2019年10月1日から公の施設の使用料が変わります
公の施設の使用料が変わります
雲南市の公の施設の使用料は2009年度(平成21年度)に改定して以降、10年間そのままの金額となっています。一方で、施設の維持管理経費(※1)はこの10年間で約7.8%増えています。
雲南市では昨年度、現在の維持管理経費や施設の稼働状況(※2)に基づいて使用料の見直しを行ないました。併せて2019年10月1日に予定されている消費税率の10%への引き上げに伴う改定も行ないます。
利用される皆さんのご理解をよろしくお願いします。
※1 光熱水費や施設を直すのに必要な費用
※2 施設が開いている時間に対して、実際に施設が使用された時間の割合
例:のべ3,000時間開館していた施設が1,500時間使用された場合の稼働率は50%となります
使用料改定の基本的な考え方
(1)受益者負担の原則
施設を利用される方と利用されない方との負担の公平を図るため、施設を利用される際には使用料の負担をお願いします。
(2)使用料の根拠の明確化
施設の使用料は、施設の「維持管理経費」や「稼働状況」などを基に計算しています。(維持管理経費については後述の項目をご覧ください)
施設の維持管理経費の状況
施設の種類 | 維持管理経費 (平成29年度) |
維持管理経費 (平成19年度) |
増加額 | 使用料等の収入 (平成29年度) |
貸館 交流センター |
1億6,166万円 | 1億4,644万円 | 1,472万円 | 2,066万円 |
ホール | 1憶2,163万円 | 1億1,437万円 | 726万円 | 927万円 |
体育施設 | 8,761万円 | 8,279万円 | 482万円 | 871万円 |
合計 | 3憶7,040万円 | 3憶4,360万円 | 2,680万円 | 3,864万円 |
平成29年度の施設の種類ごとの維持管理経費、増加額や使用料の状況は上の表のとおりです。
市民の皆さんにご負担いただいた使用料は維持管理経費に充て、不足する部分は税金で補っています。
使用料設定のポイント
○上記のとおり、使用料の単価は施設の維持管理経費や施設の稼働状況などを基に計算しています。
○施設の建設費用は、使用料の計算の対象にはしていません。
○使用料は施設の種類と部屋の大きさなどに応じて設定しています。
○市外の方が貸館施設、交流センター、体育館を使用される場合は使用料が100%上乗せ(2倍)になります。(一部例外あり)
○施設を営利目的で使用される場合は使用料が100%上乗せ(2倍)になります。
○「市外の方」が「営利目的」で使用される場合は使用料が200%上乗せ(3倍)になります。
使用料が変更となる施設
施設の種類 | 使用料の改定を行う施設 |
貸館施設・交流センター (大東町) |
向島集会所、大東ねんりんセンター、大東町地域福祉センター(おおぎ)、大東健康福祉センター、大東農村環境改善センター(桂荘)、海潮コミュニティセンター、大東地域交流センター(大東交流センター)、春殖交流センター、幡屋交流センター、大東農業構造改善センター(佐世交流センター)、阿用交流センター、久野生活改善センター(久野交流センター)、海潮基幹集落センター(海潮交流センター)、塩田交流センター |
貸館施設・交流センター (加茂町) |
加茂集会所、加茂健康福祉センター(かもてらす)、加茂交流センター |
貸館施設・交流センター (木次町) |
新市中央集会所、生き甲斐と創造の作業場、漆仁の里交流館、木次町郷土文化保存伝習施設(槻之屋伝習館)、木次勤労者総合福祉センター(サンワーク木次)、木次林業総合センター、勤労青少年ホーム、尾原地域づくり支援センター、木次町高齢者コミュニティセンター、市役所本庁舎会議室、八日市地域福祉サブセンター(八日市交流センター)、三新塔地域福祉サブセンター(三新塔交流センター)、下熊谷地域福祉サブセンター・木次就業改善センター(下熊谷交流センター)、斐伊交流センター 斐伊高齢者活動促進施設、木次農村環境改善メインセンター(日登交流センター)、西日登交流センター・西日登高齢者活動促進施設、木次農村環境改善サブセンター(温泉交流センター)、温泉高齢者活動促進施設 |
貸館施設・交流センター (三刀屋町) |
飯石生活改善センター、根波生活改善センター、三刀屋健康福祉センター、中野多目的集会センター、三刀屋農村環境改善メインセンター(三刀屋交流センター)、三刀屋転作研修センター(一宮交流センター)、雲見の里文化伝承館(飯石交流センター)、三刀屋農村環境改善サブセンター(鍋山交流センター)、中野交流センター |
貸館施設・交流センター (吉田町) |
吉田健康福祉センター、吉田林業総合センター、吉田町生涯学習交流館、高齢者創作活動施設「稲わら工房」、吉田農村環境改善センター(吉田交流センター)、民谷交流センター、吉田ふるさとセンター(田井交流センター) |
貸館施設・交流センター (掛合町) |
掛合まめなかセンター、掛合総合営農指導センター、入間コミュニティセンター(ふれあいセンター)、入間集会センター、掛合交流センター、多根交流センター、松笠交流センター、波多交流センター、入間交流センター |
貸館施設 (市内全域) |
旧学校等施設内各室 |
ホール | 古代鉄歌謡館、加茂文化ホール(ラメール)、木次経済文化会館(チェリヴァホール)、三刀屋文化体育館(アスパル) |
体育館 | 大東公園体育館、大東体育文化センター、幡屋体育館、加茂中央公園B&G海洋センター(ラソンテ)、木次体育館、斐伊体育館、三刀屋文化体育館(アスパル)、吉田勤労者体育センター、掛合体育館、掛合体育振興センター、学校施設屋内運動場、旧学校等施設屋内運動場 |
プール | 木次水泳プール、寺領水泳プール、温泉水泳プール、西日登水泳プール、斐伊水泳プール、加茂中央公園B&G海洋センター(ラソンテ) |
陸上競技場 | 大東ふれあい運動場陸上競技場 |
運動場 公園 野球場 テニスコート 運動広場 |
大東公園、加茂中央公園、木次運動場、斐伊運動場、斐伊川河川敷公園、健康の森、日登高齢者交流施設、斐伊高齢者交流施設、木次農村環境改善センター附属日登市民運動場、三刀屋明石緑が丘公園、鉄とアクションとグリーンシャワーの森・栃山エリア、掛合野球場、学校施設屋外運動場、旧学校等施設屋外運動場 |
使用料の計算方法
施設の使用料は「施設の種類ごとの単価」に「面積」をかけることで計算しています。
施設の種類ごとの使用料単価
施設の種類 | 単位 | 施設使用料 | 備考 |
貸館施設 交流センター |
1時間 | (税抜) 面積×9.815円 |
・冷暖房費を含んだ使用料です。冷暖房を使用しない場合は別途設定します。 ・同規模の部屋は同じ使用料とします。(30平米未満を最小単位として、以降20平米刻み) |
ホール | 1時間 | (税抜) 面積×5.85円 |
・冷暖房費は使用料に30%上乗せします。 ・ホール施設に付属する会議室等の使用料は貸館施設に準じます。 |
体育館 (一般型)※ |
1時間・バレーコート2面 | 2,030円 | ・冷暖房費は使用料に30%上乗せします。 ・半面使用の場合は半額とします。 |
体育館 (地域密着型)※ |
1時間・バレーコート2面 | 1,150円 | 同上 |
体育館 (個人使用) |
1時間 | 中学生まで 50円 高校生以上 110円 |
・個人使用が可能な体育館が対象です。 |
プール (団体使用) |
1回(4時間) | 3,300円 | |
プール (個人使用) |
1回(4時間) | 幼児 無料 中学生まで 60円 高校生以上 190円 |
|
陸上競技場 (団体使用) |
1時間 | トラック 1,300円 フィールド 1,300円 照明施設 4,350円 |
・照明施設は使用料に上乗せします。 |
陸上競技場 (個人使用) |
1時間 | 中学生まで 50円 高校生以上 100円 |
同上 |
野球場 | 1時間 | 芝グラウンド 1,300円 土グラウンド 1,080円 一般照明 7,070円 簡易照明 4,350円 ボード・本部席 870円 |
・照明施設、ボード・本部席は使用料に上乗せします。 |
テニスコート | 1時間・1面 | 芝コート(上) 540円 芝コート(普通) 430円 砂コート 320円 照明施設 540円 |
・照明施設は使用料に上乗せします。 |
運動広場 | 1時間 | 広場(大) 650円 広場(中) 540円 広場(小) 430円 照明施設 540円 |
同上 |
※ 体育館のうち、「一般型」に分類されるのは大東公園体育館と三刀屋文化体育館です。「地域密着型」に分類されるのは、一般型を除く、主に地域の皆さんが利用される体育館です。
使用料一覧表(新旧対照表)
各施設の具体的な使用料はこちらをご覧ください。
ご注意いただきたいこと
9月30日以前に施設の使用を予約された場合でも、実際の使用日が10月1日以降であれば改定後の使用料が適用されますのでご注意ください。
お問い合わせ先
- 総務部 行財政改革推進室
- 〒699-1392
島根県雲南市木次町里方521-1 - Tel 0854-40-1021
- Fax 0854-40-1029
- gyouzaiseikaikaku@city.unnan.shimane.jp
(注意)メールアドレスの「@」は半角「@」に書き換えてください。