昨年12月議会の一般質問で、多くの議員の方から雲南総合病院の経営危機について質されました。危機の根源が、国の施策による医師不足、看護師不足、診療報酬の引き下げ等による構造的な医療危機に起因するだけに根本的な経営の健全化には時間がかかります。当面の財政支援はもちろん行わなければなりませんが、基本的には安定的な医師確保対策が講じられなければなりません。そのためには、関連大学との今まで以上の緊密な繋がりが求められます。
また、本庁舎建設より病院への財政支援が優先されるべきではないかとの質問もありました。本庁舎の建設は、行政施設の集約化、それによる維持費の削減さらには人件費の削減と大幅な財政改善に繋がるだけに中長期的に是非とも実現されなければならない目標とし、当面は病院への財政支援が優先されなければならないのは言うまでもありません。
国もこの度公的病院への支援対策について付言しました。具体的にはこれからですが、雲南市としても雲南総合病院をしっかり支えなければなりません。 |
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