昨年末からの突然の経済不況は、米国のサブプライムローンに端を発し、またたくまに世界中を巻き込んだ状況となりました。日本でも百年に一度の大不況といわれています。
日本は、かつて世界経済を席巻したかのごとくもてはやされましたし、国民総中流意識を持った状況もありました。しかし、世の栄枯盛衰はつきもの、今の日本はとてもとても、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われた状況にはありません。工業製品の圧倒的な輸出攻勢の反動として、農産物の輸入自由化を迫られ、今や日本のカロリーベースでの食料自給率は40%を切っています。
安全安心な食材が求められる現在、買ったものしか手に入らない都会よりも、地方に住み自らの農地で食物を自給できる私たちは、なんと幸せなことかと思います。
今や、都市のど真ん中で過疎化、高齢化が進んでいます。地方と同様、都会でもそうした状況は深刻になりつつあります。
田舎の良さに気付き、磨きをかけ、そこに生きる幸せを実感できる毎日を過ごしたいと思います。 |
|
|