最近、「となり組」という歌を歌う機会がよくあります。
「とんとんとからりと 隣組 戸口を開ければ顔なじみ 廻して頂戴 回覧版 知らせられたり 知らせたり」。4番までありますが、かつてはほんとに歌詞のとおり、向こう三軒両隣のお付き合いを日本中がしていました。今は田舎でこそ以前程ではないにしろ実感されるものの、都会地ではそれこそ隣は何をする人ぞが実態です。
人間関係の希薄さは、相手の立場を考えない、自分本位の考えに陥りやすいといったことに繋がりやすく、今の世情に大きな影を落としています。
少子高齢社会の真っ只中にあって、周りと触れ合いながらの生活環境づくりが大切だと思います。家族が仲良く集う会話のある家庭、地域、家庭と一体となった学校教育、高齢者が仲良く集う生涯学習の場等等は、相手を大切にする気持ちを育み、普段の生活を心豊かに過ごすためにとても大切なことと思います。
「となり組」を歌いながら、助けられたり助けたりしながらの毎日を過ごしましょう。 |
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