1908年(明治41年)2月3日、永井隆(博士)は生まれました。
博士は生まれてまもなく父の医院開業にあわせ、両親とともに飯石郡飯石村(現雲南市三刀屋町多久和)に移り住みました。以来、小学校を卒業するまでの十数年間、ここで伸び伸びと過ごしました。その後、医学を志し旧制松江中学・高校、さらに長崎医科大学へと進みましたが、その間、たびたびふるさと飯石の恩師や友人に便りを届けました。便りの中にはふるさとへの想いがたくさんつづられていました。機会をみつけて帰省し、人々へのあいさつ回りも欠かしませんでした。
このように思いを寄せ大事にしたふるさとは、博士の「平和を」や「如己愛人」の精神を育んだ場所ではなかったでしょうか。今も博士生い立ちの家や周りの自然は、当時のたたずまいを残しています。 |
|
 |
2月3日 記念切手を発売
永井博士の生誕100年を記念して切手シートが作られました。博士が「平和を」のメッセージを千枚の色紙にしたため人々に届けたことにちなんで、今回、1000シート作成されています。
2月3日、永井隆記念館で行われる生誕100年記念セレモニーにあわせて切手販売(1シート:1,300円)が開始されます。
詳しくは同館(0854-45-2239・月曜日休館)にお問い合わせください。 |
|
|
|