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雲南市まちづくり基本条例 シリーズ13

「市報うんなん」2008年4月号

 
2月21日、12回目となるまちづくり推進懇話会議が開催され、市民参加のまちづくりへ向けて「寄付による投票条例」に関する学習会を行うとともに、提言へ向けた最終の意見交換が行われました。
「寄付による投票条例」とは?
自治体の提示する複数の政策メニューに対して、寄付者が寄付という行為を通じて、自らの望む政策メニューを直接選ぶことのできる仕組みです。
 
◆学習会
推進懇話会議では、「寄付」を通じた新しいまちづくりの可能性について寄付市場協会の渡辺清氏を招いて学習会を行いました。
渡辺氏からは、地元住民だけでなく全国の方から寄付を募ることで「財源の確保」に繋がることはもちろん、自らの望む政策メニューを直接選ぶことにより「まちづくりへの関心が高まる」など、先進事例をふまえながらアドバイスをいただきました。
 
◆意見交換
学習会終了後には、市長への提言に向けた最終の意見交換を行いました。
委員からは、学習会を受けて、「衝撃的な話しだった」、「政策メニューの決定にも市民が携わることができると良い」などの意見があり、市民参加のまちづくりへ向けたひとつのツールとして制度構築されるよう、提言に盛り込むこととなりました。
 
◆これから・・・
まちづくり基本条例は、推進懇話会議から市長への提言が行われ、パブリックコメントなどを通じて市民の皆様のご意見をお聞きした上で、市役所内での調整が図られた後、議会上程されます。
これまでの検討経過などについては、市ホームページでもお知らせしております。
 

■ 推進懇談会委員の声
 
畑亮一郎さん(加茂町)
市民が主体の「まちづくり」構想の様々な思いを込め、推進懇話会議としての提言がまとまりました。
特に「協働」は、市民の権利の復権につながり、「新たな公共」など、市民活動の行政への思いを基本条例案に盛り込むことができました。
今後の市民生活の立派な礎となることを祈念します。
   
須山光子さん(三刀屋町)
12回のまちづくり推進懇話会議は、私にとって雲南市をより身近なものに感じ愛すべきものとなりました。「まちづくり」はとても難しいことですが、故郷を思う気持ちを大切にして、まずは自分にできる小さなことから始めてみたいと思います。
そしてこの土地に「終の棲家」としての希望を持ち続けたいと思います。
 
【問】政策企画部政策推進課 0854-40-1011

 
 

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