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国際交流員・保健師・研究所うんなんのコーナー

Hello Everyone うん、なんでしょうほか

Hello Everyone うん、なんでしょう
 
みなさんこんにちは!ロジャーです。
 11月号でオーストラリアにある日本庭園について話しました。なぜ田舎の町、カウラに日本庭園があるでしょう?悲しい話に変わりますが、実は戦時中カウラには捕虜収容所がありました。そこに1,104人の日本人収容者がいました。1944年8月5日に史上最多人数と見られる脱走事件が起こりました。脱走者の数は545人と報告されましたが、1,000人を超えていたとも言われています。脱走した日本人231人と4人のオーストラリア兵の警備の235人が死亡する、とても悲劇的な事件でした。この事件で亡くなった日本人は日本人墓地に葬られました。オーストラリア人の墓地を管理していたカウラの退役軍人連盟支部の委員は管理されていない日本人墓地を見て、「彼らも自分の国のために戦って亡くなったのだから」と日本人墓地の管理を始めました。カウラの日本人墓地は在豪日本人戦没者墓地となり、1963年に日本領土として承認されました。
 カウラの市民はこの悲しい事件を忘れることがないように、オーストラリアと日本の友好的な関係を強化する方法を探しました。1971年に日豪交流を記念するために日本庭園の建設が企画され、1979年に海外でも広く活躍した造園家中島健氏によって設計された日本庭園が出来上がりました。現在南半球では最も面積の広い日本庭園です。
 11月24日にオーストラリア連邦総選挙が行れました。私はたまたま東京にいましたので、オーストラリア大使館に行って投票しました。選挙の結果はケビン・ラッド党首が率いる労働党がジョン・ハワード首相の自由党・国民党連合に勝利して、約11年ぶりの政権交代が実現しました。選ばれたケビン・ラッド首相の学歴は私の学歴とほとんど一緒です。それは偶然か、私が未来オーストラリアの首相になる運命か、3月号の締め切りまでに調べてみます!
 

こんにちは、保健師です。女性の健康のためのシリーズ!!
第1回は「乳がんの基礎知識」

乳がんの罹患率は、30才から増加しはじめ、40才~50才にピークとなります。女性では乳がんにかかる人の数は、乳がんで死亡する人の数の3倍以上といいますから、比較的生存率の高いがんと言えます。
 乳がんになる原因としては、初潮が早い、閉経年齢が遅い、出産歴がないなどがあげられます。また、体格として、高身長、閉経後の肥満があり、生活習慣としては、お酒の摂取と運動不足が言われています。
 初期の乳がんは、痛み、しこりをほとんど自分で感じませんので、今年7月号のこのコーナーに掲載しました〝自己検診法〟を参考にして、早期にがんを発見することが必要です。また近年は、マンモグラフィ検診と呼ばれる、乳房レントゲン撮影ができるようになり、ごく小さながんも発見できるようになりました。2年に1回の受診でも、毎年受診した場合とほぼ同様の有効性が示されています。
【お問合わせ】 健康推進課 0854-40-1045
 

 10月26日、田井保育所の園児4・5歳児と祖父母を対象に、「孫とふれあい水遊び講座」を開催しました。この事業は、家族が一緒に楽しみながら出来る健康づくり活動として実施したものです。
 ケアポートよしだ温水プールでの同講座には田井保育所園児9人とその祖父母6人が参加。プールに入り慣れている子どもたちは、この日も元気いっぱいプールに入り、祖父母から水鉄砲を習ったり、背中につかまってリレーをしたりしました。普段一緒に入ることのない祖父母とプールに入り、「子どもたちはいつもより張り切っている様子」と先生。参加者からは「初めてプールに入ったが、水の中を歩いたら痛かった膝が楽になった」、「初めておばあちゃんとプールに入って楽しかった」といった感想が聞かれました。
 子どもとその祖父母の皆さんが一緒に楽しくからだを動かすことで、家族のコミュニケーションが活発になり、家族全員で『しっかり動き しっかり食べて しっかり眠る』という基本的な生活習慣が定着するよう、今後も地域・家族で取り組む健康づくりを展開していきます。 
【お問合わせ】 身体教育医学研究所うんなん 0854-45-0300

 
 
 
 
 

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