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市長施政方針(9月定例会)市長施政方針の全文を掲載しますのでご覧ください。

市長施政方針(9月定例会)

令和8年度雲南市議会9月定例会開会に際し、市長の述べました「施政方針」の全文を掲載しますので、ご覧ください。

施政方針全文

令和8年雲南市議会9月定例会の開会にあたり、市政における私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様をはじめ市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

まずは、7月28日に発生しました令和8年熊本地震により、尊い命を失われた方々に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。被災地の皆様の安全と、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

本市といたしましては、発災直後から被災された方々への支援を行って参りました。発災翌日の7月29日には、島根県と連携し、雲南市立病院から災害派遣医療チームDMATを派遣するとともに、8月14日から18日までと9月3日から7日までの計10日間、島根県と連携し罹災証明書発行業務等を支援するためそれぞれ職員1名を被災地へ派遣いたしました。さらに、日本水道協会からの要請を受け、8月15日から17日までと30日及び31日の計5日間、それぞれ上下水道局の職員4名と給水車1台を派遣し給水支援を行いました。

また、義援金の受付を行うほか被災地から本市へ避難・移住された方への市営住宅の無償提供や保育料の免除措置等を表明し、受入体制を整えているところです。

また、被災者の受入支援として、生活支援金に要する予算をあらかじめ準備するため、本議会に上程しております。

現在も、追加支援の内容、時期等について調整を進めておりますが、引き続き、島根県や関係機関と緊密に連携しながら、できる支援を着実に、継続的に実施して参る所存でございます。議員各位をはじめ、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

次に、物価高対策についてであります。

これまでの物価高への支援として、食料品等に対する商品券事業、いわゆる「うんなんえすこ券」の配布を行って参りましたが、4月1日から6月末日までの3か月の期間中に約99パーセントの高い使用率で市民の皆様にご利用いただいたところであります。

これに加え、留保しておりました国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金に、令和8年度補正追加分を加え、本議会において、物価高の影響を受けている市民の皆様に対する追加の支援策を講ずることといたしました。令和8年12月と令和9年1月の水道料金請求分から基本料金の減免を実施するとともに、水道料金の減免の対象とならない水道未普及地域に住む世帯に対しても同等な交付金を交付することにより、経済負担の軽減を図ることとし、本議会に必要な予算を上程したところです。これから年末に向けての消費拡大により市内経済の安定を期待いたします。

次に、次期一般廃棄物処理施設整備の検討の方向性についてであります。

去る6月市議会では、再検討にかかる結果をご報告し、市政懇談会等を通じて広く皆様からの意見も聴取させていただきながら、可能な限り早期に最終的な結論を決定していく旨を申し上げたところであります。

そうしたことから、今年度の市政懇談会を7月3日から7月28日まで各町6会場で開催いたしました。テーマを「将来を見据えた今後の施設整備の進め方について」として、191人の市民の皆様から様々なご意見やご質問をいただき意見交換したところであります。いただいた多くの貴重なご意見やご提言は市役所内で共有し、今後の市政運営へ活かして参ります。

この中では、次期一般廃棄物処理施設整備に関して、民間事業者へ処理を委託する方式を採用する考えにつきましては、民間事業者で適正かつ安定的に処理が実施できるのかといった声もございましたが、費用が抑制できることなどの点から、多くの賛同をいただいたところです。

こうした市民の声や特別委員会及び全員協議会での議論も踏まえ、総合的な判断として、処理委託方式による一般廃棄物処理の仕組みを構築していくこととし、今後は、更に詳細な検討を進め、処理委託方式による経済的かつ安定的な一般廃棄物処理の体制を整えていく所存であります。

次に、第3次雲南市総合計画に掲げる「えすこに暮らす」、「えすこに育む」、「えすこに創る」の3つの柱に沿って申し述べます。

最初に「えすこに暮らす」に関わることについてであります。

まず、第68回島根県消防操法大会の結果についてであります。

去る7月5日に松江市で開催されました第68回島根県消防操法大会に雲南市消防団を代表して、木次方面隊木次分団が消防ポンプ車の部に出場し、4位入賞という成績をおさめられたところであります。

出場隊の健闘をたたえるとともに、過大な負担とならないよう悩みながらも計画的に訓練を積み重ねられました選手並びに団員の皆様の御努力に対し敬意を表し、また、御家族、職場、地域及び関係者の皆様の御理解、御支援に感謝申し上げます。この貴重な経験をもとに、より一層の地域の防火・防災力の向上にご協力をお願いするところであります。

続いて、原発特措法についてであります。

去る8月7日、原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法、いわゆる原発特措法の指定対象地域として、本市も新たに支援措置の適用対象地域として、国の指定を受けました。

この原発特措法による支援措置は、島根県が作成し、国が認めた振興計画に基づき、道路や消防用施設及び義務教育施設等の対象事業について、国の補助事業の補助割合のかさ上げや、地方負担部分における起債に対する交付税補てん等の財政支援措置を講じるものです。

これについては、必ずしも十分な措置とは言えないことから制度の拡充などを求めているところではありますが、島根県では、令和9年度からの適用をめざし、計画の策定等の手続きを進められることから、県と十分な調整と協議を行い、できるだけ有利な財源を確保していきたいと考えております。

続いて、JR木次線の利用促進に向けた取り組みについてであります。

去る7月6日にJR西日本から公表された令和7年度の平均通過人員では、宍道駅から出雲横田駅間は前年比20人増の232人となりました。これは、木次線利活用推進協議会での利用促進策にあわせ、本市独自の日常利用促進策として実施しておりますJR木次線定期券保有者への市民バス全額減免など、高校生を中心とした利用促進の取り組みが功を奏しているものと考えております。一方で、出雲横田駅から備後落合駅間は前年比2人増の25人にとどまり、依然として厳しい状況が続いております。

こうした中、木次線利活用推進協議会では、本年度も沿線自治体や関係機関と連携し、「一両列車の聖地 木次線」をキャッチフレーズに、利用促進と魅力発信に取り組んでおります。本年度に入り、木次線を利用した旅行への半額助成事業や県外誘客事業につきましては、前年を上回る利用実績となるなど好調に推移しております。

今後、10月12日には「みんな集まれ!きすき駅フェス」と題して木次駅周辺のイベントと連携した木次線まつりを開催するほか、12月12日の木次線まつりでは木次線の前身となる簸上鉄道の開業から110周年を記念した企画も予定しており、木次線の魅力発信と沿線地域の活性化につなげて参ります。

続いて、雲南市地域公共交通計画の策定についてであります。

市内6つの会場で開催いたしました「交通えすこ会議」には、143人の市民の皆様にご参加いただきました。公共交通の現状や課題を共有するとともに、「自分たちの地域の交通を自分たちで支える」という視点から、多くのご意見やアイデアをいただき、地域公共交通を「自分ごと」として考えていただく貴重な機会となりました。また、本年7月1日から7月31日まで実施いたしましたパブリック・コメントでいただいたご意見につきましては、計画の基本的な方向性を踏まえながら、今後の具体的な事業の推進や見直しに活かして参ります。

こうした市民の皆様との対話を経て、本年10月から新たな「雲南市地域公共交通計画」をスタートいたします。今後は、この計画に基づき、広域バスの再編や木次・三刀屋地域の地域バス・だんだんタクシーの再編など、持続可能な公共交通ネットワークの構築に向け着実に進めて参ります。また、運転手不足への対応やデジタル技術の活用、キャッシュレス化などについても検討を進め、利便性の向上と持続可能性の両立を図って参ります。

続いて、自動車の図柄入りナンバープレート導入の検討についてであります。

現在、出雲市、奥出雲町、飯南町の枠組みで導入されている「出雲」ナンバーにつきましては、交付が開始され6年が経過し、申し込み件数は1万3千台を超えており、市内でも見かける台数も増え市民の皆様にも馴染みがでてきているところであります。この度、再び国土交通省より、図柄入りナンバープレートの導入地域の募集がされたことから、松江市の松江ナンバー、県西部の9市町での石見ナンバーの検討が進んでいると伺っております。前回のアンケートを実施したときから大きく環境が変わってきており、出雲ナンバーの導入により、神話に出てくる出雲地方の統一したイメージを構築し、広域観光の推進や一体的な魅力の発信を図ることが望ましいと考えており、本市においても再度アンケートを実施し、出雲ナンバー導入に向けた検討をして参りたいと考えております。

続いて、身体教育医学研究所うんなん開所20周年記念式典の開催についてであります。

本市の健康づくりを支える実践的研究機関として、平成18年4月に設置された身体教育医学研究所うんなんは、今年度開所20周年を迎えました。これまでの取り組みを支えていただきました地域の皆様、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。この節目を契機に、これからの20年を見据えた新たな展開を期するため、来る10月23日に木次経済文化会館チェリヴァホールにて開所20周年記念式典を開催いたします。身体教育医学研究所うんなんが築いてきた成果と魅力を共有し、さらなる深化と発展に向けて市民の皆様並びに関係者の皆様とともに未来への展望を描く機会とするべく、開催準備を鋭意進めて参ります。

次に、「えすこに育む」に関わることについてであります。

まず、第59回日本女子ソフトボールリーグ第3節島根大会についてであります。

本年より雲南市に拠点を移した女子ソフトボールクラブチームCitrineシトリンSHIMANEしまねが参戦する、第59回日本女子ソフトボールリーグ第3節島根大会が9月5日、6日の2日間、加茂中央公園野球場にて開催されます。今節は、全12チームのうち6チームにより合計6試合が行われる予定であり、日本リーグの選手によるレベルの高いプレーが間近で見られる機会となっております。地元開催でのCitrineシトリンSHIMANEしまねの活躍を大いに期待し応援して参ります。市民の皆様におかれましても、観戦とあたたかいご声援をお願いいたします。

続いて、加茂岩倉遺跡銅鐸出土30周年記念事業についてであります。

加茂岩倉遺跡では、平成8年10月14日に弥生時代の銅鐸39個が発見されました。全国最多となる39個もの銅鐸が出土したニュースは、大きく報道され、日本中から注目を浴びました。

本年は、加茂岩倉銅鐸の発見から30周年の節目にあたります。これを記念いたしまして10月10日に加茂文化ホールラメールで、加茂岩倉銅鐸の意義を広くアピールするためシンポジウムを開催し、10月24日には加茂岩倉遺跡史跡公園と加茂文化ホールラメールで、古代体験などを通して楽しく歴史に親しめる“加茂岩倉遺跡まつり”を開催いたします。

古代出雲歴史博物館・荒神谷博物館など関係する機関とも連携して、雲南市の古代文化の魅力を感じていただけるイベントとなるよう取り組んで参ります。

続いて、田井小学校「緑の少年団」最優秀賞受賞についてであります。

このたび、第37回島根県緑の少年団活動発表交流集会において、「田井の自然は本当に豊かで美しいのか」をテーマに、環境の調査活動やそれを踏まえた保護活動、その成果をまとめたハンドブックの作成を行った田井小学校が最優秀賞を受賞し、来年度秋田県で行われる全国緑の少年団活動発表大会に島根県代表として推薦されました。

田井小学校の今回の受賞は、地域にある豊かな自然や豊富な人材を積極的に教育活動に取り入れ、地域と学校が密接にかかわった学習を継続してきた成果の一つであると考えており、お喜びと激励を申し上げます。

続いて、「雲南市二十歳の集い」の開催についてであります。

去る8月14日、三刀屋文化体育館アスパルにおいて、「雲南市二十歳の集い」を開催いたしました。当日は、245名の参加があり、代表して、三刀屋町の 白築しらつき あおいさんが、「社会の一員として自覚を持ち、それぞれの目標に向け前進するとともに、雲南市の発展のために努力します。」と挨拶され、二十歳の節目に誓いを新たにされました。

二十歳を迎えた方々には、これからの社会を創る主人公として、ふるさと雲南市の誇りを胸に、ご活躍されることを期待するところであります。

続いて、国際交流員の新規着任についてであります。

7月まで国際交流員としてご活躍いただいたスーキ・ジャンさんの後任としてアメリカ合衆国ケンタッキー州からペイトン・クイン・オーニーさんをお迎えし、8月から着任していただきました。日本語が堪能なペイトンさんには、今後学校訪問や地域での交流活動等を通じ、市民の皆様と接する機会をできるだけ設け、国際交流の推進を担っていただくことを期待しております。

続いて、永井隆平和賞についてであります。

本年も6月1日から7月27日にかけて「愛」と「平和」をテーマとした作文を募集したところ、全国から842点の作品が寄せられました。

厳正な審査の結果、市内からは小学校低学年の部で2作品が佳作に選ばれたところであります。

来る9月13日には木次経済文化会館チェリヴァホールにおいて「第36回永井隆平和賞発表式典」を開催し、受賞者を表彰し、作品を発表していただく予定としております。是非多くの市民の皆様にご来場いただき、平和について改めて考える機会となることを期待しております。

次に、「えすこに創る」に関わることについてであります。

まず、米価について述べます。

去る、8月24日、JAしまねが決定する令和8年産米の主要品種の概算金が発表されました。主力のコシヒカリの1等米、60キログラムあたりは1万6千円となっており、令和7年産米の概算金と比較いたしますと、マイナス1万2千円、約44パーセントの減と大幅な下落となっております。

令和7年産は、全国的な米の需給逼迫を背景に概算金が過去最高水準となりましたが、今年産につきましては、令和7年産の在庫の増加や需給環境の変化を受け、一転して大幅な下落となったものであります。

この概算金の水準は、農家の皆様の収穫直後の経営に直結するものであり、来年以降の営農継続意欲にも深刻な影響を及ぼすことが懸念されます。中山間地域である本市にとって農業は地域経済・集落維持の根幹をなしており、農業経営の危機は、離農や耕作放棄地の拡大、ひいては集落機能の低下に直結するものと考えます。

市といたしましては、これまで奥出雲町、飯南町とともに、県に対し早期の備蓄米買戻し等を国に要請するよう緊急要望を行うとともに、県市長会において、米の価格安定と需給調整に係る緊急決議を行って参りましたが、今回の概算金の提示を受け、改めて市内農業経営者への影響について実態把握を行うとともに、島根県とも緊密な連携を図りながら、必要な対策を国に求めて参ります。

続いて、神原企業団地の造成事業についてであります。

神原企業団地につきましては、これまでに3区画の分譲を行っており、取得された市内企業におかれましては、生産拡大や直売機能の充実に向けた工場等の整備が進められております。これらの取り組みは、企業のさらなる成長はもとより、地域経済の活性化や雇用の創出にもつながるものと期待しているところでございます。

また、現在着手しております第2期B工区につきましては、遺跡調査も終了し、土砂搬出を進めているところであります。早期分譲開始の実現に向け、引き続き関係機関との調整を図りながら、着実に事業を推進して参ります。

続いて、神楽の宿の屋根の改修完了についてであります。

今年の3月から工事に着手していた神楽の宿の屋根の改修工事が、さきごろ無事に完了し、8月29日には地元実行委員会による夜神楽が開催されたところです。

工事期間中は地域の皆様をはじめ、関係者の皆様には多大なるご理解とご協力を賜り、心より感謝を申し上げます。

今回の工事により、トワイライトエクスプレス瑞風の立ち寄り観光など市内外からの観光客を受け入れる環境も改善したところであります。今後は、この新しく生まれ変わった神楽の宿で出雲神楽をはじめとする、地域文化創造・向上の場として、本市の交流人口の一層の拡大につながりますよう、大いに活用して参りたいと考えております。

続いて、尾原ダムにおける発電施設の整備についてであります。

国土交通省が推進する、治水機能の強化と水力発電の促進を両立させる「ハイブリッドダム」事業の一環として、尾原ダムでの発電施設整備が進められております。

このたび発電事業を行う事業者に島根県企業局が最優秀事業者に特定され、運用開始に向けた基本協定が去る7月28日に国土交通省との間で締結されました。島根県企業局は、「取組の全てを、地域への貢献と県民サービスへ還元」をコンセプトとして令和13年3月の運転開始をめざし取り組まれます。

本市においても今後の地域振興策について、地元や関係機関と協議を進め水源地域の活性化に取り組んで参ります。

続いて、脱炭素社会の実現に向けた取り組みについてであります。

本市の脱炭素の取り組みにつきましては、雲南市脱炭素社会実現計画に基づき、市民や事業者の皆様と連携・協働しながら、着実に進めているところであります。その一環として、来る10月12日には地域と連携し、木次駅周辺で開催される秋の賑わい市に合わせ、木次経済文化会館チェリヴァホールで脱炭素フォーラムを開催いたします。当日は、事業者の皆様のご協力を得て、電気自動車の活用や窓の断熱体験、省エネ家電の紹介など、市民の皆様が脱炭素を身近に感じ、実際に体験していただける機会を設けることにより、日常生活における市民の皆様の主体的な取り組みが生まれ、定着するよう取り組んで参ります。

また、エネルギーコストや効果などのエネルギー転換の意義を確認していただくため、地域向けの学習会を10月から市内3か所の交流センターにおいて開催していく予定であります。その他、事業者向けのセミナーも予定しており、今後も市民の皆様、事業者の皆様とともに、脱炭素社会の実現に向けて取り組んで参ります。

最後に「行政経営」についてであります。

まず、財政状況について述べます。

令和7年度普通会計の歳出決算額は、早期完了をめざしながら進めている災害復旧事業をはじめ、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金などを活用した物価高騰対策や、令和6年度予算からの繰越事業となる、公共施設解体撤去事業、ふるさと融資による資金貸付事業などの事業実施に伴って347億4千9百万円余、前年度比9.8パーセントの増加となりました。

一方、税収の伸びや交付税の確保等により、経常収支比率は95.6パーセントと2.0ポイント改善するとともに、財政健全化判断比率の実質公債費比率も、対前年度比0.4ポイント減の10.7パーセントとなり、また、財政調整基金、減債基金ともに積み増すことができたところであります。

しかしながら、今後も物価・人件費の上昇に伴う歳出増の圧力が高まるとともに、公債費の増加が見込まれることから、依然として予断を許さない状況であると認識しております。

そうしたことから、試行的ではございますが、新規拡充事業、見直し・スクラップ事業などの政策判断を要する案件について、「サマーレビュー」として新年度の予算編成に先立ち、より早い段階での方向性の整理を実施し、具体的な歳出削減を図るなどの取り組みを始めているところです。今後の財政運営につきましては、一層の財源の確保に努めるとともに本市の財政状況に大きな影響を与える地方交付税の水準を慎重に見極めながら、地方債の発行と償還のバランスを図りつつ、引き続き健全財政の維持に努めて参ります。

続いて、補正予算についてであります。

一般会計は、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業施設整備事業補助金3千9百万円余、市道多久和六重線災害復旧事業3千2百万円、林地崩壊防止事業3千万円、各種事業補助金等返還金として1億3千7百万円余の追加などを計上しております。

また、特別会計等におきましては、国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計、水道事業会計、下水道事業会計、病院事業会計で、それぞれ事業内容の変更等に伴う補正予算を計上しております。

そのほか、議案として、条例3件、一般事件7件、同意事項1件、認定事項6件、諮問事項3件、報告事項8件を提出しておりますので、慎重にご審議いただき、可決賜りますようお願い申し上げ、開会にあたっての施政方針といたします。

 

令和8年9月3日         

雲南市長  石 飛 厚 志  


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