項 目
(1) 「幡屋郷土誌」を発刊
(2) 韓国ソウルの大峙初等学校児童が来市
(3) 懐かしい童謡の調べ
(4) 「鬼はー外」、保育園児らが豆まき
(5) 第21回カキまつり
(6) 文化財防火デー、堀江家住宅で防火訓練 |
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◆ 「幡屋郷土誌」を発刊 |
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このほど、大東町幡屋地区で「幡屋郷土誌」が発刊されました。
この郷土誌は、幡屋公民館内の編纂委員会(苅田幹夫委員長ほか8名)により「先人の卓越した思考と実践力を検証し、幡屋地区の良さをみなさんに知ってもらおう」と、7年の歳月を費やし発刊に至ったものです。
自然、風土、歴史、産業経済、教育、文化など全8編、478ページの構成で、表紙は布張仕上げになっています。
幡屋地区では、現在、少子高齢化による農業後継者不足や農地の荒廃などが地域の課題としてあげられています。こうした課題の解決のためにも、「この郷土誌の発刊を契機に地区民が郷土に誇りと愛着をもち、英知と総力を結集して活力ある豊かな地域社会の構築に貢献しようと考えている」とのことです。
「幡屋郷土誌」は一冊4,000円、お問い合わせは幡屋公民館(0854-43‐2800)まで。 |
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◆ 韓国ソウルの大峙初等学校児童が来市 |
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日韓の子どもたちの交流を目的に実施されている「島根少年の翼」事業の一環として来県した韓国ソウルの大峙(テチ)初等学校の児童のうち31人(4~6年生)が引率教員らとともに、斐伊小学校を訪問。運動や伝承遊びなどを通じて、互いの文化を紹介し、交流を深めました。
5年生との交流では、体育館で「郵便屋さん」と呼ばれる長なわ遊びを楽しみました。「郵便屋さん、郵便屋さん・・・」と斐伊小児童らが歌を歌いリードすると、大峙児童らもそのリズムに合わせジャンプ。上手くタイミングがとれず、苦労していた子どもたちでしたが、最後は「心を一つに、たくさん跳べるようになった」と満足そうでした。
大峙のイ・サンチョルさん(12)は、「日本の運動や遊びなどを体験できて楽しかった。機会があれば、また一緒に遊びたい」と感想を話してくれました。
交流を終えた児童らは、その後、斐伊小児童の家などにホームステイ。各家庭にて個別交流し、楽しい一夜を過ごした後、翌朝次の訪問先に向け元気良く出発していきました。 |
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◆ 懐かしい童謡の調べ |
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雲南市内で活動するコーラスグループなどでつくる「雲南市民で童謡を歌おう会」(景山道隆会長)の木次地区大会が、チェリヴァホールで開催され、懐かしい童謡の調べが会場に響きました。
大会には、木次町内で活動する4団体のメンバーや鑑賞客ら約90人が参加。発表前、木次地区の代表を努める菅原卓さんが、「みんなで歌って、楽しみましょう」と述べたとおり、観客らもグループの歌声に合わせ手拍子をとりながら、一緒に童謡を口ずさみ、会場は楽しく、温かな雰囲気に包まれました。
中でも、「ふだん着の歌の会」は、自作の小道具を準備し、“まっかな秋”と“蘇州夜曲”を披露。趣向を凝らした発表で、観客の顔には柔らかな笑みがこぼれていました。 |
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◆ 「鬼はー外」、保育園児らが豆まき |
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大東町大東の加多神社で恒例の節分祭が行われ、保育園児らが豆まきなどをして今年1年の無病息災を願いました。
豆まきに参加したのは地元の大東保育園とかもめ保育園の4・5歳の園児およそ40人。神社拝殿での安全・健康祈願の後、総代会の長谷宏美会長や速水市長らによる福豆・福餅まきが行われ、縁起物を受け取ろうと必死に手を伸ばしました。ほどなく地元の年男が扮する鬼が登場すると、一斉に豆まきを開始。保護者らが見守る中、「待ってました」と勢いよく鬼めがけて豆を投げつけ、みんなで力をあわせて鬼を追い払いました。神社の境内には、「鬼はー外」と豆をまく子どもたちの元気な声が響いていました。
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◆ 第21回カキまつり |
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広島県呉市音戸町産の新鮮なカキを産地直送で販売する「カキまつり」が掛合町の道の駅「掛合の里」で開かれ、雲南市内外から約1,800人が旬の味を求め会場を訪れました。
カキまつりは、掛合町と音戸町の交流事業の一環として毎年開催されており、今年で21回目。市町村合併で、それぞれが雲南市、呉市となった後も途切れることなく実施され、現在では雲南市の冬の風物詩となっています。
磯の香りがほのかに漂うテント前には、販売前から長蛇の列が。両町の友好関係を確認する記念セレモニーを終え、12時30分に販売が開始されると、購入者らに手際よくカキが手渡され、準備された1,000袋が瞬く間に完売となりました。
昨年も訪れたという松江市の夫婦は「10時過ぎには会場に到着し、販売整理券をもらった。今年もおいしいカキが食べられる」と顔をほころばせていました。 |
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◆ 文化財防火デー、堀江家住宅で防火訓練 |
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雪に包まれた吉田町民谷の堀江家住宅で防火訓練が行われ、堀江家当主堀江泰正さんと地元消防団員らが参加して消火設備の試運転などを行いました。
江戸時代の農家様式を呈し、この地域の建築史を紐解く貴重な史料として国の重要文化財に指定されている堀江家住宅。このほど国・県・市の補助金を得て行われていた復元修理も完了しました。
この日の訓練は、第54回文化財防火デーにあわせて行われ、雲南消防本部の職員や島根県・雲南市の教育委員会の文化財担当者も立ち会いました。最初に、設備の性能や器具の使い方などを入念にチェック。続いて消火設備の試運転を行い、勢いよく飛び出す水を眺めながら、参加者全員が防火に対する気持ちを引き締めていました。 |
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