講師に笹まき作りに挑戦しました。
今回が4回目となる笹まきづくり。参加者は、団子を丸めて串に刺すと、3~4枚の笹を手に本巻きや三味線巻きなどを作りました。
お楽しみの昼食会では、茹で上がったばかりの笹巻きや焼きさば寿司、朝採れ山菜の天ぷらなどを付近の古民家で味わいました。
出雲市から参加した長楽幸子さんは「思うように巻けなかったが楽しかった。地元のみなさんの温かい心遣いに『また来たい』と思った」と感激した様子。山間ののどかな集落で癒しの1日を過ごしました。 |
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